民主党メールマガジン DP-MAIL 第183号 2005年3月3日 編集・発行/民主党国民運動委員会 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ ■目次 【ハイライト】『中身の深い議論ができなかったのは非常に残念』 【トピックス】平成17年度予算案が衆院通過 論戦の舞台は参議院へ 【談話・声明】島村宜伸農林水産大臣の発言に対して ほか 【お知らせ】 パブリックコメント募集!民主党「高齢者虐待防止法案」 ■ハイライト 『中身の深い議論ができなかったのは非常に残念』 (2月20日 岡田克也代表 予算案衆院通過を受けて記者団に(要旨)) (予算案の衆院通過について問われて) 極めて残念です。まだまだ議論は尽くされておりませんので、予算の中身もそ うですし、そして1億円の旧橋本派の問題も、証人喚問がまだ実現しておりませ んので、そういった問題全体、衆議院でもなお行っていかなければなりませんが、 同時に参議院の予算の審議が始まりますから、そこで十分議論をすると、そのこ とを期待したいと思っています。 (年金の今後の協議について問われて) これは、与党がどういう考え方をまとめてくるかということによると思います。 今、幹事長ベースでやるという話は聞いておりますので、われわれとしては基本 的に、抜本改革をちゃんとやるという約束をまず取り付けないと、改革をやる、 改革をやると言っても、与党の方は、中身は何も示されてないわけですから。従っ て、単なる手直しのようなことであってはいけない。 そして同時に、社会保障制度全体を議論するということは、私は異論ありませ んが、まずは年金をやると、これは総理は答弁で初めて予算の集中の中で認めら れましたが、まず年金についての骨格をきちんとつくり上げるということを約束 を取り付けるということがスタートだと思っています。国会の答弁の中では、そ れらしいことをそれぞれ言っておりますので、そのことを期待したいと思います が、それが取れなければ、これは結局先送りのための議論と考えざるを得ないと 思っています。その上で、色々具体的なことは今までの国会における議論を踏ま えて、枠組みをきちんとつくって議論していけばいいと思っています。 (中略) 私が従来から言っていますのは、国会の場で、国民の見える所で、そして他の 野党も巻き込んで議論するのが、それが筋だということを申し上げています。 (ここまでの国会審議を振り返って) 残念だったのは、政府側の答弁があまりにも正面から答えるものではなかった ということです。小泉総理の答弁も、基本的にかわすような答弁、或いは官僚の つくったものを丸読みするというものがほとんどでしたから、まあ中身の深い議 論ができなかったというのは、非常に残念です。 ■トピックス 1日に行われた衆議院予算委員会の集中審議に、岡田克也代表が質問に立ち、 年金制度の抜本改革に向け、社会保障制度全体の議論の中で、まず年金問題を先 行して議論していくとの答弁を首相から引き出しました。 平成17年度政府予算案については2日、衆議院本会議において与党の賛成多 数で可決されました。民主党は、子ども・子育てや地域を重視した、党としての 独自の予算案も示し、政府に対し徹底的に論戦を挑みました。与党側は、橋本元 首相らの証人喚問から逃げ続け、一方では定率減税の縮減など、何の展望も示さ ないまま国民の皆さんに負担増を強いるなど、不誠実な態度に終始しています。 今日から予算案の論戦の舞台は参議院に移りました。今後とも、民主党議員の論 戦にご期待下さい。 <国会での議論> 参院予算委 輿石議員、まず郵政改革ありきで国民無視の姿勢追及(3/3) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050303_01koshiishi.html 参院予算委 柳田議員、年金改革の重大さを指摘し、首相を質す(3/3) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050303_02yanagida.html 参院予算委 福山議員、厚生保険特別会計の問題点等を厳しく追及(3/3) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050303_03fukuyama.html 参院予算委 円議員、防災・少子化対策などについて質す(3/3) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050303_04madoka.html 衆院本会議 平成17年度政府予算案 衆議院で可決(3/2) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050302_03honkaigi.html 衆院財金委 岩國・平岡議員 定率減税縮減問題などで政府を追及(3/2) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050302_02zaikin.html 衆院予算委 締めくくり質疑で米澤・田中・佐々木・牧議員が質問(3/2) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050302_01yosan.html 衆院予算委 岡田代表、定率減税や政治倫理問題などで首相を質す(3/1) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050301_02okada.html 衆院予算委 中井副代表、北方領土・拉致・郵政民営化問題等質す(3/1) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050301_03nakai.html 衆院予算委 郵政民営化のデメリット示せ 五十嵐議員が質す(3/1) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050301_04igarashi.html <宮城2区・福岡2区 補欠選挙候補者決定> 衆議院統一補欠選挙(宮城2区・福岡2区)は、4月24日に投開票が行われます。 民主党は今回の補欠選挙にあたって、宮城2区には門間ゆきこさんを、福岡2区に は平田まさのりさんを、それぞれ公認することを決定しました。 詳しくは、以下のコーナーをご覧下さい。 http://www.dpj.or.jp/0504hosen/ <テキスト> 危険な米国産牛肉の輸入に反対する会、島村農水相の辞任求め結成(3/3) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050303_07bse.html 中身の深い議論ができなかったのは非常に残念 岡田代表が記者団に(3/2) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050302_05okada.html 次の内閣 平成17年度政府予算案などについて報告・議論(3/1) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050301_06nc.html 年金の先行協議異論なしとの首相答弁は一歩前進 会見で岡田代表(3/1) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050301_05okada.html 国会内で常任幹事会を開催 年金問題対応、組織規則改正など議論(3/1) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050301_02jokan.html 民主党などが「戦時性的強制被害者問題解決促進法案」を再提出(2/28) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050228_01senji.html 岡田代表、太田・前橋市で地域に即した政策めぐり市民と意見交換(2/27) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050227_01okada.html NPO局 福岡市内でNPO関連予算報告会を開催、活発に意見交換(2/26) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050226_02npo.html 小泉政権は政策が腐敗しきっている 藤井代表代行、福岡での演説で(2/26) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050226_01fujii.html 非常識なのは島村農水相自身 鮫島ネクスト農水相が緊急会見で(2/25) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050225_05bse.html 国民の付託を尊重する国会運営を求める 川端幹事長が会見で(2/25) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050225_04kawabata.html 鳩山・中川議員ら、北朝鮮人権侵害救済法案を国会提出(2/25) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050225_02rachi.html 街頭演説会 スマトラ沖地震・津波被災地調査報告と募金を実施(2/24) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050224_04gaito.html <ビデオ> 岡田代表記者会見(3/1) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050301okada_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050301okada_v56.asx 川端幹事長記者会見(2/25) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050225kawabata_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050225kawabata_v56.asx ■談話・声明 学生無年金障害者国家賠償訴訟・広島地裁判決について(コメント) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050303_06comment.html 堤義明コクド前会長の逮捕について(談話) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050303_05danwa.html 平成17年度予算案の衆議院通過にあたって(コメント) http://www.dpj.or.jp/news/200503/20050302_04comment.html 自民党中川国対委員長発言について(談話) http://www.dpj.or.jp/news/200502/20050228_02danwa.html 島村宜伸農林水産大臣の発言に対して(コメント) http://www.dpj.or.jp/seisaku/kan0312/nousui/BOX_NOS0011.html ■パブリックコメント募集!民主党「高齢者虐待防止法案」(中間まとめ) (先週に引き続いてのお知らせです) 民主党は、介護保険制度の改正に向けた提言の中で、高齢者虐待の防止につい て重要項目として取り上げてきました。 虐待防止の法律案を検討する過程において、高齢者の虐待を防止することの重 要性とともに、高齢者を養護する者(=介護者等)が虐待を行うに至らないよう に支援をすることが重要という認識を深め、中間まとめとして法律案の骨子を作 成致しました。 虐待を根絶するために、より実効性の高い法律案の制定が必要と考えており、 中間まとめについて、ご意見を募集することと致します。 以下の要領にて広くご意見を募集いたしますので、積極的なご意見、ご提案を お寄せくださいますようお願い申し上げます。 「高齢者虐待の防止及び高齢者を養護する者の支援に関する法律案(仮称)」 (中間まとめ) http://www.dpj.or.jp/seisaku/kan0312/kourou/BOX_KRO0024.html 内容 ◎民主党「高齢者虐待防止法案」(中間まとめ)に対する提案や意見 期間 ◎2005年2月24日(木)より3月10日(木)まで 提出方法 ◎住所、氏名、電話番号を明記の上、以下のいずれかの方法でお願いいたしま す。なお、電話によるご意見は受けかねますので、予めご了承下さい。 ◆E-mail gyakutai@dpj.or.jp ◆郵送 〒100-8981 東京都千代田区永田町2−2−1 衆議院第1議員会館 民主党政策調査会 『高齢者虐待防止法案』係 ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党国民運動委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・ご意見・ご感想を prc@dpj.or.jp までお寄せください。 ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ ージで手続きしてください。 http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2003 民主党 ■民主党は、お年寄りや身体に障害のある皆様がアクセスしやすい情報発信を めざします。