民主党メールマガジン DP-MAIL 第128号 2004年1月8日 編集・発行/民主党国民運動委員会 新年あけましておめでとうございます。党の組織改編にともない、DP-MAILの 編集・発行元は民主党国民運動委員会に変更されました。ご了承ください。今年 もDP-MAILをよろしくお願いいたします。 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ ■目次 【ハイライト】菅直人代表 年頭メッセージ 【国会だより】第159通常国会に向けて 【トピックス】通常国会日程固まる 【お知らせ!】民主党2004年度定期大会をライブ中継 ■ハイライト <年頭メッセージ> 責任ある政党として活動する / 民主党代表 菅 直人 国民の皆さん、新年明けましておめでとうございます。 とりわけ、昨年の11月の総選挙で2200万もの比例の票をいただき、あり がとうございました。残念ながら、政権交代という目標にはいたらなかったこ とは申し訳なく思っています。 今年はある意味では、世界史的な大きな曲がり角の1年になるのではないでし ょうか。何と言っても9・11、アフガン、イラクと続いたきな臭い動きが、こ の1年で終息に向かうのか、それとも拡大に向かうのかの曲がり角です。日本 も私たち民主党ももちろん、終息に向かう方向で、最大限の努力をしなければ なりません。 年初から自衛隊のイラクへの派遣問題があります。自衛隊の派遣はイラク、日 本の双方の国民に喜ばれる派遣でなくてはなりません。単にアメリカから言わ れたからと、派遣すべきことではありません。現時点では派遣すべきではない と、改めて年初にあたり申し上げておきます。 昨年マニフェストで掲げた国内の改革に関しても、政権を持たない野党ではあ っても、政府に政策論争を挑み、実現に向けて取り組んでまいります。昨年、 野党としては初めて予算案を作成しましたが、今年も民主党ならこうするとの 予算案を作成・提案し、民主党がいつでも政権を担える政党であることを示し ていきます。 民主党は責任ある政党として今年も活動してまいります。私はその先頭に立つ ことを申し上げ、年頭のごあいさつといたします。 ■国会だより 第159通常国会に向けて / 野田佳彦国会対策委員長 第159通常国会は今月19日に召集される予定です。重要案件が山積みの一 方、夏には天王山ともいえる参院選も控えており、150日間にわたる政府・ 与党と民主党を中心とする野党との激しい攻防が展開されるでしょう。私は、 去年に引き続き国会対策委員長として、国会運営の指揮を執らせていただきま す。 さて、国会冒頭からイラクへの自衛隊派遣をめぐり、政府・与党と野党が激突 しそうです。民主党は、先の総選挙で掲げたマニフェストを踏まえ、サダム・ フセインが発見されたとはいえ依然として戦闘が続くイラクへの自衛隊派遣は 行わず、イラク特措法は廃止を含め見直しを図るという立場で論陣を張ってい きます。そして、自衛隊派遣の国会承認の審議やイラクへの財政支援が含まれ る補正予算審議などを通じて、逃げに終始する小泉内閣を徹底的に追及する決 意です。 北朝鮮問題に関する次回の6者(米・朝・韓・日・中・ロ)協議の問題は、今 月中旬で調整されています。大量破壊兵器の解決に向けた動きがあるのかどう か注目されていますが、同時に、拉致事件の解決にどれだけ進展が見られるか が焦点です。民主党は、拉致問題を専門的に審議する特別委員会の設置を与党 に呼びかけています。特別委で北朝鮮に対する送金規制や入港規制の法整備を 検討しようという提案です。与党側は及び腰ですが是非実現したいと思います。 平成16年度予算案の審議にあたっては、民主党独自の予算案を編成し、政府 案と対比しながら論戦に臨みます。また、予算に関連する主な課題についても、 説得力のある対案を提示していきたいと思います。 特に、年金改革の審議は国民の最大の関心事であり丁寧に行われるべきです。 政府は、基礎年金の国庫負担割合を現在の3分の1から2分の1に引き上げる 法案を提出する予定ですが、給付や負担の割合や約2兆7千億円の財源につい て、自民・公明間および厚労省・財務省間でガラス細工の妥協を重ねてきまし た。従って、野党の対案に耳を傾ける余裕がないかもしれません。しかし、政 権が替わるたびに年金制度が変わるような国は困ります。年金に対する国民の 不信と不安をなくすためにも与野党協議の場を設けるべきです。 そのほか、民営化推進委員会が空中分解した道路公団問題なども徹底審議する つもりです。 (のだ よしひこ/衆議院議員) ■トピックス 第159通常国会は1月19日に召集され、6月16日まで150日間の会期 で行われることが固まりました。民主党は、通常国会後に予定される参議院選 挙も見据えながら、イラク問題、年金制度改革、対北朝鮮外交などを焦点に真 正面から論争を挑みます。とりわけ、政府は国会開会前にも陸上自衛隊の先遣 隊をイラクに派遣しようとしており、冒頭の国会論戦のテーマとなりそうです。 <テキスト> 通常国会で「堂々と議論を挑む」野田国対委員長(1/8) http://www.dpj.or.jp/news/200401/20040108_01noda.html 菅代表、伊勢神宮を参拝(1/6) http://www.dpj.or.jp/news/200401/20040106_01isejingu.html 菅代表、連合賀詞交歓会で連帯深める(1/5) http://www.dpj.or.jp/news/200401/20040105_02rengo.html 「政権政党への飛躍を」菅代表、仕事始めで挨拶(1/5) http://www.dpj.or.jp/news/200401/20040105_01hajime.html <ビデオ> 岡田幹事長会見(12/26) 200k http://asx.pod.tv/dpj/free/2003/20031226okada_v200.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2003/20031226okada_v56.asx ■お知らせ 民主党はきたる13日(火)午後1時より、東京都内で2004年度定期大会 を開催します。大会では、2004年度活動方針、第20回参議院通常選挙対 策方針などを決定する予定です。大会の模様は、インターネットを通じてライ ブ中継します。詳しくは、当日の民主党ホームページをご覧ください。 http://www.dpj.or.jp/ ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党国民運動委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・ご意見・ご感想を prc@dpj.or.jp までお寄せください。 ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ ージで手続きしてください。 http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2003 民主党 ■民主党は、高齢者や障害者がアクセスしやすい情報発信をめざします。