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民主党『次の内閣』は１３日昼、国会内で臨時の閣議を開き、同日午後に行われる本会議で採決が予定されている国民投票法案の与党修正案に反対することを確認した。
冒頭挨拶に立った鳩山由紀夫ネクスト国務大臣（幹事長）はまず、自民党との間で粘り強く、幅広い理解を得られる法案作りに尽力してきた枝野幸男党憲法調査会長に敬意を表し、その上で、最終局面においての与党の強行採決という結果は「将来に大きな禍根を残すことになる」と述べ、与党の姿勢を厳しく批判した。民主党としては「この悔しさをバネに国民に向けて正しい主張を発信し続け、理解を求めることが大事である」として、政権交代の必要性を強く訴えた。
枝野幸男党憲法調査会長は、民主党憲法調査会として国民投票法案の与党修正案に反対すべきとの結論を得た旨報告し、閣議としてこれを了承した。また、参議院において対案を提出する場合は、衆議院に提出した民主党修正案と同趣旨のものである場合は決裁を幹事長、政調会長、憲法調査会長に一任した。
閣議後の記者会見で松本剛明ネクスト官房長官（政策調査会長）は、長きに渡る議論の積み重ねをこの半年で無にしてしまったことの要因として、安倍首相が憲法に関して（１）広範な合意形成をすべきものを政党間の問題、選挙の争点にしたこと（２）立法府の仕事を行政府の長として介入したこと（３）改憲と国民投票手続きをリンクさせたこと― の３つの間違いを犯したことであると厳しく批判した。
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