民主党メールマガジン DP-MAIL 第66号 2002年10月3日 編集・発行/民主党広報・宣伝委員会 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ --------------------------------------------------------------------- 代表選挙前より配信を中止しておりました「DP-MAIL」を今号より再開いたし ます。 --------------------------------------------------------------------- ■目次 【乾坤一擲】鳩山民主党は新たな思いでスタートします(鳩山由紀夫代表) 【トピック】新鳩山体制固まる 統一補選対策本部スタート 【重要見解】日朝首脳会談、イラク問題、原発破損隠蔽問題など 【役員一覧】民主党新役員一覧(2002.10.3) 【統一補選】公認・推薦予定候補者 【お知らせ】政治資金収支の概要を公開 ■乾坤一擲(けんこんいってき:鳩山由紀夫代表のコラムです) <鳩山民主党は新たな思いでスタートします> みなさん、こんにちは。 代表選挙の結果、三たび代表を務めることになりました。どうぞ宜しくお願い いたします。 今回の代表選挙では、新しく国民のみなさまのご意見を反映できるようにと、 サポーター制度を導入いたしました。そのこと自体は正しかったと思いますが、 投票率が5割そこそこしかなかった原因として、郵便投票が記名投票のように 受けとめられたことや、投票用紙に候補者のリストがなかったことなど、さま ざまな不備が指摘されています。次回に向けて、サポーター制度のあり方など、 真剣に再検討してまいります。また、サポーター制度の採用によって以前にも 増して代表選挙が党内的にヒートアップし、結果として選挙終了後もその熱が 収まらず、主に若手国会議員の諸君から党執行部に対して厳しい批判が寄せら れています。しかし、それらの批判は党を思い、国民を思うが故のものと理解 していますので、真摯に受け止め、党改革を断行して参ります。 本日、党の執行部体制が出来上がりました。中野寛成氏に幹事長をお願いしま した。このことに対して、論功行賞ではないかとか、組織の人では改革に逆行 ではないかとのご意見をいただきました。確かに今回の代表選挙で中野議員に はお世話になりました。ただ、それだけで幹事長をお願いしたのではありませ ん。私にとって、憲法や安全保障の議論をまとめあげていくことが、民主党の いわゆる「バラバラ感」を払拭するためにも、極めて重要なテーマと考えてい ます。その意味で、中野氏が民主党の憲法調査会の会長として8月に報告書を まとめてくださったことは、私にとって実にあり難いことでした。中野氏なら、 私の意向を理解してこれらの政策を実現できると考えています。中野氏が組織 の人であることについて言えば、私は労働組合との新しい、イギリスのブレア 的な「成熟した」関係を構築していけると信じていますし、党中党的な存在を 解消していくことも可能だと考えています。いずれにしても、今後の民主党の 党改革に是非ご注目いただきたい。 小泉首相の訪朝が思わぬ方向に展開してきました。私は日朝国交正常化交渉に 入るのは時期尚早と申し上げて来ましたが、拉致事件に関する政府の報告書を 読み、その感をさらに強くしました。どう考えても、北朝鮮の報告をそのまま 鵜呑みにしただけの報告書と言わざるを得ません。拉致された方々のご家族の 心境を思うと、いたたまれません。小泉訪朝を決めたときに遺骨が火葬された とか、自殺や交通事故やガス中毒で亡くなったとか、墓が洪水で流されたとか、 にわかに信じろと言うほうが無理ではないでしょうか。最初の交渉で失敗した つけが重く辛くのしかかってきています。18日から行われる臨時国会で最重 要テーマとして厳しく追及して参ります。 経済政策も見えてきません。内閣改造が行われ、私たちが以前から強く求めて いた柳沢金融大臣の更迭が行われました。そのこと自体は正しいのですが、民 間の竹中大臣に不良債権の処理の加速を期待しても難しいでしょう。この問題 は、かつてから申し上げていますように、小泉首相のハラ一つなのです。その ハラが固まっていないために、右往左往しているのです。その間に、ついに日 経平均株価が9,000円を割り込みました。経済はまさに有事です。小泉内 閣の経済・金融失政を厳しく追及し、一刻も早くこの国の経済をデフレから立 て直らせていかなければなりません。 今日から鳩山民主党は新たな思いでスタートします。政権交代可能な政治勢力 として民主党を力強くリードして参りますので、今後とも宜しくご指導くださ い。 民主党代表 鳩山由紀夫 ■トピック 民主党は、9月23〜24日の民主党臨時党大会において再選された鳩山由紀 夫代表のもと、10月1日と3日の両院議員総会において新しい役員体制を確 立するとともに、10月27日投票の統一補欠選挙の選挙対策本部をスタート させました。 <テキスト> 統一補選対策本部がスタート(10/3) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021003_01sentai.html 「拉致事件の全容解明なき交渉入りは承服できない」鳩山代表(10/2) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021002_01rachi.html 【両院議員総会】新鳩山執行部の主要人事を承認(10/1) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021001_01soukai.html 「改造しても口先改革内閣の本質変わらず」鳩山代表 (9/30) http://www.dpj.or.jp/news/200209/20020930_02hato.html 鳩山代表が各党に3選の挨拶回り(9/25) http://www.dpj.or.jp/news/200209/20020925_01aisatu.html ホームレス自立支援法の措置実施を緊急に申し入れ(9/24) http://www.dpj.or.jp/news/200209/20020924_03homeless.html <ビデオ> 両院議員総会(10/3) 200k http://asx.pod.tv/dpj/free/2002/20021003soukai_v200.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2002/20021003soukai_v56.asx 両院議員総会(10/1) 200k http://asx.pod.tv/dpj/free/2002/20021001soukai_v200.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2002/20021001soukai_v56.asx 2002年民主党代表選挙 http://www.dpj.or.jp/video/02daihyosen.html ■重要見解 ・日朝首脳会談、日朝平壌宣言について(談話、9/17) http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/BOX_UN0097.html ・日米首脳会談について(談話、9/13) http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/BOX_UN0096.html ・イラク問題に関する申し入れ(9/5) http://www.dpj.or.jp/seisaku/gaiko/BOX_GK0086.html ・東京電力原子力発電所における検査記録不正記載について(談話、8/30) http://www.dpj.or.jp/seisaku/sangyo/BOX_SN0026.html ■民主党新役員一覧(2002.10.3) 代表 鳩山由紀夫 特別代表 羽田 孜 副代表 石井一、熊谷弘、伊藤英成、広中和歌子 幹事長 中野寛成 幹事長代理 岡田克也 役員室長 大畠章宏 総務局長 原口一博 財務局長 釘宮 磐 経理局長 若林秀樹 国際局長 ツルネンマルテイ 政策調査会長 海江田万里 同代理 北橋健治 国会対策委員長 佐藤敬夫 同代理 細川律夫 選挙対策委員長 赤松広隆 組織委員長 川端達夫 国民運動委員長 野田佳彦 広報・宣伝委員長 平野博文 同代理 江本孟紀 男女共同参画委員長 鎌田さゆり 地域担当常任幹事 北海道・東北 佐々木秀典 北信越・北関東 堀込征雄 南関東 田中慶秋 東京 吉田公一 東海 佐藤観樹 近畿 石井 一 中国・四国・九州 松本 龍 ネクスト・キャビネット NC総理大臣 鳩山由紀夫 NC官房長官 海江田万里 NC経済財政政策担当大臣・官房副長官 北橋健治 NC内閣府担当大臣 岡崎トミ子 NC行政改革・規制改革担当大臣 岩國哲人 NC総務大臣 島 聡 NC法務大臣 平岡秀夫 NC外務・安全保障大臣 伊藤英成 NC財務大臣 円より子 NC金融担当大臣 五十嵐文彦 NC厚生労働大臣 五島正規 NC農林水産大臣 筒井信隆 NC経済産業大臣 小沢鋭仁 NC文部科学大臣 肥田美代子 NC国土交通大臣 佐藤謙一郎 NC環境大臣 小林 守 両院議員総会長 佐藤観樹 同代理 藁科満治 代議士会長 玉置一弥 同代理 山元 勉 参議院議員会長 角田義一 参議院幹事長 直嶋正行 参議院国会対策委員長 輿石 東 参議院政審会長 朝日俊弘 中央代表選挙管理委員長 伊藤忠治 同代理 肥田美代子 会計監査 衆参の決算委員会筆頭理事 倫理委員長 日野市朗 ■統一補欠選挙公認・推薦予定候補者 民主党は、衆参7選挙区で行われる統一補選(10月27日投票)において、 4名の公認候補と3名の推薦候補の擁立を決定。すでに選挙対策本部を設置し て、挙党態勢で全員当選を目指して取り組んでいます。ご支援のほど、よろし くお願いいたします。 <衆議院補欠選挙> 山形4区 斎藤 淳(さいとう じゅん)33歳 米エール大学大学院生 神奈川8区 折田明子(おりた あきこ)27歳 元慶應義塾大学大学院研究 助手 大阪10区 江村利雄(えむら としお)77歳 前高槻市長 福岡6区 古賀一成(こが いっせい)55歳 衆議院議員(4期) 新潟5区 石積 勝(いしづみ かつ)52歳 神奈川大学経営学部教授 <参議院補欠選挙> 千葉県選挙区 若井康彦(わかい やすひこ)56歳 都市計画プランナー 鳥取県選挙区 勝部日出男(かつべ ひでお)53歳 会社社長 統一補欠選挙公認・推薦予定候補者紹介 http://www.dpj.or.jp/0210hosen/ ■お知らせ <政治資金収支の概要を公開しています> 政党・政治団体の政治資金「収支報告書」と政党交付金「使途等報告書」が、 9月13日、総務省により公表されました。同日付の官報に要旨が掲載される とともに、両報告書が閲覧に供されています。 民主党はこれと同時に、政治資金収支の概要をホームページで公開します。で きるだけ一般の方にもご理解いただきやすいように、両報告書の内容を総合し て、項目・科目別の収支と、そのうち政党交付金にかかわる部分とを、あわせ て示しています。 公開の仕方については、みなさんのご意見をいただきながら、引き続き検討・ 改善していきます。 民主党 平成13年分 政治資金収支の概要 http://www.dpj.or.jp/fund/index.html 同ダウンロード版(Excelファイル) http://www.dpj.or.jp/fund/H13shushigaiyo.xls ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 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