民主党メールマガジン
DP-MAIL 第102号 2003年6月26日
編集・発行／民主党広報・宣伝委員会
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■目次
【ハイライト】イラクに自衛隊派遣は必要か/中川正春政調副会長
【トピックス】延長国会でイラク新法が審議入り
【政策リンク】公益法人制度改革案（中間報告）、他
【候補者紹介】衆議院総選挙公認予定候補者紹介 ＜2＞
【お知らせ！】7/8 ＮＰＯ局主催シンポジウムのご案内
■ハイライト
イラクに自衛隊派遣は必要か
民主党政策調査会副会長 中川正春
現在国会では、イラクへの復興支援のあり方をめぐって審議が行われています。
民主党は、困難な状況にあるイラクの人々への人道的観点からの支援が是非と
も必要だとする立場から、政府が提出しているイラク復興支援特別措置法案の
問題点・不明点を質しています。
主要な論点は、２つあります。
１）米英によるイラクへの武力行使の大義が崩れていること
２）自衛隊をイラクに派遣する必要性がはっきりしないこと
１）は、イラク問題に対する基本認識に関わります。米英によるイラク攻撃に
際して、私たち民主党は国連査察を通じた平和的解決を訴えて反対しましたが、
小泉首相はイラクに大量破壊兵器があることを前提に、その拡散を防ぐためと
いう理由で攻撃を支持しました。ところが、フセイン政権が崩壊して２カ月以
上が経過している現在においても、その大量破壊兵器は見つかっていません。
攻撃自体の正当性が揺らいでいるとともに、小泉首相がそれを支持した根拠も
改めて問われてきます。
首相は国会答弁で「いずれ（大量破壊兵器が）見つかると信じている」などと
逃げていますが、米国の立場を無条件に擁護しているだけではないかという疑
念が深まっています。
２）は、なぜ自衛隊でなければならないのかが不明だということです。民主党
は今月初旬にイラクに調査団を派遣し、復興支援に対する現地のニーズを調べ
ました。その結果、緊急に対応が必要な分野は、行政機構整備、治安維持、雇
用創出、人道支援、生活基礎インフラ整備などであり、自衛隊が現地で治安確
保にあたっている米英軍の活動に間接的に貢献できる可能性は否定しませんが、
その他で自衛隊が対応すべきニーズは見出せませんでした。
私たちは、自衛隊を派遣するという場合、どのようなニーズがあると捉えてい
るのかを政府に質していますが、今のところ具体的な答えはありません。政府
は、人道的復興支援になぜ自衛隊が必要なのか、その理由をはっきり説明すべ
きです。あくまで“自衛隊ありき”の議論を続けるならば、やはり小泉首相は
ブッシュ政権からの占領軍支援の要求に追随しているにすぎないと言わざるを
得ません。
この他、法案の内容に則して、非戦闘地域の限定、基本計画の国会事後承認、
武器使用基準の不緩和、４年の期限など、具体的な点をめぐっても議論を詰め
ていきたいと考えています。国会審議に是非ご注目ください。
（なかがわ まさはる / 衆議院議員、イラク復興支援特別委員会筆頭理事）
■トピックス
延長国会では、イラク復興支援特措法案およびテロ特措法改正案をめぐる審議
が始まりました。民主党は、イラクの人々にとって本当に必要なことは何か、
という観点から復興支援のあり方を積極的に提起しています。
＜テキスト＞
●国会での取り組み
【衆イラク特】末松議員、無責任な自衛隊派遣方針を批判（6/25）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030625_03suematsu.html
【衆イラク特】「自衛隊派遣に原則を見出せない」伊藤議員（6/25）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030625_02ito.html
【衆イラク特】「特措法なら具体的支援内容示すべき」前原議員（6/25）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030625_01maehara.html
【衆院本会議】渡辺議員、自衛隊派遣延長の根拠質す（6/24）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030624_03watanabe.html
【衆院本会議】中川議員「イラクに自衛隊派遣の緊急ニーズない」（6/24）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030624_02nakagawa.html
【衆院予算委】長妻議員、道路公団、雇用・能力開発機構問題を追及（6/23）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030623_03nagatsuma.html
【衆院予算委】玄葉議員、「三位一体改革」政府案に「３０点」（6/23）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030623_02genba.html
【衆院予算委】原口議員、「骨太の方針」の改革先送りを批判（6/23）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030623_01haraguchi.html
●幹部会見
イラク支援法案「虚心坦懐に疑問ぶつけていく」野田国対委員長（6/24）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030624_01noda.html
「総理答弁はっきりしない」イラク新法審議で菅代表（6/24）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030624_04kan.html
「骨太の方針は本質的議論が欠けている」岡田幹事長（6/20）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030620_01okada.html
●その他
【次の内閣】独自のイラク人道復興支援プランを討議（6/25）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030625_04nc.html
田中長野県知事招き地方分権勉強会（6/20）
http://www.dpj.or.jp/news/200306/20030620_02tanaka.html
＜ビデオ＞
菅代表定例会見（6/24）
200k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2003/20030624kan_v200.asx
56k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2003/20030624kan_v56.asx
岡田幹事長拡大定例会見（6/20）
200k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2003/20030620okada_v200.asx
56k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2003/20030620okada_v56.asx
■政策リンク
イラク人道復興支援特別措置法案に対する代表質問（6/24）
http://www.dpj.or.jp/seisaku/gaiko/BOX_GK0121.html
民主党の公益法人制度改革案（中間報告、6/19）
骨子
http://www.dpj.or.jp/seisaku/gyosei/BOX_GY0052.html
全文
http://www.dpj.or.jp/seisaku/gyosei/BOX_GY0051.html
■候補者紹介
衆議院総選挙公認予定候補者紹介 ＜2＞
今秋にも予想される次期衆議院選挙の公認予定候補者（現職を除く）を連載で
ご紹介します。各予定候補者の詳しい情報は、ホームページにアクセスしてく
ださい。［順不同。(1) 経歴 (2) 現在の肩書き (3) モットー・座右の銘
(4) 趣味］
島根1区
はまぐち和久
1968年10月14日生
http://www.hamaguchi.ne.jp
(1) 陸上自衛隊３等陸尉
(2) （社）全日本能率連盟認定マネジメントコンサルタント
(3) 正義は勝つ
(4) 城郭研究
佐賀3区
藤沢ひろみ
1969年1月16日生
http://www.fujisawahiromi.com
(1) 松下政経塾出身
(2) アジア環境創造フォーラム代表
(3) １人はみんなのために、みんなは１人のために
(4) 読書、映画鑑賞、作詞作曲
福島2区
増子輝彦
1947年10月8日生
http://www.mashikoteruhiko.com
(1) 衆議院議員（2期）
(2) 会社役員
(3) 和顔愛語、大胆かつ細心
(4) 読書、ゴルフ、映画鑑賞、旅行
山口3区
岩本すすむ
1943年1月14日生
http://www.c-able.ne.jp/~siwamoto/
(1) 大学教授、医師
(2) 党山口県連副代表、徳山大学福祉情報学部教授、(株)あんしん福祉会代表取
締役社長
(3) 愛の反対語は無関心（マザー・テレサ）
(4) 水泳・スキー・謡曲
千葉9区
須藤ひろし
1957年7月6日生
http://www5b.biglobe.ne.jp/~ssn/sub8.htm
(1) 衆議院議員
(2) 千葉9区総支部長
(3) 率先垂範
(4) カメラ、ソシアルダンス
神奈川15区
酒井文彦
1953年11月3日生
http://www.sakaiisi.com
(1) 神奈川県議会議員（2期）
(2) 医師
(3) 大衆即大知識
(4) スキューバ・ダイビング
福島5区
吉田 泉
1949年2月26日生
http://www4.ocn.ne.jp/~y-izumi/top.htm
(1) いわき市議会議員
(2) 福島5区総支部長
(3) 煮えたら食おか？
(4) 日曜コック
愛知12区
中根やすひろ
1962年8月17日生
http://www.sun-inet.or.jp/~nakayasu/
(1) 岡崎市議会議員
(2) 学校法人理事長、行政書士、消費生活アドバイザー、ＮＰＯ法人理事長
(3) 愛
(4) ソフトボール、ボクササイズなどスポーツ全般、映画鑑賞
■お知らせ！
＜ＮＰＯ局主催シンポジウムのご案内＞
タイトル：「NPOと政府」その協働のあり方を考える
日 時：７月８日（火）１８：３０〜２０：３０
会 場：星陵会館ホール（東京都千代田区永田町2-16-2）
次 第：
[１] 民主党による取り組み
１．NPO関連の民主党の政策について
報告者：江田五月 民主党 NPO・公益法人改革PT座長
２．緊急地域雇用創出特別交付金事業とNPO事業
アンケート調査結果報告
報告者：石毛えい子 民主党NPO局長
[２] 「NPOと自治体」その役割と契約・事例報告
１．米国の包括補助金制度のしくみについて
報告者：松原 明 シーズ事務局長
２．英国ローカル・ナショナル・コンパクトのしくみについて
報告者：山岡義典 日本NPOセンター常務理事
[３] ディスカッション
司 会：若林秀樹 民主党NPO局長代理
パネラー：高比良正司 NPO推進ネット専務理事
石井宏明 ピースウィンズ・ジャパン海外事業部
松原 明 シーズ事務局長
山岡義典 日本NPOセンター常務理事
石毛えい子 民主党NPO局長
参加申込：氏名、人数、所属団体、連絡先（住所・tel・fax）、メールアドレ
スをご記入のうえ、「NPO局シンポジウム参加申し込み」と書いて、メール
（npo@dpj.or.jp）またはFAX（03-3595-9924）でお申し込みください。
シンポジウムの詳細はこちら
http://www.dpj.or.jp/npo/index.html
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