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| 169回 |
閣法 5号 |
地方税法等の一部を改正する法律案 |
反対 |
○ 自動車取得税及び軽油引取税の特例措置の10年間延長について
・ 本改正では、地方税のうち、自動車取得税及び軽油引取税等の暫定税率を今後10年間延長し道路特定財源とすることとしている。道路特定財源の一般財源化の観点からもこの延長は認められない。
・ 民主党は、地方の減収に対して、国の直轄事業の地方負担金制度を廃止し、地方が使い道を自由に判断できる資金に振り替えること等により、地方の財源を確保する。また、国から地方への補助金・交付金についてもこれまでの水準を確保する。
○ いわゆる「ふるさと納税制度」について
・ 本改正は、地方住民税の地方公共団体に対する寄附金の控除適用下限額5千円に引き下げるとともに所得控除から税額控除とするもの。
・ 地方間格差については、財政調整制度の抜本的な見直しで対応すべきであり、いわゆる「ふるさと納税」制度は地方住民税の会費性や受益者負担の原則に反する。
以上のような問題点から、本法案には反対することとした。
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