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| 171回 |
閣法 54号 |
著作権法の一部を改正する法律案 |
賛成 |
本法案は、電子化された著作物等（デジタルコンテンツ）の流通促進のため、インターネット等を活用して著作物等を利用する際の著作権法上の課題の解決を図るもの。
主な改正内容
１．インターネット等を活用した著作物利用の円滑化を図るため、権利者の許諾なく、国立国会図書館における所蔵資料の電子化や、インターネットで情報検索サービスを実施するための複製などを行えるようにする。
２．権利者が安心して著作物を提供できるようにするため、インターネット販売等で海賊版と承知の上で行う販売の申出は権利侵害（罰則あり）とし、違法なインターネット配信による音楽・映像を違法と知りながら複製することも権利侵害（罰則なし）とする。
３．障害者に情報利用の機会を確保するため、権利者に無許諾で著作物の複製や利用を行える範囲を拡大する。
民主党は、著作物等の公正な利用に留意しつつ、著作者の権利の保護を図っていく必要があると考えている。法案については、国民への周知方法や、法律の施行にあたっての課題（防犯対策など）を委員会質疑で質し、付帯決議を附した上で賛成とすることとした。
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