民主党メールマガジン DP-MAIL 第182号 2005年2月24日 編集・発行/民主党国民運動委員会 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ ■目次 【ハイライト】政権交代をしない限り、真の分権改革は実現しない 【トピックス】今国会初の党首討論 岡田代表、首相の無責任さ質す ほか 【談話・声明】全国知事会の新会長誕生について ほか 【お知らせ】 パブリックコメント募集!民主党「高齢者虐待防止法案」 ■ハイライト 『政権交代をしない限り、真の分権改革は実現しない』 (2月20日 岡田克也代表 宮城県の街頭演説会演説より要旨) 今、浅野知事と分権シンポジウムに参加して意見交換をしてまいりました。あ えて「三位一体」という、訳のわからないことばは使いません。何のために、私 たちは地方分権の議論をしているのか。地方のことは地方に任せるという、そし て住民の皆さんが自己決定できるしくみ、これが本来の分権論の根本にある議論 です。本来、地方に委ねるというのなら、お金と権限をセットで都道府県や市町 村に委ねなければ、地方が自己決定できるということにはなりません。 しかし現実には、そういった話はどこかに飛んでしまって、いつの間にか自民 党の中の族議員、あるいはそれぞれの中央省庁の利権構造の中で、総理は全くな すすべも無く、国から地方への3兆円の補助金をどうするかという、意味の無い 分権が行われました。 補助率を下げる、それなら何の改革にもなりません、今の小泉総理を見ている と、小泉改革のいいかげんさが、この分権の問題でもはっきり出ていると思いま す。住民の立場・国民の立場に立った改革をやっていく、そのためにいったい何 をやらなければならないのか、その原点にしっかり戻って、この分権の問題もやっ ていかなければなりません。 しかしはっきりわかったことは、族議員の跋扈(ばっこ)する自民党では、そ ういった本当の改革はできないということです。政権交代をしない限り、地域の ことは本当に地域に任せるという、財源・権限をセットにした権限の委譲はでき ないということを、皆さんにはっきりご理解いただきたいと思います。私たちは そういったしがらみにとらわれず、しっかりとした分権改革を、責任を持って実 現していく、そのことをまず申し上げておきたいと思います。 『「政権準備政党」という言葉を、これから定着させていきたい』 (2月22日 岡田克也代表 定例記者会見より要旨) 今日は、政権戦略委員会第2回を開きまして、細川政権当時の首相秘書官をや られた成田さんにお話を聞いた上で、少し、メンバーだけで議論をいたしました。 その中で今ここでお話できるのは、「脱・野党宣言」ということで、野党とい う言葉を使うのを止めようということを確認したところであります。今日、代議 士会でもそう申し上げましたが、われわれは、野党・与党という言葉自体が、明 治時代にできた訳語だと思いますが、非常になんというか、分かりにくい言葉で ありまして、われわれは、二つの役割を持った政党というふうに思っております。 一つは、従来の野党にあったような、政権を批判する、あるいは監視をする、 そういう役割であります。当然、そういった役回り、政権政党あるいは政権を監 視するということは必要だと思います。 しかし同時に、次の政権政党として準備をしていく政党である、そういったこ ともそれ以上に重要でありまして、明日の党首討論もそうですが、常にそういっ た認識・問題意識を前提にして、対応してゆきたいというふうに考えております。 海外へわれわれが行きますと、影の大臣、影の外務大臣といった扱いを受ける ことが特に英米系では多いわけですが、日本では野党というと国会の中にしか出 てこない、と。同じとは言いませんが、野党第一党の代表として、政権準備の政 党のトップとして、それなりの扱いをしてもらいたいなと、思わないわけではあ りません。 何とかこの「政権準備政党」という言葉を、これから定着させていきたいと思っ ておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ■トピックス 昨日、今国会初となる党首討論が、参議院で開催されました。岡田克也代表は、 「議論を進めようと、評価すべきところは評価しながら議論した」と終了後に記 者団に述べたように、米国の安全保障戦略、年金改革などで小泉首相の認識を一 つひとつ質しました。首相からは前向きの答弁はほとんどなく、総理の答弁全体 について岡田代表は、「0点とは言わないが、残念ながらもう少し時間がかかり そうだというのが実感だ」と述べました。 また先週の土曜・日曜は、岡田代表が福岡市と仙台市を訪れ、平田まさのり福 岡県第2区総支部長、門間ゆきこ宮城県第2区総支部長らとともに、街頭で民主 党への支持を訴えました。 <党首討論> 首相の無責任ぶりを糾弾 岡田代表が党首討論で(2/23) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050223_05qt.html 首相は、前向きの議論に誠実に対応すべき 岡田代表が記者団に(2/23) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050223_06okada.html <岡田代表、福岡・仙台で街頭演説> 岡田代表、門間宮城2区総支部長ら、街頭演説会で党への支持訴える(2/20) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050220_02okada.html 補欠選挙は、小泉政権に「ノー」と言う機会 岡田代表が記者団に(2/20) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050220_03okada.html 岡田代表、平田福岡県第2区総支部長らと福岡市内で力強く街頭演説(2/19) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050219_02okada.html 4月補選は「小泉・自民党政権の是非を問う選挙」岡田代表が会見で(2/19) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050219_03okada.html <テキスト> 鳩山調査団長らがスマトラ沖大地震の被害状況を対策本部で報告(2/24) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050224_03sumatra.html 衆院予算委 津川議員、国民生活の実感を踏まえ公述人に質問(2/24) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050224_02tsugawa.html 次の内閣 定率減税縮小に強く反対 所得税法改正案の対応等協議(2/23) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050223_07nc.html 衆院予算委 樋高議員、公聴会で民主党予算案について見解を質す(2/23) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050223_04hidaka.html 「増税を強いる定率減税縮小法案は分離審議を」鉢呂国対委員長(2/23) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050223_03kokutai.html 衆院予算委 中塚議員、公聴会で分権改革等について公述人に質問(2/23) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050223_02nakatsuka.html 岡田代表、党本部でインドネシア地方代表議会議長と会談(2/22) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050222_08okada.html 民主党は「政権準備政党」 岡田代表、会見で「脱・野党宣言」(2/22) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050222_07okada.html 衆院本会議 首相に退陣を求める 藤田一枝議員が本会議質問で(2/22) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050222_06fujita.html 衆院本会議 稲見議員、農水省補助金交付金化の問題など質す(2/22) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050222_05inami.html 衆院本会議 山花議員、分権とは名ばかりの三位一体改革を批判(2/22) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050222_04yamahana.html 政権戦略委、第2回の会議を開催 成田教授よりヒアリングを行う(2/22) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050222_03seiken.html アジアの諸問題について、岡田代表がパキスタン外相と意見交換 (2/22) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050222_02okada.html 衆院予算委 年金問題集中審議 5議員が政府を厳しく質す(1)(2/21) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050221_02nenkin.html 衆院予算委 年金問題集中審議 5議員が政府を厳しく質す(2)(2/21) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050221_03nenkin.html 衆院予算委 年金問題集中審議 5議員が政府を厳しく質す(3)(2/21) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050221_04nenkin.html 一層の地方分権推進で一致 岡田代表と麻生全国知事会会長が懇談(2/21) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050221_01chijikai.html 「地方分権フォーラムinみやぎ」で岡田代表と浅野宮城知事が対談(2/20) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050220_01okada.html 岡田代表、佐賀県を訪問 九州シンクロトン光研究センターなど視察(2/19) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050219_01okada.html 水島広子議員、均等待遇法制化実現への決意をパート集会で表明(2/18) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050218_03mizushima.html 党拉致問題対策本部、北朝鮮の人権問題に関する懇談会を開催(2/18) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050218_01rachitaisakuhonbu.html 少年法改正案の審議控え、少年刑務所、更生保護施設等視察(2/17) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050217_02shisatsu.html 菅ネクスト大臣ら、京都議定書発効に合わせたキャラバンを激励(2/16) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050216_04giteisho.html <ビデオ> 岡田代表記者会見(2/22) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050222okada_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050222okada_v56.asx ■談話・声明 日米安全保障協議委員会(2+2)共同発表について(談話) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050221_05danwa.html 全国知事会の新会長誕生について(コメント) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050217_01comment.html 「食育基本法案」に対する見解について http://www.dpj.or.jp/seisaku/kan0312//kouan/BOX_KOA0019.html ■パブリックコメント募集!民主党「高齢者虐待防止法案」(中間まとめ) 民主党は、介護保険制度の改正に向けた提言の中で、高齢者虐待の防止につい て重要項目として取り上げてきました。 虐待防止の法律案を検討する過程において、高齢者の虐待を防止することの重 要性とともに、高齢者を養護する者(=介護者等)が虐待を行うに至らないよう に支援をすることが重要という認識を深め、中間まとめとして法律案の骨子を作 成致しました。 虐待を根絶するために、より実効性の高い法律案の制定が必要と考えており、 中間まとめについて、ご意見を募集することと致します。 以下の要領にて広くご意見を募集いたしますので、積極的なご意見、ご提案を お寄せくださいますようお願い申し上げます。 「高齢者虐待の防止及び高齢者を養護する者の支援に関する法律案(仮称)」 (中間まとめ) http://www.dpj.or.jp/seisaku/kan0312/kourou/BOX_KRO0024.html 内容 ◎民主党「高齢者虐待防止法案」(中間まとめ)に対する提案や意見 期間 ◎2005年2月24日(木)より3月10日(木)まで 提出方法 ◎住所、氏名、電話番号を明記の上、以下のいずれかの方法でお願いいたしま す。なお、電話によるご意見は受けかねますので、予めご了承下さい。 ◆E-mail gyakutai@dpj.or.jp ◆郵送 〒100-8981 東京都千代田区永田町2−2−1 衆議院第1議員会館 民主党政策調査会 『高齢者虐待防止法案』係 ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党国民運動委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 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