国際協力事業団(JICA)の招待で来日しているグルジアの国会議員団12名が3月23日、民主党本部を表敬訪問し、岩國哲人国際局長と会談した。
岩國局長は、この大変珍しい代表団の来日を歓迎し、先般行ったグルジア大統領の来日に続いての今回の訪問について「グルジアと日本の交流が活発になっていることを示してる」と喜んだ。
グルジア側からは「まだ若い国だが、民主主義の下で国を作っていきたい。そのプロセスには政党の存在が不可欠」との発言があり、民主党の地方組織、支持層などについて質問があった。それに対して、岩國局長は民主党の支持層について、「元の支持層の多くは都市部の労働者であったが、最近、それが変わってきて、農村地域にも支持者が増え、今こそが党としてのチャンスだ」と説明した。
また、憲法改正や自民党と民主党の違いなどの問い合わせに対しては、それぞれ丁寧に応じ、会談は和やかな雰囲気で終わった。なお、会談には奥村展三、近藤昭一両衆議院議員が同席し、歓迎の挨拶を行った。
|