コンテンツを再生/利用するにはプラグインが必要です。

民主党サイトアーカイブ

現在のウェブサイトはこちら
2011年6月22日以前の情報その他で、新サイトに盛り込んでいないデータを掲載しております。
アーカイブTOP > メールマガジン
民主党メールマガジン
DP-MAIL 第26号 2001年10月25日
編集・発行/民主党広報・宣伝委員会

■目次
【友愛こらむ】選挙制度改悪は民主主義を踏みにじるもの
【国会だより】狂牛病と化粧品(渡辺周衆議院議員)
【トピックス】テロ対策関連法案、審議は参議院へ
       山村議員がパキスタン視察
       視覚障害を持つ堀議員が参院環境委員長デビュー
       参議院で新人議員が初質問
       鹿野、中野両副代表が永年勤続表彰受ける
【フォーカス】ネクストキャビネット大臣紹介(5)
       ・北橋健治 経済産業大臣
       ・金田誠一 厚生労働大臣
【催し物情報】「DPJリーダーズスクール」のお知らせ

■友愛こらむ

選挙制度改悪は民主主義を踏みにじるもの

もし横綱が自分に有利に土俵の形を変えようとしたら、あなたはどう思われま
すか? もしサッカーチームが自分の都合に合わせてオフサイドのルールを変
えようとしたら、あなたは許しますか? スポーツの世界では、選手が自分の
ためにルールを勝手に変えることはできません。

ところが、政治の世界では、今、それが行われようとしています。議会で過半
数を握る与党の人たちが、自分たちの選挙が有利に運ぶように、選挙制度を変
えようとしているのです。

昨日、自民、公明、保守の与党3党が、衆議院の選挙制度について、一部複数
区を導入することで合意しました。この合意案は、前回の総選挙で自民党が苦
しんだ都市部の小選挙区を2人区、3人区に変え、それをもって公明党の要望
にも応えようというものです。しかも、自民党の強い地方についてはそのまま
にするなど、前代未聞の党利党略で貫かれています。議席を確保したい公明党
と、票の欲しい自民党との利害が一致したのです。

さらに申せば、テロ対策特措法で公明党が自民党に譲ったから選挙制度では自
民党が譲るという形で、「安保」と「選挙」がバーターされたのです。選挙制
度を先にやらなければ、PKOの議論には入れないと公明党は主張しています。
このような理念も哲学もない、政治改革に逆行する愚行は、民主主義を崩壊さ
せるものです。

私たちは一票の格差をなくすために、より公正な選挙制度を作り出す運動をこ
れからも行ってまいりたいと考えていますが、そもそも選挙制度の議論は政治
家の手に委ねてはならないと思います。

小泉首相がよもやこのような選挙制度改悪に賛成することはないと信じていま
すが、もし与党のごり押しに屈服するようなことになれば、小泉政権は国民の
支持を完全に失うことになるでしょう。

民主党はこの暴挙をけっして許さず、徹底的に闘うために国民運動を展開して
参ります。みなさんのご参加を心から期待しています。

民主党代表 鳩山由紀夫

■国会だより

狂牛病と化粧品(渡辺周衆議院議員)

本日(24日)、決算行政監視委員会でわずか15分だけ質問時間があった。

わずかながらテーマは「狂牛病」。食肉に関しては全頭検査を経たものは「安
全宣言」して、消費回復を図っているが、不安の根本原因はいぜん発症牛の感
染源が特定できないこと。徹底した解明を求め、すみやかな情報提供を申し入
れた。

また食肉や加工品と違ってマスコミもあまり取り上げていない、化粧品や薬品
の安全性はどうなっているのかについても質した。

厚生労働省は「化粧品についても調査を進めていく」との答弁のみで、何ら対
応していなかった。実際、牛の副腎や胎盤を原料とした化粧品、サプリメント、
クリーム等が、国の通知によって昨年暮れから回収されている。中には牛から
のプラセンタエキスが、豚からのそれに取って代わっている商品もある。

厚生省からの通知には「製造業者等が品質及び安全性の自己点検をその責任に
おいて行い・・」とある。すべて業者責任でやれ、ということであり、その結
果の公表義務もない。したがって真実がわからずに決着がついてしまう。

食肉とレトルト加工品ばかりが騒がれているが、女性にとっては化粧品を「捨
ててしまった」という不安や問い合わせも多く、マスコミが伝えないものの「化
粧品」への真相究明も急務である。

  渡辺周衆議院議員(39歳) 委員会活動報告より

 ・渡辺周ホームページはこちら
      http://www.watanabeshu.org/

■トピックス

国会におけるテロ対策関連法案の審議は、18日の衆議院本会議における与党
修正案の採択を受けて、舞台を参議院に移しています。民主党は、自衛隊の派
遣に対する国会での事前承認などを求めて厳しい議論を戦わせています。

他方、山村健衆院議員は、被災民援助活動の焦点となっているパキスタンの実
際の状況を確認するため、1週間の現地視察に行ってきました。

     山村健議員、パキスタン現地で状況視察(10/22)
     http://www.dpj.or.jp/news/200110/20011022_yamamura.html

     テロ根絶への多面的取り組みを〜藁科議員が参院本会議で代表質問(10/19)
     http://www.dpj.or.jp/news/200110/20011019_warasina.html

     「国会の事前承認」修正案提出実らず、与党修正案可決、参院へ(10/18)
     http://www.dpj.or.jp/news/200110/20011018_tero.html

強度の弱視というハンディキャップを持つ民主党の堀利和議員が、憲政史上初
めて参議院の環境委員長に就任。18日に初質疑を行いました。

     憲政史上初、視覚障害を持つ堀利和・参院環境委員長デビュー(10/18)
     http://www.dpj.or.jp/news/200110/20011018_hori.html

参議院の委員会質疑において、夏の選挙で当選した新人議員が次々と初質問。
新人らしからぬ充実した議論を展開し、先輩議員をうならせました。

     中小企業に対する金融機能の正常化を〜大塚耕平議員が初代表質問(10/22)
     http://www.dpj.or.jp/news/200110/20011022_ohtuka.html

     政治の目的は庶民の幸せ大きくすること〜辻泰弘議員が初質問(10/18)
     http://www.dpj.or.jp/news/200110/20011018_tsuji.html

     日銀金融政策の要点を質す〜大塚耕平議員が初質問(10/18)
     http://www.dpj.or.jp/news/200110/20011018_ootuka.html

     総務省の横断的調整機能は重大だ〜松井孝治議員が初質問(10/18)
     http://www.dpj.or.jp/news/200110/20011011_situmon3.html

鹿野道彦、中野寛成両副代表が議員在職25年で永年勤続表彰を受けました。

     鹿野、中野両副代表、議員在職25年で永年勤続表彰受ける(10/18)
    http://www.dpj.or.jp/news/200110/20011018_hyosho.html

■フォーカス / ネクストキャビネット大臣紹介(5)

ネクストキャビネット(NC)は、民主党の政策全般を迅速に処理し、法令審
査と「閣議合意」のふたつを兼ねる意思決定を行っている機関です。現在の与
党内閣よりも若々しく、かつ専門的なメンバーをそろえ、いつでも実際に政権
を担当できように活動しています。

「DP-MAIL」では、新生・第3次ネクストキャビネットの各大臣を、本人の抱
負を交えて連載で紹介していきます。第5回は、北橋健治経済産業大臣と金田
誠一厚生労働大臣です。

<経済産業大臣> 北橋 健治(きたはし けんじ)

○プロフィール
衆議院議員 福岡県9区選出
1953年3月19日生まれ 兵庫県出身

○抱負と決意
経済産業省担当の北橋です。私は、1953年、西宮市で生まれ、学生時代に西
欧社会民主主義に共鳴、民社党政策審議会に9年間勤務し、農林、臨調、商工
を担当しました。1986年、鉄鋼の町北九州から立候補、現在4勝1敗です。

臨時国会は、経済雇用対策が焦点。経済産業部門としては、経済再生策の提言、
新産業創出、起業家支援、規制改革、国際競争力の強化、倒産から中小企業を
守る対策等が肝要です。石油公団など特殊法人改革は推進しますが、中小企業
金融公庫などの扱いには配慮が必要です。

民主党議員立法については、下請代金支払遅延等防止法の改正案を国会に提出
し、金融アセスメント法案とともに、成立に努力します。また、個人保証制度
の廃止について立法化作業を進めています。自然エネルギー発電促進法案は、
党内の調整を進め、エネルギー基本政策は、NCへの中間報告をふまえ党内論
議の集約に努めます。通商問題では、日本の孤立化を防ぐ自由貿易協定、WT
O、野菜のセーフガードへの的確な対応などが課題です。また、筑豊じん肺訴
訟への支援も重要です。

課題は山積です。日本の産業と雇用を守るため、後藤総括副大臣はじめメンバ
ーと一丸となって頑張ります。

○ホームページ
http://www.kitahashi.net/

<厚生労働大臣> 金田 誠一(かねだ せいいち)

○プロフィール
衆議院議員 北海道比例選出
1947年9月28日生まれ 北海道出身

○抱負と決意
英国におけるサッチャー改革は経済の市場化には成功した反面、所得格差の拡
大、失業率の上昇、公的医療・教育の荒廃など深刻な「副作用」を伴いました。
その危機を救ったのは、労働党ブレア政権による「第三の道」改革でした。そ
の基本理念は「排除」される者のいない社会を目指すものであり、21世紀を
担う民主党の路線に相応しいと考えます。

失業は「排除」の典型であり、雇用保険2兆円、職業訓練と生活保障2兆円と
いう参院選の公約を柱に、民活によるミスマッチ解消やワークシェアリングに
も踏み込みます。

医療や介護も、高齢者や低所得者が「排除」されないよう、「エイジフリー」
と所得に応じた「応能負担」を基本に給付と負担の関係を整理し、世界標準の
医療を目指します。

また、年金は高齢者等が「排除」されない基本です。基礎年金の空洞化には全
額税方式で、無年金障害者など制度の谷間にある方々には最低保障年金の実現
を目指します。

○ホームページ
http://www2.hotweb.or.jp/kaneta/

■催し物情報

民主党青年局は、11月3、4日に下記の日程で「DPJリーダーズスクール」
民主党政治学校を開催します。ふるってご参加ください。

11月3日(土)13:00〜20:00
政策科目1[全般]「構造改革って何だろう」
  浅尾慶一郎参議院議員・元銀行員
政策科目2[教育]「21世紀へ向けた人づくり」
  鈴木寛参議院議員・元慶大助教授
ワークショップ「各班で政策作成の練習」「プレゼンテーション能力養成講座」
交流会「未来を創る仲間達でネットワークをつくろう」

11月4日(日)10:30〜16:00
政策科目3[福祉]「医療・年金・介護」
  桜井充参議院議員・医師
政策科目4[外交]「今だからこそイスラムを知ろう」
  藤田幸久国際MRA日本協会・鳩山由紀夫政策顧問
  ハジ・フセイン・シザール(アフガニスタン人)
選挙講座「議員になる為の選挙必勝講座」
  佐野哲史NPOステイツマン前代表
  岩本司参議院議員

参加申込および詳しい情報は、http://dpjschool.tripod.co.jp/へ。

■このメールマガジンについて
  ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」
  ・編集・発行 民主党広報・宣伝委員会
   〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1
  ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って
   読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。
  ・ご意見・ご感想を prc@dpj.or.jp までお寄せください。
  ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ
   ージで手続きしてください。
         http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html
  ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。
   Copyright(C)2001 民主党

■民主党は、高齢者や障害者がアクセスしやすい情報発信をめざします。