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民主党メールマガジン
DP-MAIL 第160号 2004年9月2日
編集・発行/民主党国民運動委員会

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   http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/

■目次
【ハイライト】代表選届出を終えて/岡田克也衆議院議員
【オピニオン】民主党の年金改革案/古川元久政調会長代理
【トピックス】代表選挙、岡田代表を再選
【談話・声明】脱北者の北京日本人学校への駆け込みについて
【お知らせ!】代表選挙立候補届出結果に関する公告

■ハイライト

代表選届出を終えて

衆議院議員 岡田克也

先ほど4時に立候補の届出の締切りが行われ、届け出たのは私一人だというこ
とで、事実上、次期代表に内定いたしました。

まず、この間大変ご努力をいただいた党所属国会議員の皆さん、そして民主党
支持者の皆さん、あるいは多くの期待の声を送っていただいた国民の皆さんに
対して、厚く御礼申し上げたいと思います。

これからの民主党の2年間というのは、日本の政治史の中で特筆すべき非常に
重要な2年間だと思っています。その2年間を、歴史に残る2年間にしたいと
いう思いの中で、緊張感を持ってしっかり頑張っていきたいと考えているとこ
ろです。

具体的なことは、正式に党代表に選任されたうえで申し上げるべきことだと思
いますが、1つはやはり、民主党が国民の皆さんから、政権を担う政党として、
それに足る政党であるということを認めていただく、認識していただく。その
ための、さらなる改革が必要だと思っています。

幹事長時代から、いろいろな改革を進めてきましたが、「透明性」をキーワー
ドに、さらに国民から信頼される民主党を目指して、しっかりとした改革を進
めていきたいと考えています。

2番目は政策の問題です。政策についても、一応の私の政策の方向性をこの代
表選挙に当たって出させていただきましたが、国民から信頼される政党である
ための政策、しっかりとした政権政策をこれから形作っていきたいと思ってい
ます。

私が今回まとめたものは、私がほとんど一人でまとめたものです。これから、
まず内外の有識者の皆さんに議論に加わっていただいて、より中身を充実した
ものにし、そして党の中でも議論を行って、しっかりとした政権政策として練
り上げていきたいと思っています。

安全保障政策を始め、党の中でさらに議論が必要なものもあります。そういっ
たことについても、党の機関の中で、議論をしっかりとしていきたいと考えて
いるところです。

私は、その中でも述べていますが、一番大事なことはやはり、政治への信頼だ
と思います。日本の政治で最も不足しているもの、欠如しているものは、国民
が政治、あるいは政党や政治家を信頼していないということだと思います。信
頼のないところにリーダーシップは生まれません。

そういう意味で、民主党が政党としても、あるいは民主党が掲げる政策として
も、あるいは政権を取ったときの政権運営についても、国民の皆さんからしっ
かり信頼していただける、そういう政党に、この2年間に育て上げることが最
大の責任だと思います。

もちろんこの間、出来得れば解散・総選挙に追い込んで、2年間で政権交代を
させるということですが、仮にそういった総選挙がない場合においても、次な
る総選挙で確実に政権交代できるだけの民主党に形作っていくことが、私のこ
の2年間での最大にして唯一の責任だと思っています。

しっかり気を引き締めて頑張っていきたいと思っていますので、どうよろしく
お願い申し上げたいと思います。

(2004.8.30)

■オピニオン

多様な生き方に対応した透明な年金制度を

民主党政策調査会長代理 古川元久

民主党の年金抜本改革の基本は、今の社会に合わなくなっている約40年前に
作られた現行の年金制度を、2050年の社会にも対応できるものにすること
です。逆にいえば2050年の社会を想像し、それにあった年金制度に改革す
ることです。

現行の公的年金制度は、職業によってバラバラで、厚生、共済、国民と分かれ
ており、しかも専業主婦かそうでないかでも違っています。生き方、働き方に
よって負担も給付も異なるのです。職業の多様化、雇用の流動化に対応してい
ない現行の制度が未加入・未納の増加の大きな一因となっています。これから
の社会では一生同じ職業ということは少なくなり、女性が働くことは当たり前
になっていると思われます。2050年には、ますますライフスタイルは多様
になっているはずです。このライフスタイルの変化に対応するのが、民主党の
一元化を基本とする年金改革案です。職業によって、保険料や給付が異なるの
ではなく、全ての人が同じ制度に加入。同じ基準で負担と給付が決まる公平な
制度になります。

新しい制度は所得に応じて保険料を納付し、納めた保険料総額に応じて給付が
決まる所得比例年金と、全ての人に最低限の年金額を保障するために全額税で
賄われる最低保障年金とからなります。この最低保障年金は所得比例年金が少
ない人には厚くし、所得比例年金が多い人には少なくし、全ての人に最低限の
所得を保障します。この部分については年金目的消費税を導入して賄い、全て
の世代で公平に負担していただくことで、老後の安心を保障します。

さらに、現行制度に対する不信にはいくら納めれば、いくらもらえるのか、負
担と給付の関係がどうなのか不透明なことが挙げられます。民主党案は、財政
的には賦課方式ですが、国民から見れば、積立方式と同じようにとらえること
ができます。従って自分の納めた保険料はあたかも貯金のように積み上がって
いきます。しかも、納付保険料総額に応じて、将来どれくらいの受給額になる
のかを毎年通知しますし、インターネットでも閲覧できるようにします。毎年
通知されることで、将来の年金受給額に見合った老後の生活設計ができるよう
になります。

ただ、貯金と違うのは年金受給開始年齢までは下ろせないことと、受給開始年
齢に達したからといって一気に引き出すことはできないことです。

この民主党の年金改革案は先の国会では実現できませんでしたが、実現に向け
て、水戸市での年金改革地域懇談会や、札幌市での年金改革国民懇談会、さら
に全国の街頭での青空国会で広く国民に訴え、理解を求めていきます。

■トピックス

民主党沖縄基地問題プロジェクトチームは、米軍ヘリ墜落事故に対して、8月
30日に党として2回目となる現地調査団を派遣。また3日には、岡田克也代
表も現地に入る予定です。また、民主党代表選挙は8月30日に告示・立候補
受付が行われ、岡田現代表以外の立候補がなかったため、再選が内定。13日
の民主党大会で承認されることになりました。

<テキスト>

 沖縄米軍ヘリ墜落事故で2度目の現地調査(8/31)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040831_02okinawa.html

 青木、野中両氏を東京地検特捜部に告発(8/31)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040831_03kokuhatsu.html

 沖縄ヘリ墜落事故「私も現地に行く」会見で岡田代表(8/31)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040831_02okada.html

 【衆院経産委】美浜原発事故の再発防止策を質す(8/31)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040831_01keisan.html

 韓日議連会長が岡田代表を表敬訪問(8/30)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040830_01korea.html

 【代表選挙】岡田代表が無投票で再選(8/30)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040830_03saisen.html

 富山で年金演説会・懇談会を開催(8/28)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040828_02toyama.html

 長崎で年金演説会・懇談会を実施(8/28)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040828_01nagasaki.html

 札幌で年金改革国民懇談会を開催(8/27)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040827_01sapporo.html

 【次の内閣】憲法・郵政改革で集中討議(8/26)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040826_02nc.html

<ビデオ>

 岡田代表会見(8/31)
      300k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040831okada_v300.asx
      56k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2004/20040831okada_v56.asx

■談話・声明

 脱北者の北京日本人学校への駆け込みについて(コメント、9/1)
    http://www.dpj.or.jp/news/200409/20040901_01comment.html

 日歯連疑惑をめぐる旧橋本派会計責任者の逮捕にあたって(談話、8/29)
    http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040829_01danwa.html

■お知らせ

民主党代表選挙は8月30日に告示・立候補受付を行い、岡田克也氏のみが届
け出を行いました。これを受けて中央代表選挙管理委員会は代表選挙立候補届
出結果に関する公告、および有権者数の確定に関する公告を行いました。

  代表選挙立候補届出結果に関する公告
    http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/20040830_candidate.html

  有権者数の確定に関する公告
    http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/20040830_yuukensya.html

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