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171回 |
閣法 55号 |
エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律案 |
修正賛成 |
わが国はエネルギー供給の8割以上を化石燃料に依存しており、そのほとんどを海外に依存している。世界的なエネルギー需要増や原油価格の乱高下等の状況に鑑み、エネルギーを安定的かつ適切に供給するため、従来の石油代替施策を見直し、研究開発や導入を促進する対象を「石油代替エネルギー」から、再生可能エネルギーや原子力などを含む「非化石エネルギー」とし(代エネ法改正)、非化石エネルギーの利用拡大と化石燃料の有効利用を事業者に義務づける(エネルギー供給構造高度化法案)もの。
固定価格買取制度の導入について、大臣の発言等はあるものの法案条文には何も記載がなく、仮に固定価格買取制度を導入するとしても制度設計その他はすべて政令に委ねられている。行政の裁量で制度をいかようにもできることは大問題であり、到底納得できるものではない。しかし、本法案に反対することによって、新エネルギー推進に反対しているとの誤解を国民に与えかねないため、確認答弁や附帯決議等によって担保することを条件に、法案を修正し、賛成することとした。
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