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2007/05/09
与野党国対委員長会談で、円満な国会運営を与党側に要求
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 民主党の高木義明国会対策委員長は9日午後、国会内で開かれた与野党国対委員長会談に出席し、職権による委員会の開催や、法案の強行採決など、目に余る与党の国会運営に抗議。立法府が行政府の従属機関と化している現状を憂い、会期中はしっかりと審議を行う役割を果たしたいと主張した。終了後に、平野博文国対委員長代理が記者団に報告した。

 これに先立ち、社民党、国民新党、民主党の野党3党は、同日午前中に国会内で国対委員長会談を開催。情報交換を行い、与野党国対委員長会談に臨む態度について協議した。

 平野国対委員長代理は、与野党国対委員長会談の内容について、高木国対委員長が、立法府が行政府の従属機関であるかのような今日の国会の状況は、三権分立、民主主義の観点から憂うべきことと指摘したと語った。

 また、与野党円満な国会運営を図るという3月14日の与野党国対委員長会談の申し合わせにもかかわらず、与党側の強硬姿勢が改まっていないことへ抗議。予算成立後、政治とカネなどのテーマについて、衆議院予算委員会で速やかに集中審議を行うというその時の合意も履行されていないとして、速やかな実施を要求した。

 他の野党、与党からもそれぞれ意見表明があり、円満な国家運営につとめること、予算委員会の集中審議について、現場で日時を取るよう指示すること、党首討論の開催に向けて努力することを確認した。

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