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2007/03/16
東京・有楽町マリオン前で松岡農水相糾弾街頭演説会
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 民主党は16日夕方、東京・有楽町マリオン前で、説明責任を果たさない松岡農林水産大臣に対する糾弾街頭演説会を行った。

 司会者としてマイクを握った国民運動委員長代理の田村謙治衆議院議員は、民主党は松岡農水相の事務所費問題含め様々な問題について議会で徹底的な論戦を展開しているが安倍首相をはじめとする与党はのらりくらりとかわすだけで闇に葬り去ろうとしている」と批判。
 
 同じく国民運動委員長代理の蓮舫参議院議員は、「民主党は『政治とは生活である』の視点で、無駄遣いすることなく(国民のみなさんが)本当に望んでいるところに税金を遣う」とまず主張。不平等な格差と、政治とカネの問題の是正を第一に国会論戦繰り広げていることを表明した。また、中井洽衆議院議員の問題についても言及。「誤解を与えるようなニュースは残念」としながらも、訂正の届けを15日に総務省に提出するなど、間違いを正す姿勢が民主党と自民党との違いであることを強調した。

 続いて国民運動委員長の野田佳彦参議院議員は、佐田元行革担当大臣に始まり、久間防衛大臣、伊吹文部科学大臣など不適格な大臣ばかりの安倍内閣においても、松岡農水相は特に問題であると指摘。「説明責任を果たさない人は責任をとるべきだ」と主張した。

 また、「適切という言葉をここまで貶めた政治家はいない。適切を不適切に濫用としている」と、嘘に嘘を重ねる松岡農水相に対して証人喚問を要求する方針を表明。集まった観衆の中から「そうだそうだ」と熱い支持の声と大きな拍手が沸き起こった。さらに、民主党は現在の「政治資金規正法」の不備を質すために改正案を提出したことを改めて述べ、法案が通らない場合も民主党のルールとして、4月1日から実行することを明らかにした。

 鈴木寛参議院議員は、来週から始まる都知事選挙について触れ、「情報公開と徹底した議論の積み重ねがあらゆる政策にとって大事」であると主張。「これからの4年間を隠蔽体質の石原都政に任せていいのか」と訴えた。

 最後に田村議員は「政治家はお金に汚いという国民不信を払拭するためにも民主党は努力していくのでご支援を賜りたい」と呼びかけ、街頭演説会を締めくくった。

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