子どもを対象とした犯罪が後を絶たず、児童虐待の 被害も増加していることから、民主党は子どもたちを性的搾取や性的虐待から守るため、児童買春・児童ポルノ処罰法の改正を行う。
本法案では、現行法ではあいまいな児童ポルノの定義の明確化、児童ポルノ取得罪の新設、罰則の全般的引き上げ、対象範囲の拡大、被害にあった子どもたちに対する保護規定の見直し及びフォローアップ体制の確立を主な内容としている。
いわゆる「単純所持」(他人への提供を目的としない児童ポルノの入手・保有)については、正当な理由なく、有償で、または2回以上の取得をした者に対して罰則を設けることとした。これにより、提供目的以外の児童ポルノ所持についても、実質的に処罰範囲に含まれることとなる。
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