民主党メールマガジン DP-MAIL 第101号 2003年6月19日 編集・発行/民主党広報・宣伝委員会 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ ■目次 【ハイライト】マニフェストを高く掲げ、総選挙へ/福山哲郎政調副会長 【トピックス】国会は7月28日まで会期延長 【談話・見解】政府税調「中期答申」について、他 【候補者紹介】衆議院総選挙公認予定候補者紹介 <1> 【お知らせ!】NPO局主催シンポジウムのご案内 ■ハイライト マニフェストを高く掲げ、総選挙へ ──福山哲郎政策調査会副会長インタビュー あいまいな「おねだりリスト」でない、期限・財源・目標値を明確にした選挙 公約、いわゆる「マニフェスト」が必要だとする考えが日本でも広がっている。 民主党の取り組みを福山哲郎政調副会長に聞いた。 ──総選挙ではマニフェストを示すのでしょうか。 はい。マニフェストを導入しなくてはいけないという考えが広がっている理由 は、いくつかあります。 第一に、今の自民党の状況です。小泉首相の言うことと、同じ党内の人々の言 うことが全く違い、国民は、自民党を選択しているのか、小泉首相を選択して いるのか分かりません。小選挙区制度は、個々の選挙区の投票を通じて首相を 選ぶ選挙ですから、今後は、政党本位で何を訴えるかが問われます。 第二に、これまでの選挙公約への反省です。これまでの公約は、言わば願望の 羅列です。例えば、「安心・安全な社会を作る」。これでは何を言っているかさ っぱり分からない。 ──過去の民主党の公約にもありましたね。 本来、公約とは、一つひとつの政策について財源や期限、目標値をしっかりと 示し、任期中にそれをやり切るという国民との約束であるはずです。しかし、 小泉首相の道路公団改革一つとってみても、全部審議会に丸投げして「やった やった」と言っているにすぎず、実は何も実現していません。 以上の理由から、国民の政権選択の材料としては、これまでのような公約では だめだということです。 ──具体的な検討に入っているのですか。 次の総選挙でマニフェストを掲げて戦う準備に入りました。すでに具体的な内 容の検討に入っています。発表の時期は、自民党の総裁選や解散の時期など、 政局の動きを見なくてはいけませんが、6月末くらいまでには、第一次の集約 をしたいと考えています。 平成15年度予算案に対して民主党はこの1月、独自の予算案を作成して提示 しました。財源も含めてかなり綿密に提案していますので、ベースの議論はす でに積み上がっています。 ──国民の間にどう浸透させるかも重要ですね。 一番重要なのは党首である菅代表の意思がどれだけマニフェストに浸透し、そ れを各候補者が訴えていくかということです。第二は、政権の座に就いた直後 何をするか、という政権プラン等を示すことです。国民は、そういうことのな かに、政権交代へのリアリティを感じると思います。 また、野党がマニフェストを掲げることで、与野党間の論戦になります。日本 でもマニフェストを定着させていきたく思います。 (ふくやま てつろう / 参議院議員) 民主党機関紙「プレス民主」第83号より 「プレス民主」のご購読はこちらへ! https://form.dpj.or.jp/info_book/ ■トピックス 国会は、イラク新法やテロ特措法改正を目論む政府・与党が、強引に7月28 日まで40日間の会期延長を決めました。延長国会でのテーマは、生保予定利 率引き下げ法案や政治資金規正法改悪法案の成立阻止、りそな銀行問題などを めぐる竹中金融経済財政担当相の責任追及、地方財政「三位一体の改革」迷走 問題での徹底論戦、イラク新法の問題点の解明などになります。 <テキスト> ●国会での取り組み 政府与党、強引に国会会期の40日間延長を決める(6/17) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030617_03enchou.html 4野党「延長のための議決の必要なし」との認識で一致(6/17) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030617_02kokutai.html 【参院本会議】35年ぶりに決算を会期内処理、初の要請決議も(6/16) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030616_01kessan.html 【参院本会議】円議員、契約者軽視の保険業法改正案を批判(6/13) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030613_02madoka.html ●幹部会見 「今日が解散・総選挙に向かう新たな幕開け」菅代表(6/17) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030617_05kan.html イラク復興特措法案「丸呑みはできない」岡田幹事長(6/13) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030613_01okada.html ●その他 【次の内閣】マニフェスト策定計画を確認(6/18) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030618_02nc.html 党総合選対本部全議員懇談会を開催(6/18) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030618_01sentai.html 【常任幹事会】会期延長反対で一致結束を確認(6/17) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030617_01jokan.html 菅代表、山形県酒田市で第4回の車座対話集会(6/15) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030615_01taiwa.html 全国幹事長・選挙責任者会議で総選挙対策の推進を確認(6/14) http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030614_zenkokukanjicho.html <ビデオ> 菅代表定例会見(6/17) 200k http://asx.pod.tv/dpj/free/2003/20030617kan_v200.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2003/20030617kan_v56.asx 岡田幹事長拡大定例会見(6/13) 200k http://asx.pod.tv/dpj/free/2003/20030613okada_v200.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2003/20030613okada_v56.asx ■談話・見解 政府税調「中期答申」について(談話、6/18) http://www.dpj.or.jp/seisaku/zaisei/BOX_ZA0080.html 40日間の大幅会期延長に強く抗議する!(談話、6/17) http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/BOX_UN0132.html 予定利率引き下げ法案の衆議院通過にあたって(談話、6/12) http://www.dpj.or.jp/seisaku/zaisei/BOX_ZA0079.html 少子化社会対策基本法案可決にあたって(談話、6/12) http://www.dpj.or.jp/seisaku/jinken/BOX_JK0060.html 民主党イラク調査団報告の概略(談話、6/11) http://www.dpj.or.jp/seisaku/gaiko/BOX_GK0120.html ■候補者紹介 衆議院総選挙公認予定候補者紹介 <1> 今秋にも予想される次期衆議院選挙の公認予定候補者(現職を除く)を連載で ご紹介します。各予定候補者の詳しい情報は、ホムページにアクセスしてく ださい。[順不同。(1) 経歴 (2) 現在の肩書き (3) モットー・座右の銘 (4) 趣味] 鹿児島3区 大園勝司 1958年3月26日生 http://www.fan.hi-ho.ne.jp/ozono/ (1) 陸上自衛官・専門学校教師 (2) 党鹿児島県連副幹事長、鹿児島3区総支部代表、学習塾長 (3) 敬天愛人「富国有徳」の国づくり (4) みんなと語り合うこと 群馬3区 長沼ひろむ 1950年8月27日生 http://www5a.biglobe.ne.jp/~naganuma/ (1) 東京都水産試験場研究員 (2) 党群馬3区総支部代表 (3) 人権・環境・分権社会をめざして (4) スキューバダイビング、刀剣鑑賞 徳島2区 高井美穂 1971年11月30日生 http://www.takaimiho.com (1) (株)ダイエー 副社長秘書 (2) 党徳島県連副代表 (3) 天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず 動機と目的と方法と 誠を尽くす (4) 芝居、献血、太極拳、読書 新潟1区 西村ちなみ 1967年1月13日生 http://www.chinami.net/ (1) 新潟県議会議員 (2) 大学非常勤講師 (3) 知行合一 (4) 山登り 埼玉2区 石田勝之 1955年1月30日生 http://www.ishida-katsuyuki.net/profile.html (1) 衆議院議員 (2) 党埼玉2区総支部長 (3) 疾風に勁草を知る (4) 読書・水泳 岐阜4区 山田良司 1960年10月5日生 http://www.gifu-dpj.jp (1) 下呂町議会議員、参議院議員秘書 (2) 党岐阜県連副代表 (3) どんなときも全力投球 (4) 山登り、自転車 福岡3区 藤田一枝 1949年7月20日生 http://www.fukuoka3.com (1) 福岡県議会議員(3期) (2) 党福岡県連副代表 (3) あきらめないこと (4) 読書 ■お知らせ! <NPO局主催シンポジウムのご案内> タイトル:「NPOと政府」その協働のあり方を考える 日 時:7月8日(火)18:30〜20:30 会 場:星陵会館ホール(東京都千代田区永田町2-16-2) 次 第: [1] 民主党による取り組み 1.NPO関連の民主党の政策について 報告者:江田五月 民主党 NPO・公益法人改革PT座長 2.緊急地域雇用創出特別交付金事業とNPO事業 アンケート調査結果報告 報告者:石毛えい子 民主党NPO局長 [2] 「NPOと自治体」その役割と契約・事例報告 1.米国の包括補助金制度のしくみについて 報告者:松原 明 シーズ事務局長 2.英国ローカル・ナショナル・コンパクトのしくみについて 報告者:山岡義典 日本NPOセンター常務理事 [3] ディスカッション 司 会:若林秀樹 民主党NPO局長代理 パネラー:高比良正司 NPO推進ネット専務理事 石井宏明 ピースウィンズ・ジャパン海外事業部 松原 明 シーズ事務局長 山岡義典 日本NPOセンター常務理事 石毛えい子 民主党NPO局長 参加申込:氏名、人数、所属団体、連絡先(住所・tel・fax)、メールアドレ スをご記入のうえ、「NPO局シンポジウム参加申し込み」と書いて、メール (npo@dpj.or.jp)またはFAX(03-3595-9924)でお申し込みください。 シンポジウムの詳細はこちら http://www.dpj.or.jp/npo/index.html ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党広報・宣伝委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・ご意見・ご感想を prc@dpj.or.jp までお寄せください。 ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ ージで手続きしてください。 http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2003 民主党 ■民主党は、高齢者や障害者がアクセスしやすい情報発信をめざします。