民主党は8日、党本部で連休明け後最初の常任幹事会を開き、7月の参議院通常選挙に全党挙げて取り組み、必勝を果たすため、小沢一郎代表を本部長、菅直人代表代行と輿石東参議院議員会長を本部長代行、鳩山由紀夫幹事長を事務総長とする「参議院選挙対策本部」の設置を決めた。また、参院選への取り組みを強化するために、来月2日、党本部で全国幹事長・選挙責任者会議を開くことを決定した。
常幹冒頭の挨拶で、菅代表代行は「国会の会期末まで1カ月半、参院選公示まであと2カ月。正念場中の正念場がこれから2カ月半だ。目の前に迫ってきた参院選に向けて、きょうから全力で取り組んでほしい」と呼びかけた。鳩山幹事長も「参院選は民主党の将来を決める最大の戦いになる」と今回の参院選の意義を強調した。
|