民主党メールマガジン DP-MAIL 第196号 2005年6月9日 編集・発行/民主党国民運動委員会 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ ■目次 【総務局長コメント】党本部職員逮捕について 【ハイライト】『郵政問題は、国民の立場に立った真摯な議論が必要』 【トピックス】郵政特別委員会で竹中担当相らに対し、厳しい質疑続く 【お知らせ】 特殊法人、独立行政法人、認可法人、公益法人に関する情報を 【お知らせ】 『男性議員子育てパパ日記』好評連載中! ■総務局長よりのコメント(党本部職員逮捕について) ※昨日、わが党本部職員が逮捕されたとの件に関し、齋藤総務局長名で以下のコ メントを出しました。 2005年6月9日 コメント 民主党総務局長 齋藤 勁 昨日、わが党の職員・野島哲也が東京都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕された。 未だ本人が取調中でもあり、事実関係は十分に把握できていないが、本人代理 人の弁護士によれば、痴漢行為の容疑とされている。 事実とすれば大変遺憾であり、党としては今後、早急に事実関係を把握した上 で、厳正に対処したい。 ■ハイライト 『郵政問題は、国民の立場に立った真摯な議論が必要』 (6月7日 岡田克也代表 定例記者会見冒頭発言より要旨) まず国会ですが、幾つか申し上げたいと思います。今日は参議院の決算委員会 がございました。NHK、テレビ入りということでしたが、私も30分ほど傍聴 をいたしましたが、わが党の松井議員が、IT投資に関して非常に切れ味鋭い質 問を行ったと思います。衆参の役割分担の中で、これから参議院については決算 重視ということで、今回も時間をとって行われたものでありますが、まさしく参 議院の果たすべき役割を、しっかり果たしておられるというふうに改めて感じた 次第です。個々の議員がしっかりと情報を集めながら積み上げた結果の、そうい う質疑で、非常に良かったというふうに思っています。 それから郵政の関係ですが、今日も審議が続いております。先ほどまで私もテ レビで見ておりました。まあ、だんだん先に民営化ありきということの矛盾と言 いますか、ちぐはぐさが際立ってきているというふうに考えています。まだまだ 審議は始まったばかりと。これからかなりの審議時間を要するだろうと思ってい ます。 私が予算委員会で聞きました党議拘束の件も、総理は結局、党議拘束はかかっ ていないということをお認めになったわけですから、それも他党の中のことなが ら、党議拘束なしで採決には当然挑めないと思いますから、そういったことも含 めて、かなりの時間を要するだろうというふうに思っています。国民の立場に立っ て、真摯な議論が必要だと考えています。 年金ですが、昨日、年金(合同)協議会を行いました。私は昨日、直接見てお りませんが、その後色々な発言が出ていますが、とにかく本会議で決議までして 枠組みを設定して始めた議論ですから、今の現状は、あまりにも国民の期待から かけ離れたものだと思います。 強行採決した案が、素晴らしい案だというふうに堂々と言い切る与党の姿勢か らは、真摯に改革案を議論しようという姿勢は全く見えないわけで、そういう中 で、こんな議論ならいつまでも続けても仕方がないと、わが党の方から意見が飛 び出すのもやむを得ないかと思います。 ただ、だからと言ってこれを簡単に潰してしまっていいということではありま せん。総理も一元化が望ましいということも言っておられるわけですから、やは り総理がきちんと与党の委員に対して、わざわざ国会で議論すべきだということ を総理が何回もおっしゃった話でありますから、そうであれば、きちんとした議 論ができるように、委員に対して指示をすべきであるというふうに思っています。 そうでないと、まさしくわが党の仙谷さんや枝野さんが言ったように、やって も意味がないというふうになってしまいます。私は、そうならないように、真摯 に与党も受け止めて努力をすべきだというふうに申し上げておきたいと思います。 ■トピックス 政府提出の郵政民営化関連法案の審議が、衆議院の郵政民営化に関する特別委 員会で始まっています。民主党は、この法案の瑕疵を以前から明快に指摘してき ましたが、特別委員会の質疑でも、この法案がいかに欠陥法案であるかが明らか になってきました。 わが党の山花郁夫衆院議員の質問に、竹中郵政民営化担当相は立ち往生。2時 間近く審議が止まり、答弁を撤回する事態も起きています。岡田代表も、こうし た審議の状況を受け、「かなりの審議時間を要する」などとコメントしています。 また、なぜ今、郵政民営化が必要なのかについては、与党側の委員から質問が出 される始末。政府側からは納得できる答えは出てきません。 一方、参議院の決算委員会では、わが党の松井孝治・直嶋正行両議員が質問に 立ち、政府のITシステム予算や決算をめぐる問題や、国家公務員法違反の天下 り問題、JR事故問題などについて、厳しい追及を行いました。 今後とも、民主党議員の鋭い国会質問に是非ご注目下さい。 <国会での動き> 郵政法案審議は更に時間必要、今国会では廃案を 会見で鉢呂委員長(6/9) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050609_03kokutai.html 「住民基本台帳法一部改正案」パブリックコメントへのご意見の概要(6/8) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050608_08juuki.html 当事者の声に真摯に応えるべく「障害者自立支援法案」修正協議へ(6/8) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050608_05jiritsu.html 【衆院郵政特】古賀・馬淵議員、郵政民営化法案の欠陥を厳しく指摘(6/8) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050608_03yuusei.html 被災者生活再建支援法改正案の早急な審議を 鉢呂国対委員長(6/8) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050608_02kokutai.html 島民生活の安定と産業振興をめざし、離島振興法等の一部改正案提出(6/8) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050608_01ritou.html 衆院郵政特 山花・中村両議員、郵政法案の欠陥めぐり関係大臣追及(6/7) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050607_05yuusei.html 参院決算委 直嶋議員、JR事故を受けて国の安全対策を質す(6/7) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050607_04naoshima.html 参院決算委 松井議員、国家公務員法違反の天下りの実態を鋭く指摘(6/7) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050607_03matsui.html 昨日の竹中担当相答弁は不信任に値する 鉢呂国対委員長、会見で(6/7) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050607_02kokutai.html 衆院郵政特 伊藤・山花議員、竹中担当相の答弁など厳しく追及(6/6) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050606_02yuusei.html 認識一致しなければ意味がない 年金両院合同会議で民主党が主張(6/6) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050606_01nenkin.html 衆院郵政特 松野議員、年金問題や民営化の目的を質す(6/3) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050603_08matsuno.html 衆院郵政特 五十嵐議員、ビジョンなき郵政民営化を厳しく批判(6/3) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050603_07igarashi.html 衆院郵政特 仙谷議員、民営会社の金融兼業問題や年金問題を追及(6/3) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050603_06sengoku.html 衆院郵政特 小沢議員、必要性見出せない郵政民営化の諸問題追及(6/3) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050603_05ozawa.html まなじりを決して郵政民営化問題に立ち向かう 鉢呂委員長、会見で(6/3) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050603_04kokutai.html 参議院議員総会で岡田代表挨拶 郵政法案廃案めざししっかり議論を(6/3) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050603_03sangiin.html <テキスト> 「解散するなら堂々と受けて立つ」党本部での集会で岡田代表が強調(6/9) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050609_02yuusei.html 北区から都政を日本を変えようと訴え 総決起集会で岡田代表(6/8) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050608_06okada.html 次の内閣 障害者自立支援法案への対応などについて活発に議論(6/8) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050608_04nc.html 人権保障小委員会報告を受け意見交換 党憲法調査会総会を開く(6/7) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050607_08kenpou.html 国会内で常任幹事会を開催 都議選の最終公認などを決定(6/7) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050607_07jokan.html 郵政は、時間をかけ国民の立場に立った真摯な議論必要 岡田代表(6/7) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050607_06okada.html 都議会・都政を変えて日本の改革を 岡田代表ら新宿で街頭演説行う(6/6) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050606_03okada.html 党勢拡大に向けて意思統一 全国幹事長・選挙責任者会議を開催(6/5) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050605_01zenkoku.html 岡田代表、どしゃ降りの雨をものともせず、都内で民主党支持訴える(6/4) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050604_01okada.html 藤井代表代行、都内の集会で挨拶 小泉政権の姿勢を厳しく批判(6/3) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050603_12fujii.html 岡田代表、都内で街頭演説行い、民主党への支持強く訴える(6/3) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050603_11okada.html 郵政法案の廃案に向けて総力でがんばる 川端幹事長、会見で(6/3) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050603_10kawabata.html 政権戦略委員会、政権獲得に向けての戦略を活発に議論(6/3) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050603_09seiken.html 岡田代表、ヘレン・クラーク ニュージーランド首相と意見交換(6/2) http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050602_02okada.html <ビデオ> 岡田代表記者会見(6/7) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050607okada_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050607okada_v56.asx 川端幹事長記者会見(6/3) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050603kawabata_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050603kawabata_v56.asx ■お知らせ 【特殊法人、独立行政法人、認可法人、公益法人に関する情報をお寄せ下さい!】 5月9日、民主党は、天下りや無駄遣いを生んでいる政府関連法人を改革する ために、『特殊法人等改革推進本部』を発足させました。 我が国には、特殊法人や認可法人をはじめ、独立行政法人や公益法人(財団法 人、社団法人)が、数万あると言われています。それらは、官僚OBの天下り先と なり、また、割高なサービスを行なったり、ムダな事業を続けたりして、国民生 活を圧迫していると言われています。 しかし、その実態はほとんど知られていません。 民主党は、「渡り鳥」と呼ばれる奇妙な天下りの構造や、法人を使った無駄遣 いなど、歪んだ法人のありかたを改めようと考えています。間違った「官」主導 主義から抜け出し、「民」の活力を取り戻そうと本気で考えています。 民主党は、法人の実態について独自の調査もしつつ、どんどん国会で追及して、 法人の実像を明らかにする作業に取りかかっています。 あなたの周りの特殊法人などについて、気付いたことはありませんか? 特殊法人などが高い手数料を取っているとか、こんな無駄遣いをしている、と いうようなご指摘はありませんか? あなたの情報やご指摘を、民主党にお寄せ下さい。 あなたの目、あなたの声が、我が国を良くする大きな力になります。 (詳しくは以下の特設HPをご覧下さい) http://www.dpj.or.jp/houjin/ 【男性議員子育てパパ日記】好評連載中! 民主党男女共同参画委員会のHP上で、「男性議員子育てパパ日記」が好評連 載中です。ほほえましく楽しい、子育てに奮闘する親としての国会議員の生の声 を是非ご覧下さい。 (子育てパパ日記は、以下のHPへアクセスして下さい) http://www.dpj.or.jp/danjo/papa/index.html ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党国民運動委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・ご意見・ご感想を prc@dpj.or.jp までお寄せください。 ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ ージで手続きしてください。 http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2003 民主党 ■民主党は、お年寄りや身体に障害のある皆様がアクセスしやすい情報発信を めざします。