●党の活動する姿示し、国民の審判を待つ
民主党は28日午前、国会内で常任幹事会を開き、自自公の暴挙で不正常な状態に陥っている国会情勢を受け、今度どう活動していくのか指針をまとめた。
この活動指針は午後の両院総会で諮られ、全国会議員で取り組んでいくことを確認した。
総会では、仙谷企画局長が活動指針について説明、
(1)ハイジャックされ、私物化された国会の刷新を求めるため、新たに『解散・総選挙を求める運動本部』(本部長・鳩山代表、事務総長・羽田幹事長 名称は仮)を設置する。
(2)この土〜日曜は全国の街頭で各自が自自公の横暴を訴える。
(3)31日に都内で「もう一つの国会」と「民主党緊急全国党員集会」を開く。
(4)2月3日「もう一つの予算委員会」を開く
(5)それ以降に「もう一つの中央公聴会」「もう一つの地方公聴会」を開く。(6)解散要求署名運動を展開していく
――の6点を挙げた。
菅政調会長はこれらの活動について、「本物の国会を別にもう一つつくり、国民のみなさんとしっかり議論していくということ」と説明。
鳩山代表も「もう一つの国会を動かし、その活動を見ていただいて、自自公と私たち民主党のどちらが国民のことを思う政権たりうるのか、国民のみなさんの審判を待ちたい」と強い意欲を見せた。
開催時間、場所等が決まっている動きは次の通り
◆ もう一つの国会
1月31日(月)午後1時〜
◆ 民主党緊急全国党員集会
1月31日(月)午後2時30分〜
会場はともに都内の「憲政記念館」大講堂
千代田区永田町1-1-1 電話03-3581-1651
地下鉄千代田線・丸の内線「国会議事堂前」駅から10分
有楽町線・半蔵門線「永田町」駅より歩いて5分
|