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169回 |
閣法 16号 |
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案 |
賛成 |
○新司法試験における問題漏洩疑惑、国民の間での裁判員制度への疑問や不安の声の広がり、鳩山法相等の司法試験合格者三千人目標見直し発言など、これまでの司法制度改革に逆行するような動きがある。
○裁判官の常識と市民常識のズレ、従来から指摘されている強制捜査における令状主義の形骸化などが結果として志布志事件など相次ぐ冤罪に裁判所が手を貸してしまっているのではないか。
○宇都宮地裁所長が、担当でもない破産審尋で債務者に質問した件について、裁判所全体として十分な反省がなされなければ、真に国民に信頼される司法とはなりえない。
○裁判員制度タウンミーティングにおける「サクラ」「やらせ」問題などに見られる不当な国費支出、世論操作については十分な反省がなされたのか。
○この10年間ほどの事件数で見ると、刑事訴訟事件は増加・高止まり、家庭裁判所の家事事件や成年後見関係事件も大幅に増加している現状にある。裁判員制度を控え、さらに司法に対する国民のニーズに適切に応えるため、裁判官の増員は重要な課題であると考える。委員会審議を通じて、今後の司法のあるべき姿について検討し、これらの点について明らかにしていく。
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