トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2007/03/29
松岡疑惑追及チーム発足 初会合開き調査方針を検討
記事を印刷する





 民主党はじめ社民、国民新の野党3党は29日、国会内で、松岡農林水産大臣の光熱水費などの事務所費問題及び特定非営利活動法人(NPO法人)申請の審査をめぐり内閣府に働き掛けたとされる問題に絞って調査を行う「疑惑追及チーム」の初会合を開いた。

 会合の冒頭、平野博文国会対策委員長代理は、「松岡問題は国民の政治不信を招いている最大の問題」と指摘。そうした認識がなく、いまだに説明責任を果たそうとしない松岡農水相に対し、問題を追及していこうということを野党3党幹事長が会談で合意。との考えの下、同日午前中に開かれた野党3党国対委員長会談を経て、発足に至ったことを改めて説明した。「国民のみなさまのためにも疑惑をしっかりと追及していく」と表明した。

 会合後の会見で平野委員長代理は、「松岡疑惑追及チーム」を、チームの座長には民主党の馬淵澄夫衆議院議員が就任し、平野国対委員長代理は担当責任者となることを発表した。

 平野国対委員長代理は、「予算、農水各委員会で松岡農水大臣の事務所費、光熱費問題を追及してきたが、まだ疑惑は晴れない。今後は馬淵座長を中心として、各党の委員会での議論などを精査して、しかるべき時期を見て水の問題、NPO口利きの問題などを詳しく調べるため、調査隊を出す」との考えを示した。

 さらに今後は、定期的に各党で集めた資料を持ち寄り、議論を重ねる会合を開くことを明らかにした。次回の会合は来週中に行う予定で、それまでに具体的な調査対象などを絞り込んだタイムテーブルも示す意向を表明した。

 追及チームのメンバーは以下の通り。
民主党  松木謙公、高山智司各衆議院議員、芝博一参議院議員
社民党  保坂展人衆議院議員、近藤正道参議院議員
国民新党  糸川正晃衆議院議員、長谷川憲正参議院議員

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.