民主党メールマガジン DP-MAIL 第61号 2002年7月11日 編集・発行/民主党広報・宣伝委員会 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ ■目次 【友愛こらむ】あなたも民主党代表選挙にご参加を(鳩山由紀夫代表) 【国会だより】沖縄振興策にみる財政問題の本質(大塚耕平参議院議員) 【トピックス】健保法改正案、郵政関連法案が参院で審議入り 田中真紀子議員の証言を公開で行うよう要求 【政策リンク】養育費支払の取り決めに関する民法改正案 【情報を求む】政官業の癒着にSTOP!<談合・口利き>告発ホットライン 【ご協力を!】アフガン難民等支援募金 【催し物情報】京都府NPO政策・予算公開ヒアリング ■友愛こらむ <あなたも民主党代表選挙にご参加を> みなさん、こんにちは。 暑くなりましたね。東京は昨夜は台風6号の影響で大雨が降りましたが、今は すっかり晴れて真夏日です。大分県では中学生の男の子が亡くなり、また、岐 阜県では長良川の堤防が壊れて川の水が溢れて浸水し、一人の男性が行方不明 になるなど、被害が出ていますが、あなたのところは無事でしたでしょうか? 新聞紙上では9月23日に行われます代表選挙のことで賑やかですので、今日 はそのことについて書いてみたいと思います。と言っても、自分自身が出馬す るとかしないとか、誰が出そうだとかの生々しい話ではありません。 民主党の代表選挙にあなたも参加していただきたいというお願いです。この代 表選挙は、もしあなたが日本にお住まいの18歳以上の方でしたら、党の各地 域の総支部で所定の登録料を支払って「サポーター」として登録をしていただ けば、投票権を持つことができるのです。別にあなたが党員である必要はあり ません。そして、8月1日からは、インターネット上でもサポーター登録の受 付が始まります。代表選挙ホームページの申込欄を記入し、クレジットカード 決済などで1000円を支払っていただければ、あなたも代表選挙に参加して いただけます。 代表の決定の仕方は次の通りです。民主党の国会議員には一人2ポイントが与 えられます。現在183名いますので、トータルすると366ポイントになり ます。また、自治体議員にはトータルで47ポイントが与えられます。さらに、 次の衆議院の公認候補予定者には一人1ポイントが与えられます。その他に、 党員・サポーターの方にトータルで320ポイントが与えられることになって います。このポイント数は国会議員のポイントの総計にほぼ匹敵するほどのも のです。 その320ポイントは各都道府県に人口比で割り振られます。例えば、最も人 口の多い東京は30ポイント、大阪がその次で22ポイント、最も少ない鳥取 は2ポイントです。もし、あなたが東京にお住まいですと、東京で登録される ことになりますが、その場合、東京の30ポイントは東京で登録した方々がそ れぞれの候補者に投じてくださった投票数の比(ドント)で分配されることに なります。 私たちは、党の代表を、できるだけ多くの方々の意思を集めて、できるだけ公 正な方法で選びたいと考えています。それ自体が、あるべき政治の形を示すこ とにもつながると思うからです。 民主党は、この選挙を通じて、真に日本の改革に責任を持つ党としてさらに強 く生まれ変わり、政権交代実現に向けて進撃する決意です。「この国の将来を 決める選挙」とご理解をいただいて、ぜひあなたもご参加くださるようお願い いたします。 民主党代表 鳩山由紀夫 【サポーターのネット登録について】 民主党代表選挙に向けたサポーターのネット登録受付サイトは、8月1日から 8月30日までの期間に公開されます。ネット登録の申込資格は、日本国内に 在住する18歳以上の個人であることです(海外居住者については、各都道府 県総支部への登録は可能ですが、ネット登録の場合は登録要件の確認が困難な ため、ご遠慮願っています)。なお、詳細は後日にホームページおよびメール マガジン上でご案内いたします。 ■国会だより <沖縄振興策にみる財政問題の本質> (大塚耕平参議院議員) 今国会で成立した新しい沖縄振興法に基づく沖縄振興策が8日に発表されまし た。目玉はいくつもありますが、普天間基地の返還と大学院大学の新設を例に とって、日本の現在の政策担当者の思考パターンをお示しします。 (1)普天間基地の返還実現には代替地決定が必要です。 (2)返還後の普天間基地跡地の再開発が必要です。 (3)沖縄新興のために国際的な大学院大学を設置します。 さて、この3つの課題を、財政負担を極力少なく、しかも環境破壊を最小限に 止めて解決するためには、「普天間基地の跡地に大学院大学を設置することと し、代替地決定までは大学院大学の構想を練ったり、既存施設を利用して設立 準備活動を行う」というのが合理的な対応でしょう。 5日、内閣府とこの件に関して意見交換をしました。内閣府の担当者は「大学 院大学の予算は来年度からつくので、普天間基地の代替地決定は待っていられ ない」と説明してくれました。もし、そういう方針のまま上記の3つの課題に 取り組んだ場合、以下のような展開になります。 (1)普天間基地の代替地に新たに基地空港を建設する。 (2)普天間基地の跡地にはホテル、カジノ等の施設を新たに建設する。 (3)大学院大学の候補地は別途見つけ、そこに大学院大学を建設する。 つまり、合理的な対応では、新たな環境破壊は普天間基地の代替地1カ所だけ となる一方、内閣府の考え方では普天間基地の代替地と大学院大学の建設地の 2カ所となります。さらに、内閣府の考え方では、大学院大学の用地取得と普 天間基地の跡地再開発のために余計な財政負担が発生します。 こういう思考パターンが、日本の経済と財政を破綻に向かわせているのです。 そして環境も破壊しているのです。「三方一両損」ならぬ利害関係者の「三方 一両得」、今回の郵政改革と一緒です。過去においてそれを可能としていたの は、日本経済が右上がりだったからです。右上がり経済ではなくなった日本に おいて、そうした政策構造を続ける政治家と政党と官僚に政権を委ねている限 り、日本経済の復活はほど遠いと言えます。 蛇足ですが、沖縄は特別な地域として過去30年間こうした投資が続いていま す。そのために、公共工事に伴う与党政治家へのキックバックの温床となって いると言われています。沖縄選出以外の与党政治家が頻繁に沖縄に出入りして います。北海道選出のあの鈴木宗男議員も、沖縄振興策には非常に積極的でし た。沖縄サミット開催時の食材として、なぜか北海道産の海産物が大量に投入 されました。 沖縄の話はあくまで「例」にすぎません。現地の事情、現地の皆さんのお考え もあるでしょうから、僕の意見が正しいと断言はしません。現地の皆さんとも 意見交換をしてみたいと思っています。 大塚耕平参議院議員(42歳)「政治経済レポート:OKマガジン」より ・大塚耕平ホームページはこちら http://www.oh-kouhei.org/ ■トピックス 国会では、参議院における健保法改正案、郵政関連法案の審議が、会期末に向 けて焦点になってきています。民主党は、抜本改革を再び先送りして国民負担 増を先行させる健保法改正、さらには自民党郵政族議員との妥協によって修正 された郵政法案を厳しく批判しています。また、田中真紀子議員の秘書給与流 用疑惑では、議員自身が公開の場で証言するよう求めています。 <郵政関連法案> 【参院本会議】伊藤議員、郵政4法案をめぐり代表質問(7/10) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020710_02ito.html 【衆院本会議】郵政4法案可決 中村議員、族議員との妥協を批判(7/9) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020709_04nakamura.html 【衆院総務委】与党修正を含む郵政関連4法案が可決(7/5) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020705_02yuusei.html <医療制度改革関連法案> 【参院厚労委】辻議員、健康保険統合の方針質す(7/9) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020709_02tsuji.html 【参院厚労委】山本議員、附則による医療制度改革の実施期限を確認(7/9) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020709_03yamamoto.html <その他の国会の動き> 【参院予算委】谷林議員、北方支援事業めぐる贈収賄問題を追及(7/10) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020710_03tanibayashi.html 「田中議員証言は予算委なみの公開の場で」鳩山代表(7/10) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020710_05hato.html 【参議院予算委】小宮山議員、帝京大学疑惑を質す(7/10) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020710_04komiyama.html 【参院本会議】岩本議員、石油公団天下り先破綻の経営責任を追及(7/10) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020710_01iwamoto.html 【衆院倫選特】佐藤(観)議員、5増5減への自民党内の異論を批判(7/5) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020705_01sato.html 田中真紀子議員の予算委員会における参考人招致求める(7/5) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020705_03daigishikai.html 菅幹事長、住基ネットの廃止を強く求める(7/5) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020705_04kan.html <国会以外の動き> インド国防相、党本部で鳩山代表らと懇談(7/9) >http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020709_05india.html 「田中知事の脱ダム宣言には共感覚える」鳩山代表(7/9) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020709_01hato.html 「知事選では長野の夢を論じ合ってほしい」羽田特別代表(7/8) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020708_01hata.html 滋賀県議補選で民主公認の中沢氏が圧勝(7/7) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020707_01shiga.html <政策活動> 【NC】高速道路整備検討PTを設置(7/9) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020709_08douro.html 【NC】第2回インターネット市民立法の公募結果を報告(7/9) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020709_07rippou.html 【NC】政と官のあり方について取りまとめ案を了承(7/9) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020709_06seitokan.html 【NC】訪問団が「沖縄ビジョン協議会」と第2回会合(7/8) http://www.dpj.or.jp/news/200207/20020708_02okinawa.html ■政策リンク <養育費支払の取り決めに関する民法改正案>(7/3) 父母が離婚する場合に、子どもの監護に必要な措置を保障するよう定めるもの です。 ・民法の一部を改正する法律案要綱 http://www.dpj.or.jp/seisaku/jinken/BOX_JK0047.html ・民法の一部を改正する法律案 http://www.dpj.or.jp/seisaku/jinken/BOX_JK0046.html ・民法の一部を改正する法律案新旧対照条文 http://www.dpj.or.jp/seisaku/jinken/BOX_JK0045.html ■情報を求む <政官業癒着政治にSTOPを! 談合・口利き 告発ホットライン> ──あなたの周りに、こんな話はありませんか? 政治家が指名入札や随意契約で口利きした! 政治家が発注情報を強引に聞き出そうとした! 政治家の関連企業が幅をきかせている! 自分の会社が政治家の食い物にされた! 市場の公正なルールをゆがめ、政治を腐敗させるこれらの行為を根絶するため、 民主党に情報をお寄せください。民主党があなたに代わって、悪徳政治家や談 合業者の不正を摘発し、シャットアウトします。 情報は情報は電子メールでお寄せください。 → dango@dpj.or.jp (情報提供者の秘密は固く守ります) ■ご協力を! <アフガン難民等支援募金> [ネット募金受付サイト] http://www.dpj.or.jp/ (民主党Webサイト) *トップページの募金コーナーをご覧下さい。 http://minshu.e-bokin.org(募金サイト) http://minshu.e-bokin.org/i(iモード) [募金受付口座] 大和銀行衆議院支店 普通 7815354 郵便振替 00110-6-65328 いずれも 口座名 民主党募金口座(みんしゅとうぼきんこうざ) ■催し物情報 <京都府NPO政策・予算公開ヒアリング> 日 時:7月13日(土) 9:30〜11:30(受付9:00) 会 場:ルビノ京都堀川 (上京区東堀川通下長者町/075−432−6161) 出 席:京都府担当者(知事室・総務部・府民労働部の担当者) 民主党NPO局担当者・国会議員・京都府議会議員 申 込:団体名・参加申込者の氏名・連絡先・合計参加者数・ 京都府に対しNPOなど市民活動政策への要望等・ 民主党に対しNPOなど市民活動対策への要望等 をご記入のうえ、FAXまたはEメールで。(当日受付も可) 参加費:無料 主 催:民主党京都府総支部連合会 問合せ:TEL(075)241−4777 FAX(075)211−1280 Eメール minshuto@meix-net.or.jp ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党広報・宣伝委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・ご意見・ご感想を prc@dpj.or.jp までお寄せください。 ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ ージで手続きしてください。 http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2002 民主党 ■民主党は、高齢者や障害者がアクセスしやすい情報発信をめざします。