コンテンツを再生/利用するにはプラグインが必要です。

民主党サイトアーカイブ

現在のウェブサイトはこちら
2011年6月22日以前の情報その他で、新サイトに盛り込んでいないデータを掲載しております。
アーカイブTOP > メールマガジン
民主党メールマガジン
DP-MAIL 第192号 2005年5月12日
編集・発行/民主党国民運動委員会

 DP-MAILのバックナンバーはこちらから
   http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/


■目次

【ハイライト】『連休中に中東とスーダンを訪問 大変有意義だった』
【トピックス】イラク邦人拘束事件で対策本部を設置、対応を協議
【談話・声明】第76回 メーデーアピール、憲法記念日にあたって ほか
【お知らせ】 「住民基本台帳法一部改正案骨子」へのパブリックコメント募集


■ハイライト

『連休中に中東とスーダンを訪問 大変有意義だった』

(5月10日 岡田克也代表 定例記者会見冒頭発言より要旨)

 連休中に、中東とスーダンに行ってまいりました。大変有意義だったと思って
います。

 パレスチナのアッバス議長との会談も中身の濃いものであり、ヨルダン、イス
ラエルも含め、非常にいい議論ができました。
 中東和平の問題は、テロの問題の根源でありますので、日本政府もアッバス議
長を日本に呼ぶなどいろいろな努力をしていますが、日本として、もっと和平に
向けての貢献ができるのではないかと、改めて感じたところです。
 私は1996年1月に当時の小渕団長の下で、パレスチナ評議会選挙の選挙監
視団に参加して以来の訪問で、2回目のパレスチナ評議会選挙が今度の7月に行
われることになりますが、あの当時は和平に向けての希望が垣間見えた時期であっ
たと思います。
 残念ながらその後、第二次インティファーダなどの中で、逆回転といいますか、
和平が遠のいた時期がありましたが、今、新たにアッバス議長と、態度がかなり
変わったイスラエル側が、世界全体の支援の中で和平への議論を本格化し出した
ことは、非常に好ましいことです。アッバス議長は「黄金の機会を逃すことなく」
と言われましたが、まさしくその通りです。非常に難しい、複雑なパズルを解く
ような問題ですが、前に進めるチャンスがそうたくさんあるわけではありません
ので、しっかりとした対応が必要だと思っています。

 スーダンの方は、南北の和解が成立し、初日は南の方に行くはずでしたが、国
連機に乗り込み、スタート直前にプロペラが回ってから電気系統の故障と言われ、
初日はスーダンの首都ハルツーム周辺の難民キャンプ、2日目は予定通りダルフー
ルへ行きました。
 難民が30〜40万人いるような大きなキャンプで、人間の最低レベルの生活
以下の悲惨な状況にあります。しかし彼らに聞くと、殺人などが無いから、こち
らの方が良いとのことです。
 日本政府は1億ドルの経済支援をすると言われています。南北和解促進のため
に経済的な支援も含めた支援を行うことは、非常に意味がありますが、一方でダ
ルフールの状況を見ると、和平のための人道支援といったものを超えて、一般的
な経済支援まで、今の段階でスーダン政府に行うことについては、もう少しよく
見極めたほうが良いという感じを受けました。ダルフールにおいては、明らかに
政府も関与する形での人権抑圧が行われていると言わざるを得ないような印象を
受けて、帰ってきました。

 中東和平や、スーダンに限らずアフリカの問題は、世界が最も注目している外
交上の問題ですが、日本では国民の関心も薄く、メディア的にも報ぜられること
はそう多くはありません。しかし、今年のダボス会合でもサミットでも、アフリ
カ問題は最大のテーマであり、日本としてきちっと支援していくという姿勢は、
非常に重要なことではないかと改めて感じた次第です。


■トピックス

 ハイライトにもありますように、大型連休中、岡田代表は中東とスーダンを訪
問し、要人との会談や視察などを行いました。詳細については後日、報告書が公
表される予定です。
 イラクでの邦人拘束事件については、民主党としても直ちに対策本部を設置し、
党として可能な限りの努力を行い、「わが国民の生命が危険に晒されているかか
る事態に際して、人命尊重の見地に立ち、情報提供を含め、与野党を越えて政府
に協力する用意がある」ことを表明しています。
 また、内外に山積する諸課題について、国会での議論も行われています。今後
とも民主党の議論に是非ご注目下さい。


<国会での動き>

衆院イラク特 斎藤さん安否、治安状況など質す 藤田・首藤議員(5/12)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050512_04iraq.html

密室の取調べを正す刑事訴訟法改正案を国会に提出(5/12)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050512_03keiji.html

与野党国対委員長会談で郵政民営化関連法案の再提出などを求める(5/12)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050512_02kokutai.html

参院イラク特 若林・犬塚両議員がイラク問題をめぐり関係大臣質す(5/11)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050511_03iraq.html

参院本会議 小林議員、介護保険法改正案への見解を首相らに問う(5/11)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050511_02kobayashi.html

郵政民営化法案は出し直しを 国対委員長会談後に鉢呂委員長が会見(5/11)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050511_01kokutai.html


<テキスト>

両院議員懇談会を開催 統一補選の総括に関し、活発に議論(5/12)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050512_05ryoinkon.html

統一国政補選総括案について議論 補選・都議選対策本部役員会で(5/12)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050512_01sentai.html

「政権交代後は政治家主導の政治実現」岡田代表、早大大学院で講義(5/11)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050511_05okada.html

次の内閣 特殊法人改革、教育基本法の問題等について活発に議論(5/11)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050511_04nc.html

政権戦略委員会、第4回の会合を開催 宮台眞司准教授を招き議論(5/10)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050510_08seiken.html

岡田代表、定例記者会見で中東・スーダン訪問の印象を語る(5/10)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050510_07okada.html

イラク邦人拘束事件対策本部会議を開催 今後の対応等を協議(5/10)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050510_05taisakuhonbu.html

岡田代表、駐日アメリカ大使の表敬訪問受け、活発な意見交換行う(5/10)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050510_04okada.html

補選総括の日程示し後半国会と都議選に全力投球確認 常任幹事会(5/10)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050510_03jokan.html

イラクでの邦人拘束事件を受け、対策本部を設置(5/10)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050510_02iraq.html

川端幹事長、梶原康弘衆議院議員を厳重注意(5/9)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050509_03kawabata.html

仙谷政調会長・鳩山ネクスト外相ら、スウェーデン外相と意見交換(5/9)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050509_02sweden.html

「日本をともに変えていこう」中央メーデーで岡田代表が挨拶(4/29)
http://www.dpj.or.jp/news/200504/20050429_04mayday.html


<ビデオ>

 岡田代表記者会見(5/10)
      300k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050510okada_v300.asx
      56k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050510okada_v56.asx


■談話・声明

イラクでの日本人拘束事件について(談話)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050510_09danwa.html

憲法記念日にあたって(談話)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050503_01danwa.html

北朝鮮の短距離ミサイル発射について(談話)
http://www.dpj.or.jp/news/200505/20050501_04danwa.html

第76回 メーデーアピール
http://www.dpj.or.jp/news/200504/20050429_01mayday.html


■お知らせ

【民主党「住民基本台帳法一部改正案骨子」へのパブリックコメント募集】

〜「住民基本台帳の閲覧制度について、原則公開から原則非公開とする」ことに
ついて、あなたのご意見をお寄せください〜

民主党『次の内閣』総務部門 ネクスト総務総括副大臣 山花 郁夫


 現在、住民基本台帳法では、みなさんの住所・氏名・生年月日・性別という情
報(4情報)は公開が原則とされ、誰でも市区町村の窓口で閲覧することができ
るようになっています。 
 個人情報保護法により市区町村や企業などには個人情報の適正な取り扱いが求
められている一方、住民基本台帳の閲覧によって個人情報が事実上流出している
のです。住所等が閲覧されたことによりダイレクトメール等が送られてくるとい
う苦情やプライバシー侵害の不安は私たちのところへも数多く寄せられています。
 この問題については、かねてから根本的な見直しを求める要請が一部自治体な
どから国に対して出されてきましたが、国はこれを放置してきました。 
 また、住民基本台帳を閲覧して母子家庭などを探し出し、少女に対してわいせ
つ行為に及ぶという卑劣な事件が愛知県で発生しました。誰でも容易に4情報を
閲覧できる現行制度のもとでは、このような事件は誰の身にも起こる可能性があ
ります。国民の不安は高まるばかりです。 
 このような危機的事態をうけ、民主党ではいち早く、住民基本台帳の閲覧制度
について「原則公開から原則非公開とする」法案を提出する方針を決定しました。
 つきましては、よりよい法案とするために、法案に関するご意見やご提言をい
ただく「パブリックコメント手続き」を実施することにしました。下記の要領で
2週間にわたりご意見を募集し、お寄せいただいたご意見をふまえて、成案を得
たいと考えます。皆様の積極的なご提言を心よりお待ち申し上げます。 


<民主党「住民基本台帳法一部改正案」へのパブリックコメント募集要項>

◇内容:以下の点について、ご意見をお伺いします。

【ポイント1 原則非公開の例外規定について】
1−(1)本法案が成立すれば、商業目的での4情報の閲覧はできなくなります。
 さらに、世論調査や学術目的の調査、その他公益の目的であっても、閲覧され
 る住民のプライバシーを尊重する観点から、自治体が特別の理由があると認め
 ない限り非公開とすべきと考えています。この点について、どのように考えま
 すか?

1−(2)公用目的での閲覧であっても、自治体が相当の理由があると認めない
 限り非公開とすべきと考えています。この点について、どのように考えますか?

【ポイント2 公開する情報(例外的に閲覧が認められるケース)について】
2 現在公開されている4情報のうち、公用・公益目的など例外的であっても公
 開すべきでない情報はありますか?(公開すべきでない情報とその理由をあわ
 せてお書き下さい。)

  ※その他、法案に対するご意見・ご提案をご自由にお書きください。

◇方法:電子メール・郵送で受付
 ・電子メール :public@dpj.or.jp
 ・郵送:〒100−8981
   東京都千代田区永田町2−2−1 衆議院第一議員会館
   民主党政策調査会 住民基本台帳法パブリックコメント担当

◇期間:2005年5月9日から2005年5月23日までの2週間

◇結果:ご意見やご提案の内容を検討させていただき、最終案をとりまとめ、内
 容を公表します。


【NPO局よりフォーラム開催のご案内】

フォーラム「市民・NPOが地域社会をどのように変えるか」 
−まちづくりにおけるNPO・行政・議会の連携と役割− 
開催のご案内 

民主党NPO局 


 特定非営利活動促進法成立からすでに7年が経過し、その認証数も3月末現在
で2万1千団体を超えました。その活動は特に地域社会においては重要な役割を
担い、自治体と市民・NPOの協働のかたちも多岐多様化しています。 
 このような状況のもと、地域に根ざした市民活動の自治体政策への影響を検証
し、地域の自立に向けた市民活動と行政、議会の役割を整理するとともに、政策
立案過程への市民の参加を推進するためのしくみづくりを検討するため、以下の
要領でフォーラムを開催いたします。ぜひご参加ください。 


日程: 
 5月27日(金)15:30〜18:00(開場15:00) 

会場: 
 憲政記念館 第1・2会議室 
(地下鉄永田町駅徒歩5分・国会議事堂前駅徒歩7分) 
(地図:http://arch.cside.com/f-kensei.html) 

内容: 
○基調講演 
「志木市における市政運営への市民参加について・その意義と課題」(仮題) 
  穂坂邦夫さん(志木市長) 
○パネルディスカッション 
・パネリスト 
  穂坂邦夫さん 
  芝原浩美さん(IIHOE「人と組織と地球のための国際研究所」) 
  牧野昌子さん(ちば市民活動・市民事業サポートクラブ) 
  姫井由美子さん(岡山県会議員) 
  民主党所属国会議員→調整中 
・コーディネーター 
  廣瀬克哉さん(法政大学教授) 

主催: 
 民主党 

協力: 
 市民がつくる政策調査会 

お問合せ先: 
 民主党本部 
  TEL:03−3595−9988 
  FAX:03−3595−9924 
  E−Mail:npo@dpj.or.jp 

※参加のお申し込みは、お名前・ご所属・ご連絡先住所と電話番号・メールアド
レス等をご記入の上、FAXまたはE−Mailにてお願いします。 


■このメールマガジンについて
  ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」
  ・編集・発行 民主党国民運動委員会
   〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1
  ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って
   読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。
  ・ご意見・ご感想を prc@dpj.or.jp までお寄せください。
  ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ
   ージで手続きしてください。
         http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html
  ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。
   Copyright(C)2003 民主党

■民主党は、お年寄りや身体に障害のある皆様がアクセスしやすい情報発信を
めざします。