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民主党メールマガジン
DP-MAIL 第159号 2004年8月26日
編集・発行/民主党国民運動委員会

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   http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/

■目次
【ハイライト】これからの民主党/岡田代表
【トピックス】米軍ヘリ墜落事故でPT設置
【談話・声明】諫早湾干拓事業・工事差止めを認める仮処分決定について、他
【お知らせ!】2004年9月代表選挙を公告

■ハイライト

これからの民主党

民主党代表 岡田克也

私は今回の参議院選挙で明らかに民主党は国民の皆さんから大きな責任を負わ
されたと感じております。つまり確実に次の総選挙、そして3年後の参議院選
挙で政権交代を実現するのだということを国民の皆さんが民主党に対して期待
をし、その責任をしっかり果たせというふうに私たちに対して国民の皆さんの
意思が示されたと考えております。その声に確実に応えていかなければなりま
せん。私たち民主党にはその責任があります。

そのために何をすべきか。1つは、民主党、特に代表をはじめ民主党の国会議
員、あるいは民主党に関係する皆さん一人一人が、政権交代をすることが我々
の責任であるということをしっかり自覚をするところから話は始まるのだと思
います。野党でいいや、選挙でそれなりに勝っていれば満足する、こういうこ
とは絶対に許されないことだと思います。政権交代を確実に行う、そのことを
一人一人がしっかり自覚をして、その自覚のもとに、大いに議論はいいと思い
ますが、しかし議論の結果決まったことは結束して実現していくというその本
気さを示さなければ、私は民主党に対する期待感はまたしぼんでしまうだろう
と考えております。まず、この共通した目標・目的をみんなが共有することが
最も大事なことではないかと考えております。

2番目には、民主党が国民から信頼されなければなりません。私は民主党が信
頼されるという前に、まず政治が国民から信頼されなければならないと思いま
す。政治家というと、うさんくさいとかあまり立派でない、残念ながら国民の
間にそういう認識があります。最近の自民党をめぐるスキャンダルなどを見れ
ば、国民がそう思っても仕方のない部分もあると思います。

しかし、一国のリーダーや政権政党、あるいは野党も含めて政党が国民から信
頼されない中で、政治がきちんとリーダーシップを発揮できるはずはありませ
ん。私は最近自民党の元総理とか偉い議員たちが子どもの問題を取り上げてい
ろいろ意見を言っているのを見て、ちょっと違うのじゃないかといつも思うわ
けです。やはり総理大臣や国政を預かる政治家たちがまず国民から信頼されて
いない、いいかげんなことをやっていると思われているところにこの国の根本
が、背骨が揺らいでいる理由があるのであって、まず政治が、政治家が、国民
にしっかり信頼される存在でなければならないと思っております。

そういった政治に対する信頼、青臭いようですけれども、それを取り戻してい
く中で民主党も政権政党になれると考えております。そしてこれこそがある意
味では与党・自民党と最も違いの出せることではないかと考えております。民
主党が国民の皆さんから信頼されるためには、やはり民主党の党そのものの運
営、あるいは党のあり方そのものが透明でわかりやすいものでなければならな
いと思います。

3番目に大事なことは、政策であります。いままで6年間を通じて民主党には
個々の政策、かなりの積み上げがあります。一つ一つ党の中でしっかり議論を
して、まとめ上げてきたもの、その集大成が参議院選挙でも示したマニフェス
トであります。地方分権についても具体的な考え方を既に持っております。

しかし、そういった政策が国民から見てわかりやすいか、伝わっているかとい
うと、そこはまだまだやらなければならないことが多いと思います。いままで
議論してきた具体的な政策を大くくりにする中で、骨太の大きな方針、方向性
というものをつくらなければなりません。

もう少しいえば、民主党が政権を取った場合に、この日本をどういう方向にし
ていくのか、そのビジョンもこれから具体的に示していく必要があると思いま
す。方向性については、既にマニフェストの中に書かれておりますが、それを
より具体化する中で民主党の政権に対する期待感を高めていく必要があると考
えているところです。

4番目には、やはり選挙で勝てる態勢をつくっていくということです。一つは、
国政選挙で勝てる態勢ということになります。既に参議院選挙の開票日に、次
の総選挙に向けての候補者の擁立を急ぐように私からも直接指示を出したとこ
ろでありますが、現在衆議院でいえば現職の衆議院議員で170以上の議席が
埋まっております。年内には基本的に300埋められるようにしようというこ
とで、選対委員会を中心にいま作業を進めているところです。

同時に、参議院選挙もまだ3年あるという発想ではなくて、「もう3年しかな
い」という発想に立つべきだと思います。今回の参議院選挙の反省として候補
者の擁立が遅れたという面があったことは率直に反省をしなければならないと
思っています。そういう意味では、いまからでも3年後の参議院選挙に向けて
候補者をどんどん決めて、そしてその候補者にもしっかり活動してもらうこと
が非常に大事であります。

これから我々が政権を取っていくためには、いま申し上げたように、政権を取
ることが我々の使命であるという共通認識、そして透明でわかりやすい党の運
営、骨太の政策ビジョン、選挙に勝つ態勢づくり、そういったことにさらなる
努力が必要ではないかと考えているところです。

(8月10日、地方自治体議員フォーラム全国研修会あいさつより抜粋)

■トピックス

民主党は、13日に沖縄で引き起こされた米軍ヘリ墜落事故に対して、17日
に現地調査団を派遣するとともに、沖縄基地問題プロジェクトチームを結成。
日米地位協定やSACO(沖縄に関する特別行動委員会)の問題を含めて検討
していくことを決めました。また、民主党代表選挙は30日に告示・立候補受
付が行われます。

<テキスト>

 「代表就任3カ月は中身が濃かった」会見で岡田代表(8/24)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040824_02okada.html

 【常任幹事会】米軍ヘリ事故で地位協定検討へ(8/24)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040824_01joukan.html

 党訪韓団が韓国与党幹部と交流(8/19)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040819_01korea.html

 アメリカ大使館などに普天間基地の返還など申し入れ(8/18)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040818_moushiire.html

<ビデオ>

 岡田代表会見(8/24)
      300k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040824okada_v300.asx
      56k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040824okada_v56.asx

■談話・声明

 諫早湾干拓事業・工事差止めを認める仮処分決定について(談話、8/26)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040826_01danwa.html

 先に墜落した米軍ヘリ同型機の飛行再開について(談話、8/23)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040823_01danwa.html

 終戦の日にあたって(党声明、8/15)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040815_01seimei.html

 米軍ヘリの墜落事故について(談話、8/13)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040813_02danwa.html

■お知らせ

民主党は、本年9月の代表選挙の実施について公告しました。告示は8月30
日、選挙は9月13日に行われます。

  民主党代表選挙の実施について(公告)
    http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/20040806_koukoku.html

  中央代表選挙管理委員会規定
    http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/20040806_kitei.html

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