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| 169回 |
衆法 17号 |
宇宙基本法案（衆議院内閣委員長提出） |
賛成 |
近年、科学技術の進展や内外の諸情勢の変化に伴い、宇宙の開発及び利用の重要性が増大している。この法律は、日本国憲法の平和主義の理念を踏まえ、環境との調和に配慮しつつ、宇宙開発利用の果たす役割の拡大を図るもの。具体的には、宇宙開発利用に関し、基本理念及び基本事項を定め、国が施策を総合的かつ計画的に推進するため、内閣に宇宙政策の司令塔として「宇宙開発戦略本部」を設置するなど、責任ある組織体制の整備を行う。産業の振興、民間事業者による宇宙開発の促進、国際協力等の推進なども盛り込まれ、国民生活の向上及び経済社会の発展に寄与するものと考える。
民主党は、166通常国会に提出されていた与党案に対し、法律の目的に日本国憲法の平和主義の理念や環境との調和の明記、責任ある組織体制の整備、ＪＡＸＡの見直し、民間参入の促進などについて修正を求めてきたが、今回、その修正内容につき合意に至ったため、超党派議員立法とすることとした。
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