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2007/04/19
【衆院本会議】安倍内閣の姿勢を強く批判 少年法改正で高山議員
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 高山智司議員は、19日午後の衆議院本会議で少年法改正案について反対討論に立った。高山議員は、この1週間で、国民投票法案、米軍再編促進法案、さらに、この少年法改正案の3回も強行採決がなされたことに「安倍内閣の強硬姿勢に強く抗議する」とした。

 また、少年に厳罰で臨み、小学生を少年院に入れるのもやむを得ないとする今回の改正を、「大人の責任を放棄した無責任なもの」と批判した。

 具体的には、触法少年を警察が独自の判断で調査・事件送致できるとしている点、少年への質問に際して当然の権利である黙秘権告知の権利を保障していない点、少年院送致の年齢をおおむね12歳として、小学生も少年院に入れようとしている点、保護観察処分のなかで、朝起きてこないなどの些細な理由で少年院送致できるなど「二重処罰」の疑いが晴れない点、児童相談所を軽視している点などを挙げ、欠陥法案、欠陥修正であると批判した。

 また、委員会運営、強行採決に関して、与野党の共同修正の機運が高まっていただけに、残念な結果であるとした。

 改正案は、修正議決された。

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