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2007/03/22
菅代表代行、北海道から日本を変えようと訴える
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 北海道道知事選挙が告示された22日午前、菅直人代表代行は札幌市内で街頭演説を行い、「小泉・安倍内閣と続いてきたこの6年間の自民党政権で、日本の格差社会がいっそう進んだ。日本を変えるために、ここ北海道から始めよう」と、演説に聞き入る聴衆を前に大きな声で訴えた。

 菅代表代行は演説の中で、「これからの戦いは、日本の進路を決める戦いになる。それが日本の各地で始まろうとしている。是非皆さんのお力を貸していただきたい」と、民主党の前進へ向けての支持をまず呼びかけた。

 続いて、「この6年間の日本社会の変化を皆さんはどのように思うか。小泉・安倍と続いた自民党政権は、ここ北海道をはじめ、地方を切り捨ててきた」と指摘。強者の論理で社会構造を変えようとする価値観が現在の格差拡大の原因となっているとの見方を示し、弱者を切り捨てる自民党政治を厳しく批判した。
 
 そして、菅代表代行は、競争の論理は貿易立国日本としては重要だが、勝利するためには多くのものを失い、格差の拡大だけを招くとして、目的と手段が逆転していると指摘。「安心できる生活をおくる、安心して子どもを産み育てることができる社会を創る、そのために地場産業を生かしていく」と述べ、そうした地域振興策を構築していくのが本来の政治の役割だと訴え、北海道から日本を変えようと、民主党へのさらなる協力を訴えた。

 街頭演説会には、およそ1000人の聴衆が集まり、足を止めて民主党の訴えに耳を傾けた。また、民主党所属の北海道選出議員を中心に多く衆参国会議員も駆けつけ、それぞれ支援、支持を訴えた。

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