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2007/03/30
「情報公開は民主主義の最も重要な課題」 菅代表代行
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 菅直人代表代行は、東京都議会議員の補欠選挙が告示された30日午前、東京都世田谷区の祖師ヶ谷大蔵駅前で街頭演説を行った。早朝からの雨が止み、澄みきった青空の下で菅代表代行が挨拶をすると、多くの地元区民が足を止め、都政への熱い思いに聞き入った。

 4月8日に投票が行われる東京都知事選挙については、争点は情報公開であると言明。「お金の使い方が最もクリアである」として、高く評価された県政を担ってきた民主党が応援する候補者と、情報公開に対し極めて消極的な現職の候補者とを比較し、「情報公開の意味の大きさは民主主義そのものの度合いである」との見解を示した。さらに薬害エイズ問題を例に挙げ、「少なくとも間違ったことをやったときにいち早く有権者、国民に情報公開していれば早急に正すことができ、被害者はもっと少なかったのではないかと残念に思う」と述べ、情報公開の必要性を強く訴えた。

 菅代表代行は、自身も含め「東京は田舎の人が集まり、また帰っていく人がいる中で成り立っている」と言及。その中では、東京だけでなく、日本の中で東京というスタンスに立ち、東京のあるべき役割を考えていく姿勢こそが求められていると語った。

 最後に改めて情報公開は民主主義の最も重要な課題として、「透明な情報公開のもと新しい都政をスタートさせていこう」と呼びかけた。

 

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