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2007/05/06
参院選必勝と党内結束を確認 小沢代表、菅代行、鳩山幹事長ら
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 小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、円より子副代表らが6日、長野県・軽井沢で懇談し、7月の参院選での必勝とそのための結束を誓い合った。

 懇談での挨拶で鳩山幹事長は「政権交代を実現する思いをみんなで確認したい。民主党にとって一番大事なことは、全員が一致した活動をすることだ。その先には、素晴らしい日本の未来が見える」と呼びかけた。それを受け、小沢代表は「参院選に向けて、何としてもみんなで力を合わせて頑張ろう」と檄を飛ばし、菅代表代行も「夏の決戦に向けてのスパートだ」と結束の必要性を強調した。

 懇談の後、小沢代表は記者団の質問に答え、後半国会と参院選に臨む基本方針について「安倍政権は『弱いものは去れ』という考え方で政治・行政を進めており、このままでは日本は本当に、一部の人たちだけが勝ち残って金持ちになり、大部分の国民は所得などいろいろな形で負の部分を押しつけられる社会になる。非常に不公正、不平等な社会になりつつある。大多数の国民はその点を一番不安に思っているので、それを正すための民主党の主張をキチッとわかりやすく訴え、国民の支持を得られるようにしたい」と述べ、「公正な社会」の実現に向けた政策をアピールしていく考えを明らかにした。

 また、5月中に参議院1人区すべての公認・推薦候補を決める方針を強調するとともに、公認候補を2人ずつ擁立している首都圏4都県と愛知県を中心に、候補2人がそれぞれ従来の民主党支持層といわゆる浮動層・無党派層とを競い合いながら支持を集め、裾野を広げることで2人当選を目指す考えを示した。

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