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2007/03/20
【衆院本会議】責任放棄と雇用保険法改正案に反対討論 柚木議員
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 柚木道義議員が、衆議院本会議で20日午後、雇用保険法の改正案の反対討論に立ち、政府の雇用政策への責任放棄、必要な人に給付がなされない、雇用保険料の無駄遣いが放置されている点を挙げた。また特に、松岡農水相の「今どき水道水を飲んでいる人はいない」との発言を取り上げ、柳澤厚労相の委員会での「松岡農林水産大臣は何か誤解されている」との発言とあわせ、閣内不一致であると指弾した。

 まず、柚木議員は、国庫負担額が55%に削減した点を挙げ責任放棄であると指摘した。さらに、一般被保険者の自己都合離職者の受給資格期間が6ヶ月から12ヶ月に延びたことを指摘し、必要な人に給付されなくなり、「受給資格が発生しないで失業保険がもらえなくなる人が続々と出てくるという『新たな社会問題』が生まれてしまう」と糾弾した。

 雇用保険の無駄遣いに関して、雇用福祉事業だけが廃止され、労災保険の労働福祉事業が形を変えて存続していることを挙げ、「改革の看板倒れ」であるとした。

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