民主党メールマガジン DP-MAIL 第67号 2002年10月10日 編集・発行/民主党広報・宣伝委員会 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ ■目次 【乾坤一擲】日本を危機から救うために負けられません(鳩山由紀夫代表) 【トピック】参院2補選が告示 必勝へ全力 【重要見解】日朝国交正常化交渉の再開への動きをうけて 【役員紹介】主な新役員の抱負と決意 【お知らせ】政治資金収支の概要を公開 ■乾坤一擲(けんこんいってき:鳩山由紀夫代表のコラムです) <日本を危機から救うために負けられません> みなさん、こんにちは。 今日から参議院の補欠選挙が始まりました。千葉県と鳥取県の2つの選挙です。 民主党は、千葉ではまちづくりのプランナーである市民派候補を、そして鳥取 ではKDDからベンチャー企業を興された実力派候補を、それぞれ推薦してい ます。どちらも市民、県民が中心になり、民主党、自由党、そして社民党が推 薦する形となりました。この方式は新潟方式と呼ばれています。前回の補欠選 挙で黒岩宇洋君が圧勝した仕組みです。 私は社民党の土井党首と自由党の小沢党首と一緒に、まず千葉駅と津田沼駅で 千葉県選挙区候補の応援演説を行ないました。ミュージシャン・喜納昌吉さん が応援に来てくださり、爆発的にヒットした「花」を歌ってくださいました。 角田義一参議院議員会長、広中和歌子、伊藤英成両副代表を始め、同志のみな さんも駆けつけてくださり、津田沼ではともに代表選を戦った野田佳彦議員が 地元代議士として熱弁を披露してくれました。 その後、3党首揃って鳥取に入りました。候補の生まれ故郷である大山の麓の 町・淀江町では、役場の前に大勢のみなさんが集まっていました。そこでの街 頭演説を気分良く済ました後、米子駅前の「だんだん広場」に向かいましたら、 陽が落ちた後ではありましたが、さらに多くの市民のみなさんにお集まりいた だいていました。2,000人位はおられたでしょう。米子では「山が動く」 といって土井ブームが起きたとき以来の人出ということのようでした。大変な 盛り上がりを感じた次第です。 私は今回の補欠選挙の意義について、街頭で次のように述べました。第1に、 「政治は人」であること。けっして「政治は金」でも「政治は力」でもなく、 「政治は心」であり、したがって人であることです。その意味で素晴らしい人 材に恵まれたことに感謝していること。 第2に、7つの補欠選挙のうち、3つが自民党の政治家のカネにまつわるスキ ャンダルによって生じた選挙であること。したがって、この選挙はみなさんが 政治腐敗を今後も許してしまうのか、腐敗を断つという強いメッセージを出す かが問われていること。 第3に、政治の主役は誰であるかが問われていること。従来の自民党政治では 主役は国会議員と官僚であり、それが癒着と腐敗をもたらしました。これから の民主党政治の主役はみなさんであります。すなわち、中央集権か地域主権か が問われていること。 第4に、小泉内閣の経済政策、景気対策が正しいか否かが問われていること。 株価が連日バブル後最安値を更新しています。これは小泉首相の経済失政によ るものです。閣内で不良債権の処理やペイオフに対する考え方が不統一、しか も180°の政策転換をしておきながら、どちらも「改革だ」と発言する小泉 首相の不見識とごまかし。過去の総括もせず、説明責任を全く果たそうとしな い政府には経済を立て直すことができるはずもありません。したがって、この 選挙は景気回復に新たな道筋を見出すか、このまま日本経済が奈落の底に突き 落とされるかが問われていること。 第5に、日本人自体が危機的状況にあるという認識に立つべきであること。評 論家の湯川れいこさんとの対談で、彼女はとくに子どもたちが危機的であると 述べられました。鍵を握るのは、(1)おいしい水、(2)きれいな空気、(3) ふり注ぐ太陽、(4)太陽によって育てられた食べ物、(5)愛、の5つです。 この5つが政治によってないがしろにされてきた結果、日本人が危機に陥って います。この5つの鍵を政治が守れるか否かが問われていること。 このメッセージをこれからもしっかりと打ち出し、補欠選挙に良い結果をもた らすよう、最善を尽くしてまいります。 民主党代表 鳩山由紀夫 統一補欠選挙公認・推薦予定候補者紹介 http://www.dpj.or.jp/0210hosen/ ■トピック 民主党は、27日投票の統一補欠選挙(衆院5選挙区、参院2選挙区)での勝 利を目指して、幹部が連日現地に応援に駆けつけるなど全党的な取り組みを展 開しています。参院の選挙区は10日、衆院は15日がいよいよ告示になりま す。また、来週にも召集される見通しの臨時国会に向け、焦点となる経済・景 気対策、外交・安全保障問題の対策本部などを設置しました。 <テキスト> 【統一補選】鳩山・小沢・土井3党首が鳥取で応援演説(10/10) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021010_09.html 【衆院外務委】木下・中川議員、政府の日朝交渉方針を批判(10/10) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021010_02gaimu.html 【統一補選】参院千葉告示 野党3党首が応援演説(10/10) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021010_01chiba.html 【統一補選】神奈川8区おりた予定候補、総決起集会開く(10/9) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021009_04orita.html 「株価下落は不良債権処理できない政府への失望」鳩山代表(10/9) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021009_03hato.html 愛知県知事選・福岡市長選で現職推薦決める(10/9) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021009_02senkyo.html 「経済再生本部」「拉致問題・日朝交渉対策本部」の設置決める(10/9) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021009_01taisaku.html 「ペイオフ解禁延期は金融失策の結果」鳩山代表(10/8) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021008_03hato.html 【NC】経済、日朝、安全保障で全党的な対策本部設置へ(10/8) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021008_02nc.html 「選挙制度見直し指示で衆院議長は権威汚す」岡田幹事長代理(10/8) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021008_01okada.html 「社民参院比例・田嶋さんの離党は問題」羽田特別代表(10/7) http://www.dpj.or.jp/news/200210/20021007_01hata.html <ビデオ> 鳩山由紀夫代表 定例記者会見(10/9) 200k http://asx.pod.tv/dpj/free/2002/20021009hatokaiken_v200.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2002/20021009hatokaiken_v56.asx ■重要見解 ・日朝国交正常化交渉の再開への動きをうけて(談話、10/9) http://www.dpj.or.jp/seisaku/gaiko/BOX_GK0087.html ■民主党新役員紹介 主な新役員の抱負と決意を2回に分けてご紹介します。 代表 鳩山由紀夫 (衆議院/北海道9区/5期) 次回の総選挙で政権交代を実現します。そのために小泉内閣では不可能な「あ なたの人生を保証する」政策を作り、将来不安を解消します。 特別代表 羽田 孜 (衆議院/長野県3区/11期) 「政権交代で日本再生を」は民主党の使命と責任です。志と大義を持ち続け、 希望と自信あふれた明日の日本に向け国民と共に力強い歩みを続けます。 副代表 石井 一 (衆議院/兵庫県1区/10期) 我々に課せられた使命はただ一つ、政権交代の実現である。胸をはり、未来へ の責任を堂々と訴え、信じる道へと邁進します。 副代表 熊谷 弘 (衆議院/静岡県9区/6期) スタートから茨の道をゆく船出となりました。民意に向かって謙虚に、“持続 する志”を貫いてゆきたいものです。苦楽を共にするといいますか、苦しい時 ほど良い友も得られるといいます。がんばりましょう。 副代表 伊藤英成 (衆議院/愛知県11区/6期) 政権奪取のため一丸となって闘う体制づくりに、また外務・安全保障大臣とし ては、日本の主体的外交を展開するために全力投球します。 副代表 広中和歌子 (参議院/千葉/3期) 衆参民主党議員183人の結束なくして、政権は奪れません。日本は変わりま せん。 明日の日本、子や孫達のために、心を一つに頑張ります! 幹事長 中野寛成 (衆議院/大阪府8区/9期) 先ず初仕事の統一補欠選挙と臨時国会の闘いに全力を尽くします。党全体の結 束を強固にして臨みたいと思います。 幹事長代理 岡田克也 (衆議院/三重県3区/4期) 政治を変え、次世代が夢の持てる日本にしたい。そのためには、民主党が政権 政党になることが唯一の道です。大胆な党改革に全力で取り組みます。 ■お知らせ <政治資金収支の概要を公開しています> 政党・政治団体の政治資金「収支報告書」と政党交付金「使途等報告書」が、 9月13日、総務省により公表されました。同日付の官報に要旨が掲載される とともに、両報告書が閲覧に供されています。 民主党はこれと同時に、政治資金収支の概要をホームページで公開します。で きるだけ一般の方にもご理解いただきやすいように、両報告書の内容を総合し て、項目・科目別の収支と、そのうち政党交付金にかかわる部分とを、あわせ て示しています。 公開の仕方については、みなさんのご意見をいただきながら、引き続き検討・ 改善していきます。 民主党 平成13年分 政治資金収支の概要 http://www.dpj.or.jp/fund/index.html ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党広報・宣伝委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・ご意見・ご感想を prc@dpj.or.jp までお寄せください。 ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ ージで手続きしてください。 http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2002 民主党 ■民主党は、高齢者や障害者がアクセスしやすい情報発信をめざします。