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2007/03/29
判決を真摯に受け止め原告団救済を 菅直人代行
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 菅直人代表代行は29日午後、党本部で会見し、C型肝炎訴訟問題、公務員制度改革などについて語った。

 菅直人代表代行は、会見に先立ち29日昼、厚生労働省前で抗議の座り込みを行っているC型肝炎訴訟原告団を激励に訪れたことを報告。薬害エイズ問題と構造はほとんど同じ、との認識を示しながらも、「今回は裁判で(国と薬品メーカーの責任が明らかとの)判決が出ているにも関わらず争おうとしており、そうなると治療、支援を受けられないまま命を短くする危険性も高く、厚生労働省、厚生労働大臣、安倍内閣のこの問題に対する対応は許されない」と厳しく批判した。

 公務員制度改革については、「問題の本質は、国や役所の権限を使い、天下りを受け取るところに官製談合をはじめ便宜を図っていることである」と言明。「人材バンク議論は問題のすりかえに過ぎず、本質から外れている」と指摘し、「民主党としては、天下りそのものを根絶する」と天下り根絶に対する意識の違いを示した。また、「天下りを受け入れた業者には国の発注は行わないという原則をつくるべき」との自論も含め、「実際になくすための方策をしっかりと提案していきたい」と力強く語った。

 告示から1週間が経過した東京知事選にも言及。「石原氏の魅力は傲慢さを隠さないところにあったが、今は傲慢隠しで選挙を戦っている」との感想を述べ、選挙が終わったら元に戻るのは明らかであり、有権者に対しては「惑わされない選択を」と求めた。

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