参議院沖縄県選挙区の補欠選挙が告示された5日午前、菅直人代表代行は沖縄県那覇市内で演説し、格差を広げる自公政権にNOを突きつけようと、多くの聴衆を前に力強く訴えた。
菅代表代行は、小泉・安倍政権と続く中で悪化する労働環境や地域格差の問題、そして安倍政権になってから危険な方向にアクセルを踏んでいる政治の現状を挙げ、鋭く批判した。特に、沖縄の現状を踏まえ、一部の大都会のみが景気回復している現状、地域に手を差し伸べない地方の切捨ての政策を批判した。
夏の参議院選挙にも触れ、他の野党との協力を踏まえ、「参議院での与野党逆転、さらに政権交代をかける」として、民主党の意気込みを強く語った。
街頭演説ではまた、山岡賢次、鈴木克昌両衆議院議員、喜納昌吉参議院議員(沖縄県連会長)も民主党の政策を訴えた。
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