小沢一郎代表は5日午後、盛岡市内で記者会見し、達増拓也前衆議院議員が岩手県知事に転出したことにより行われる衆議院岩手1区補欠選挙(夏の参院選と同日投開票)に、大手証券会社社内弁護士の階猛(しな たけし)さんを公認候補として擁立すると発表した。
達増前衆議院議員(現知事)は階さんについて、「金融と法律について全国トップクラスの能力と専門性を身につけ、地域の高校と大学では野球部員として努力と根性で活躍、さらに弁護士会の犯罪被害者救済チームの副委員長として弱者の目線から法制度の改革という立法作業にも参画している、即戦力としてベストの人材である」と紹介。これを受けて小沢代表は、「みなさんの期待に応えることができるよう、誠心誠意そして一所懸命に、郷里のため、また国のために今後活躍すると、大いなる使命感をもって頑張ってもらいたい」と期待感を示した。
階さんは「この岩手がもつ素晴らしい人材と素晴らしい環境に関して、もっと誇りを持って頑張っていけば、格差の問題も解消されるのではないかと思う。そうなるよう公共のために私も微力ながら働きたいとかねがね思っていた」と、立候補の決意を表明した。
このあと、達増前衆議院議員から後継者の階さんへ「勝負ネクタイ」の引継ぎが行われた。
なお、会見には 県連代表の工藤堅太郎参議院議員、副代表の平野達男、主濱了両参議院議員も同席した。
|