民主党が提案した本法案は、国・自治体の公共サービスを国民の視点から不断に見直すこと等により、国民が安心して暮らすことができる社会を実現することを目的に、下記の内容を盛り込むもの。
(1)国・自治体などが提供する様々な公共サービス(国民に対する金銭・物の給付、役務の提供)に関して、国民が下記のような権利を有していること。
・良質な公共サービスを享受する権利
・公共サービスについて意見を述べる権利
・公共サービスに関する学習を受ける権利 等
(2)国や自治体等が公共サービスについて、下記のことを行う責務を有していること。
・上記の国民の権利を尊重した公共サービスの実施
・公共サービスに関する施策の策定過程の透明性確保
・国民の意見を踏まえた公共サービスの不断の見直し 等
(3)国や自治体等が安全かつ良質な公共サービスを提供するため、公共サービス従事者の適正な労働条件の確保等に関して必要な施策を講ずるよう努めること。
(4)公共サービス従事者が、国民の立場に立ち、責任を自覚して職務を遂行する責務を有していること。
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