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議案賛否
169回 参法 8号 揮発油税等の税率の特例の廃止に伴う調整措置の実施に関する法律案(ガソリンスタンド対策法案、民主党議員立法) 賛成
○揮発油税が蔵出し税であることから、揮発油税等の暫定税率が廃止されても、4月1日から即時に暫定税率分を値下げして販売することは、ガソリンスタンドの経営上大きな負担となる。

○一方で、「暫定税率廃止によるガソリン価格の引き下げ」は多くの国民が期待するところであり、消費者が販売業者に値下げ要求を行うことが想定される。このような状況の中で、経営体力のある一部業者のみが先行値下げに踏み切れば、制度変更が不公正な競争状態を生み出すことになりかねない。

○このような状態を回避するため、3月末日時点にガソリンスタンドにあるガソリンについて、書面上、一度精製所に戻し、暫定税率廃止後に改めて蔵出しをしたことにして、暫定税率を実質的に免除する措置をとることとする。

○納税実務上も、蔵出し課税は当月蔵出し分を翌月末納付のため、混乱は少ないと考えられる。

○同様の措置は、平成元年・9年の酒税法改正の際にも取られている。
[ 関連URL ]
  「ガソリンスタンド対策法案」「租特透明化法案」を参議院に提出
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=12922