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議案賛否
168回 参法 7号 日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律案(郵政民営化見直し法案、民主党議員立法=野党共同提出) 賛成
本法案は、政府による日本郵政株式会社等の株式処分を当面の間禁じ、郵政民営化について必要な見直しを行わせるもの。

民主党は、2005年に「郵政改革法案」を提出するとともに、(1)過疎地や離島などで国民生活に不可欠なサービスを切り捨てて格差を拡大させないか、(2)ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険については、当面の間は国の出資が残る中、業務内容や規模を肥大化させて一種の「民業圧迫」とならないか等の問題に監視の目を光らせてきた。10月1日から「郵政民営化」がスタートしたが、現在の制度設計のまま、政府のスケジュールどおりに「ゆうちょ銀行」や「かんぽ生命保険」の株式が売却されることになれば、国民生活に必要不可欠なサービス網の維持が不可能になる怖れがある。国民の郵政事業に関する権利を守り、地域住民の生活の安定向上を確保するために必要なサービスの全国的な維持、国民にとっての真の利便性の向上を確保するためには、国による関連株式の売却を当面の間凍結して、「民営化」の中身を見直すことが不可欠である。

今般、国民新党から提案を受けたことを踏まえ、本法案を提出した。
[ 関連URL ]
  郵政民営化見直し法案を3党共同提出 株式処分の停止求める内容
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=12063