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171回 |
閣法 7号 |
奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案 |
賛成 |
民主党としては、既に「離島振興法等の一部を改正する法律案」を提出し、奄美群島、小笠原諸島も対象とした揮発油税の減免措置を講じることを提唱している。
政府案は時宜に応じた法案であり、基本的な方向は是認できる。現地視察等をふまえて、各団体の要望・意見に共通するものとして、奄美群島を離発着する航空運賃が高いとの指摘があり、住民の生活利便性の向上及び観光振興のため、航空運賃の軽減に向けた道筋を確立するための実証的措置が必要と考える。航空運賃の問題は、全国の離島に共通する課題であり、奄振法の延長に伴う実証的措置をふまえ、平成24年の離島振興法の延長にもつなげていきたい。また、環境との調和への配慮、基本方針・基本計画の策定の際の環境大臣への協議を盛り込み、奄美群島、小笠原諸島の自然・環境を重視した振興開発を促進する必要がある。こうした諸点を盛り込んだ修正案を実現し、法案を成立させるべきと判断した。修正はできなったが、その趣旨を附帯決議に盛り込み賛成した。
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