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2007/04/11
沖縄の諸問題を引き続き追及する 沖縄調査後に菅代行
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 沖縄振興事業をはじめ様々な問題に関して調査に訪れた民主党沖縄調査団(団長:菅代表代行)は11日、沖縄県下を精力的に見て回った。

 視察を終え、那覇空港内で会見した菅代表代行は、沖縄電力の問題について「公的な立場の電力会社が事実関係を把握、公表していなかったことは問題だ」と指摘。沖縄科学大学院大学については「科学技術の発展の面から見れば大きな夢」と、設立そのものには理解を示した上で、実際の計画については「立地を含めてかなり心配であり疑問を抱いた」と率直な感想を述べた。

 大島敦衆議院議員も「具体性が見えず、走りながら考えている状態」と、印象を語った。

 菅代表代行はまた、沖縄振興事業についても「米軍基地問題をリンクさせる『アメとムチ』的に使われているとすれば好ましくないし、本来の沖縄振興の趣旨に反する」と指摘。民主党としては、沖縄振興に資するものであるかを第一に今後も監視していく方針を表明した。

 さらに馬淵澄夫衆議院議員は、午後には一行と分かれ、北部振興策事業について新たな情報提供者と面会、単独調査したことを報告。政治家の関与を含めた内部資料の存在にも言及し、しっかりと精査した上で「沖縄の県民に資する北部振興策とはどういうものなのか、どうあるべきなのか」を民主党として国会審議でも追及する意向を明らかにした。

 なお、会見は内山晃衆議院議員が司会進行を務めた。

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