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民主党メールマガジン
DP-MAIL 第153号 2004年7月8日
編集・発行/民主党国民運動委員会

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   http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/

第20回参議院選挙
  7・11 政治に対するあなたの思いを一票に託してください

■目次
【ハイライト】有権者への訴えから
【参院選政策】民主党の政治改革〜参院選マニフェストから
【選挙データ】参院選候補者一覧、マニフェスト、遊説日程など
【トピックス】参院選終盤、与党の誹謗は相手にせず
【談話・声明】曽我さん家族9日に再会との報道を受けて、他
【お知らせ!】期日前投票制度を活用しよう

■ハイライト

=有権者への訴えから=

岡田克也代表 7/8 東京・立川駅頭で 

私がこの選挙で心がけてきたことは、正直な政治をするということです。何を
やろうとしているかを率直に語り、国民に判断してもらうのが選挙です。今ま
での選挙のように、甘いことばかり言って皆さんの歓心を買う、そんなことを
している限りこの国の政治は進歩しません。きちんと政策を示して選んでいた
だく。そのために私たちは、マニフェストという形で具体的な政策を示してい
ます。

年金問題。小泉政権がやってきたことには2つの問題があると思います。1つ
はやり方の問題です。全員が現役世代の所得の5割もらえるかのように説明し
ておいて、後になって、実は5割もらえるのは最初だけとか、共働きや独身者
はもらえないとかということが明らかになった。出生率も、実は法案の想定よ
り低いことが、法案が成立してから明らかにされた。こういう国民に正直でな
い政治を認めてはいけないと思います。今回、最後は強行採決が行われました。
こういうやり方が当たり前だと小泉総理が思ってしまったら、どういうことが
起こるか。来年は介護保険の見直しの年、再来年は医療保険の見直しの年です。
また同じことが繰り返されてしまいます。

もう1つは、将来の抜本改革の方向についてです。小泉総理はこの点を問われ
ると「大いに議論しよう」と言います。本気で議論するなら歓迎ですが、総理
にその気構えがあるでしょうか。私は総理に2つの質問をしました。まず、国
民年金を含む一元化についてどう思うか。総理は「賛成だ」と言いました。そ
れなら自民党を一元化でまとめてほしいと言うと、「先に(自民党内を)まと
めてしまったら、後から(党間の)議論がまとまらない」とかと言って逃げる。

それから、消費税を年金財源に充てることについて、どう考えるか。私たちは
年金消費税の導入を打ち出しています。正直に言って、選挙で税金の問題を提
起するのには勇気が要りました。しかし、これから現役2人以下で1人の高齢
者を支えねばならない時代が来る。保険料だけでは財源はまかなえない。他に
方法がないと私たちは考えています。ところが総理は、「自分の任期中は消費
税は上げない」と言うだけで、それ以降のことについては「みんなで議論した
らいい」と。年金財源をどう支えていくかが具体的に問われている時に、これ
が内閣総理大臣の言うことでしょうか。

正直でないという意味では、多国籍軍への参加問題も同じです。従来、多国籍
軍に自衛隊が参加することには憲法上の問題があるというのが政府見解でした。
それを転換すると言うのなら、まず国会で議論すべきです。ところが小泉総理
は、国会を無視し、国民にひと言も説明することなく、閣議でいきなり決めて
しまった。憲法の根幹に関わる問題をこういうやり方でやっていったら、いっ
たいこの国はどこまで行ってしまうのか。戦前と同じだという人もいます。す
ごく危険な状態です。

皆さん、しっかり説明責任を果たす、正直な政治に変えていこうじゃありませ
んか。こんな政権で、こんな自民党で、本当に日本を良くできると思いますか。
民主党は、多くの若い有能な国会議員を中心にして、日本の政治を中心になっ
て担当する準備をしっかり整えています。どうか今回の選挙で、自民党を上回
る議席を私たちに与えてください。政権交代と二大政党制への流れを太く確か
なものにする選挙にしようではありませんか。

(演説の一部を採録したものです)

■参院選政策

=参院選マニフェスト<民主党8つの約束>から=

政治の「透明度」を高め、常識が通じる政治を実践する。

政治家が国民の信頼を失っている日本。民主党は、この現状を変革し、国民の
手に政治を取り戻すことこそが、日本再生に最も必要なことの一つだと考えて
います。政治不信が根強く、無関心が大勢を占める社会に、本気の活力は生ま
れてきません。政官業のゆ着や官僚行政への強い依存を断ち切り、政治が本来
の役割を果たすようになることが大切なのです。

《政党と政治家が自ら襟を正し、政治に信頼を取り戻します》
まず、不透明な「政治とカネ」の関係に鋭いメスを入れ、不正をただしていき
ます。民主党は、すでに政治資金収支について、監査法人による外部監査を行
っていますが、これを法律で全ての政党に義務づけます。

《政官業ゆ着の構造を断ち切り、まっとうな政治を実現します》
補助金の地方への財源移譲、各種事業規制の撤廃を通じて、政官業ゆ着の温床
をなくします。また、公共事業受注企業からの政治献金を全面禁止にします。
企業・団体献金の全面公開を実現するとともに、個人献金に対する税制優遇制
度を改善します。さらに、後を絶たない国会議員による口利き事件を厳しく抑
制する「あっせん利得処罰法」の抜本強化を実現させます。

《一票の格差を是正するとともに、国民の政治参加の機会を増やします》
憲法が掲げる「法の下の平等」に反した一票の格差を、これ以上放置すること
は許されません。国民一人ひとりの意思の公平な反映なくして、真の民主主義
は成り立ちません。同時に、民主主義の活性化をめざして、選挙活動における
インターネット解禁、若者の政治意識の高まりに応える18歳選挙権の実現、候
補者と有権者との直接対話を促進する戸別訪問の解禁などに取り組みます。

《不正の温床・官僚の天下りを禁止します》
特殊法人・認可法人・公益法人に官僚が天下り、複数の団体や営利企業を渡り
歩いて、国民感覚とはおよそかけ離れた高額な退職金を受け取る、いわゆる
「渡り鳥」が後を絶ちません。それどころか、このような天下り官僚が政官業
ゆ着の媒介となり、不正・不祥事を発生させています。民主党は、この不正の
温床、官僚の天下りを全面禁止し、国民の生活感覚に合った政治・行政へと立
て直します。

《国会議員定数の1割以上、国家公務員人件費総額の1割以上の削減》
何よりもまず、政治家や政府が自ら襟を正すことが大切です。民間が取り組む
企業努力に対応する試みとして、国会議員定数の1割以上、国家公務員人件費
総額の1割以上のカットを早急に行います。また、議員年金を廃止するなど必
要以上に議員特権をもたらす仕組みをなくしていきます。

■選挙データ

 参議院選挙マニフェスト(全文)
    http://www.dpj.or.jp/manifesto04/

 民主党政策集 私たちのめざす社会
    http://www.dpj.or.jp/seisaku/sogo/manifesto/index/index.html

 参議院選挙候補者一覧
    http://www.dpj.or.jp/04saninsen/list.html

 参議院選挙遊説日程
    http://www.dpj.or.jp/schedule/

 岡田代表からのメッセージ(ビデオ)
    http://www.dpj.or.jp/okada/

■トピックス

参議院選挙もいよいよ終盤です。全国で有権者の反発にあって焦りを募らせて
いる自民・公明の与党は、民主党に対してなりふりかまわぬマイナスキャン
ペーンなどを繰り返しています。民主党は、不毛な泥仕合に引き込まれること
なく、あくまで国民にとって焦眉の政策問題を訴えていきます。

<テキスト>

●参院選遊説など

 「国民の手に政治を取り戻そう」東京・立川で岡田代表(7/8)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040708_01okada.html

 「無責任政治を変えよう」岡田代表が東京で(7/7)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040707_01shinbashi.html

 「国民本位の政治へ確かな選択を」高知・女性集会で岡田代表(7/6)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040706_03josei.html

 「一日一日が勝負」岡田代表が京都、滋賀で応援演説(7/5)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040705_03kyoto.html

 「北海道で議席独占を」藤井幹事長が檄飛ばす(7/4)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040704_04sapporo.html

 大分市で第2回の「あおぞら年金講座」開催(7/4)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040704_02aozora.html

 「政治の転換求める意思表示を」大分、福岡で岡田代表(7/4)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040704_03ooita.html

 「民主党年金案か、政府案か、選挙で審判を」東京で藤井幹事長(7/3)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040703_01fujii.html

 岡田代表、四国で小泉政権への審判呼びかける(7/3)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040703_03shikoku.html

 「説明責任放棄の小泉政権にノーを」岡山市で岡田代表(7/3)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040703_04okayama.html

 岡田代表、宮古島で在沖米軍基地の整理縮小など訴える(7/1)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040701_02okinawa.html

●幹部会見

 「自民党はここまで堕ちたのか」藤井幹事長、誹謗広告で見解(7/7)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040707_03fujii.html

 「社保庁改革抜きの民間長官起用は責任回避」岡田代表(7/6)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040706_02okada.html

 選挙戦折り返し点「有権者の怒りを感じる」岡田代表(7/2)
    http://www.dpj.or.jp/news/200407/20040702_03okada.html

<ビデオ>

 岡田代表会見(7/2)
      300k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040702okada_v300.asx
      56k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040702okada_v56.asx

■談話・声明

 曽我さん家族9日に再会との報道を受けて(コメント)
    http://www.dpj.or.jp/seisaku/kan0312/gaimu/BOX_GAI0014.html

 曽我さん家族再会合意のニュースを受けて(コメント)
    http://www.dpj.or.jp/seisaku/kan0312/gaimu/BOX_GAI0013.html

■お知らせ!

<期日前投票制度を活用しよう>

参議院選挙の投票日は7月11日ですが、投票日に投票所に出かけられない有
権者などのために、今回から不在者投票制度に加えて期日前投票制度が導入さ
れました。各市町村役場などに、公示日の翌日から投票日の前日まで、投票日
と同様に投票できる投票所が用意されています(毎日午前8時30分から午後
8時までです)。不在者投票のように投票用紙を二重の封筒に入れて署名する
といった煩わしさはなく、投票日と同様に投票用紙を投票箱に入れるだけです。

7月11日がお忙しそうな方は、地元の期日前投票所を確認してぜひお出かけ
ください。貴重な一票を無駄にしないために。

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