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| 171回 |
予算 7号 |
平成二十一年度一般会計補正予算（第１号） |
反対 |
本補正予算案は１４兆円もの巨額の歳出を行うものだが、社会保障制度の抜本改革は先送りしながら、１回きりの給付を行うなどパッチワーク、バラマキに終始しており、将来不安解消に結びつく内容となっていない。
また、多年度に渡って歳出を行うためとして、４６の基金を設け、４兆３６７４億円もの巨額の国費を積むとしている。官僚の天下り先がこれら基金の相当数を担うこととなり、ムダづかいの温床となる可能性が高い。
その上、税金のムダづかい、不要不急・非効率な事業の見直しには全く手を付けないで、その全てを「借金」と「埋蔵金」に依存している。そのため、国債発行額が税収を上回る異常事態となることが確実視されている。バラマキ、ムダづかいが主の補正予算では、国民の将来不安を高めるだけであり、賛成できるはずもない。
なお、与党が十分な審議を尽くさないまま採決を強行したため、民主党は衆議院本会議での採決時に退席した。
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