民主党和歌山県総支部連合会は28日、この夏の参議院議員選挙に和歌山県選挙区より党公認の立候補予定者に、阪口直人さんを擁立することを決定し、小沢一郎代表とともに、発表会見を開いた。
阪口直人さんは昭和38年生まれの43歳。早稲田大学教育学部を卒業。国連選挙管理員としてカンボジアやモザンビークで活動してきた。
会見で阪口さんは、政治に携わることになった理由について、この海外体験があるとし、活動中に日本政府の問題ある援助の在り方が見えてきたことに言及。また、日本自体も不公正な社会になっていることなどを挙げながら、「日本の歴史の分岐点となる参院選に全力で取り組み、日本を変えていきたい」と表明した。
同時に、環境と人に投資し、経済活性化を実現する「和歌山復活ビジョン」をはじめ、子育て・教育に力点をおいた「人間開発ビジョン」、「平和構築ビジョン」など、自らの3つの政策を発表した。
小沢代表は、「阪口君は、両親ともに和歌山県の出身で、本人は今までの経験を生かし、この故郷和歌山のために頑張ると決断した。県連をはじめ、本部も県民からの理解、支援が受けられるよう、全力で応援していく」と話し、最大限応援していく意向を示した。
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