コンテンツを再生/利用するにはプラグインが必要です。

民主党サイトアーカイブ

現在のウェブサイトはこちら
2011年6月22日以前の情報その他で、新サイトに盛り込んでいないデータを掲載しております。
アーカイブTOP > メールマガジン
民主党メールマガジン
DP-MAIL 第137号 2004年3月11日
編集・発行/民主党国民運動委員会

 DP-MAILのバックナンバーはこちらから
   http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/

■目次
【ハイライト】国民皆年金の理念はどこに/山本孝史参院議員
【国会だより】佐藤観樹前議員の事件について/岡田克也幹事長
【トピックス】予算審議の舞台は参院へ
【政策・情報】公益開示法案概要、他
【談話・見解】道路関係四公団民営化法案閣議決定にあたって、他
【お知らせ!】第4回インターネット市民立法が始まります
       連続街頭演説会を開催中!

■ハイライト

年金制度改革/国民皆年金の理念はどこに

民主党年金改革プロジェクトチーム座長 山本孝史

与党が提出した年金関連法案は、抜本的な年金制度改革からはほど遠い内容に
終わった。

最大の原因は、与党に「政治的リーダーシップで安心できる年金制度にする」
という気概が欠如していたことである。結局は従来どおり、厚労省主導の「保
険料引き上げと給付水準カット」という数字合わせにとどまっている。改革は
どこにいったのか。

以下、政府与党の年金関連法案の問題点を指摘する。

<負担増、給付減の政府案>

第一は、「マクロ経済スライド」という名の実質的な「給付カット」。政府案で
は、賃金や物価の上昇率より1%程度低い水準で年金額の改定を行い、今後1
0〜15年で15%もの給付カットを行う。これまでにもない過激な給付カッ
トであり、しかもカットは、高齢者の生活費の基礎的な部分をまかなう基礎年
金にも及ぶ。今でも低い基礎年金額がさらに減額される。

第二に、「年金額は下げません」との与党の説明。それは額面であって、実質
的な価値は大幅に下落する。年金受給開始時は50%でも、その後は40%近
くまで低下する。

第三に、3割を超える保険料の引き上げ。今回の改正によって厚労省は、20
17年度まで保険料を毎年自動的に引き上げる権限を得るが、引き上げによっ
て制度の空洞化が助長されるのは確実である。

「保険料の引き上げと徴収強化」が与党の年金改革案の骨格である。しかし、
「保険料を払わない者は年金をもらえないのは当たり前」という考え方でいい
はずがない。「国民皆年金」の理念はどこに行ったのか。

<制度自体の見直しを>

今、最も重要なことは、年金制度への信頼を取り戻すことである。第3号被保
険者やパートタイマーの扱いも含め、制度体系自体の見直しをも視野に入れた
改革が必要である。

民主党は、国民年金の保険料を所得比例に変更して、負担と給付の関係を明確
にし、基礎年金を真に国民共通の年金制度へと改革する。あわせて、最低保証
年金制度を創設し、低年金者に重点的に税財源を投入する制度への改革を提唱
している。

国民の信頼を回復させる年金制度改革に向けて、民主党は国会内外において全
力で取り組んでいく決意である。

(やまもと たかし/民主党参議院幹事長)

■国会だより

支持者、国民の皆さんに心からお詫びし、再発防止に努めます

民主党幹事長 岡田克也

我が党に所属していた佐藤観樹議員が秘書給与問題で議員辞職、逮捕されると
いう不祥事を起こしたことを、民主党の支持者の皆さん、国民の皆さんに対し
て心からお詫び申し上げます。

党としては昨年から公設秘書の氏名、勤務地、親族かどうかを党のホームペー
ジ上で公表するなど、防止策を他党に一歩先んじて講じてきました。そうした
措置を講ずる前の問題とはいえ、党の幹部であった佐藤氏が逮捕されたことは
誠に遺憾です。5日の衆議院本会議で議員辞職願が受理されたことを受け、そ
の日に臨時常任幹事会を開き、佐藤氏から提出されていた離党届は受理せず、
除籍処分としたところです。

現在、「衆議院議会制度協議会」において秘書制度の改革が議論されています。
党としては、制度改革に責任ある役割を果たしていきたいと考えています。と
くに、今回の不祥事を受け、従来は勤務実態があれば公設秘書として採用する
ことは構わないとしてきた配偶者等についても、一歩踏み込み、制限していき
たいと考えています。あわせて、今年度分から、本部に続いて党の総支部の経
理に関して第3者による外部監査を導入するなど、政治資金をより透明化して
いきます。

この度の不祥事を真摯に反省し、再発防止に取り組むとともに、積極的に説明
責任を果たして国民の皆さまの理解を深める契機とすべく、全力を挙げて信頼
回復に努める決意です。

■トピックス

国会では、5日に平成16年度政府予算案が衆議院を通過し、審議は参議院に
移りました。議論の焦点には、イラク支援や年金制度改革のほか、感染が広が
る鳥インフルエンザへの対策も加わっています。

<テキスト>

●国会の動き

 【衆院本会議】金融再生ファイナルプラン関連法案で趣旨説明(3/11)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040311_01shuhon.html

 【参院予算委】平野、高嶋議員、三位一体改革の実態を批判(3/10)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040310_01yosan.html

 【参院予算委】イラク、年金、鳥インフルエンザで政府を追及(3/9)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040309_01yosan.html

 【参院決算委】弱者支援、年金保険料問題に切り込む(3/8)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040308_01kessan.html

 野党3党で公益開示法案を共同提出(3/8)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040308_02koueki.html

 【衆院本会議】平成16年度予算案、衆院通過(3/5)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040305_02shuhon.html

 【衆院予算委】平成16年度政府予算案を可決(3/5)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040305_01yosan.html

●幹部の会見

 「年金採決先送りなら、総辞職すべき」菅代表(3/9)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040309_02kan.html

 「参院で年金改革など厳しく迫る」予算衆院通過で菅代表(3/5)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040305_05kan.html

 「再発防止・信頼回復に全力あげる」秘書給与問題で岡田幹事長(3/5)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040305_06okada.html

●その他

 【次の内閣】インターネット等による政策公募の実施を決定(3/10)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040310_03nc.html

 【両院議員総会?両院議員総会長に伊藤忠治議員(3/10)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040310_02soukai.html

 菅代表、スウェーデン首相と会談(3/9)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040309_03sweden.html

 「参院選の前哨戦に勝利する」埼玉8区事務所開きで岡田幹事長(3/7)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040307_01okada.html

 参院選に向け、全国幹事長・選挙責任者会議開く(3/6)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040306_02kanjicho.html

 菅代表、連合の春季生活闘争集会で連帯挨拶(3/6)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040306_01rengo.html

 【常任幹事会】佐藤前衆院議員の除籍処分を決める(3/5)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040305_04joukan.html

 国政選挙候補公募に713人が応募(3/5)
    http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040305_07koubo.html

<ビデオ>

 両院議員総会(3/10)
      300k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040310soukai_v300.asx
      56k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040310soukai_v56.asx

 菅代表定例会見(3/9)
      300k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040309kan_v300.asx
      56k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040309kan_v56.asx

 岡田幹事長拡大定例会見(3/5)
      300k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040305okada_v300.asx
      56k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040305okada_v56.asx

■政策・情報

 公益開示法案概要
    http://www.dpj.or.jp/seisaku/naikaku/BOX_NA0005.html

 第20回参議院選挙における公認予定候補者一覧
    http://www.dpj.or.jp/04saninsen/list.html

■談話・見解

 道路関係四公団民営化法案閣議決定にあたって(談話)
    http://www.dpj.or.jp/seisaku/syakai/BOX_SY0044.html

■お知らせ!

<第4回インターネット市民立法が始まります>

市民の皆さんからメールで立法提案をお寄せいただき、実際に法案・政策とし
て国政に反映させることを目指す「インターネット市民立法」の第4回募集が
始まります。募集期間は、3月12日から4月12日までの1カ月間。詳細に
ついては、12日から民主党ホームページに掲載します。ふるってご応募くだ
さい。

<連続街頭演説会を開催中!>

民主党は国会における重要な論戦を多くの方々に伝えるために、毎週水曜日と
金曜日に国会議員らによる街頭演説会を開催しています。お近くの際には、ぜ
ひお立ち寄りください。

3月12日(金)
・午後12:30〜13:00  笹塚駅北口
・午後17:00〜18:00  中野駅北口

3月17日(水)
・午後12:30〜13:00  北千住西口(JR)
・午後17:00〜18:00  竹ノ塚東口(東武伊勢崎線)

3月19日(金)
・午後12:30〜13:00  目黒駅西口(JR)
・午後17:00〜18:00  自由が丘駅正面口(東急東横線)

■このメールマガジンについて
  ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」
  ・編集・発行 民主党広報・宣伝委員会
   〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1
  ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って
   読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。
  ・ご意見・ご感想を prc@dpj.or.jp までお寄せください。
  ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ
   ージで手続きしてください。
         http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html
  ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。
   Copyright(C)2003 民主党

■民主党は、高齢者や障害者がアクセスしやすい情報発信をめざします。