民主党メールマガジン
DP-MAIL 第197号 2005年6月16日
編集・発行／民主党国民運動委員会
DP-MAILのバックナンバーはこちらから
http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/
■目次
【ハイライト】『疑問に正面から答えない、ごまかしの答弁が目立つ』
【トピックス】郵政民営化法案のずさんさが、審議の中で次々に明らかに
【談話・声明】首都直下地震対策について(防災問題プロジェクト・チーム報告書)
【お知らせ】 特殊法人、独立行政法人、認可法人、公益法人に関する情報を
■ハイライト
『疑問に正面から答えない、ごまかしの答弁が目立つ』
（6月14日 岡田克也代表 定例記者会見冒頭発言より要旨）
国会の会期末が迫っています。（衆院郵政民営化に関する）特別委員会の議論
を見ていても、全く我々の疑問に正面から答えない政府側、特に竹中（郵政民営
化担当）大臣、小泉総理のごまかしの答弁が目立っています。
国会１５０日という会期はもともと設定されているものでありまして、いった
ん会期を切って、廃案にして、一から法案を出し直せと強く申し上げておきたい
と思います。会期が延長とはならないよう、党を挙げて全力で頑張っていきたい
と思います。
自民党の郵政民営化反対の皆さんも、最初は元気だったのですが、最近一向に
元気がなくなっているようで、色々な解散の脅しとか、神崎（公明党）代表の
「応援しない」ブラフがだいぶ効いているのかなと思いますが、そういう脅しで
屈するなら最初から言わなければよい訳で、本当に反対と言うなら、ここは会期
延長しなければ終わってしまう訳ですから、反対派といわれる皆さんには、ここ
で奮起を期待したいと思いますし、そこで何も動きがないということであれば、
もともと見せかけで反対したと言われても仕方がないと思います。
（中略）
今日、先ほどの本会議で、松本（剛明）議員が、（ＮＨＫの）日曜討論の山崎
発言について、非常にポイントを突いた指摘をしていました。
山崎筆頭理事もそうですが、政府の中でも軽い発言が相次いでいる訳で、森岡
政務官、町村外相、中山文科相、そして小泉総理その人もそうであります。それ
ぞれについて、小泉さんは、自らもいい加減な発言を繰り返していることもある
のでしょうけれども、一向に気に留める感じはありません。しかし、外国から見
れば非常に気になる発言、あるいは気にしている発言を繰り返している訳で、結
局、外国政府が言っていることは、村山談話はいいけれども、それを本当に思っ
ているのか、本当に思っているかの一つのあらわれが、現職閣僚あるいは政府の
中でどういう発言をするかということで判断している訳です。
閣僚または政務官の発言に対して総理がしっかりと指摘をし、訂正をする。場
合によっては首を飛ばすということを行うべきだと考えております。そういう姿
が見えないでのは、内閣総理大臣の責任を全うしているとは、とても言えない状
況だと思います。
■トピックス
郵政民営化法案の質疑が、今週も衆議院の特別委員会で続いています。わが党
議員が質問をすればするほど、この法案の問題点、竹中担当相とその周辺をめぐ
る様々な問題点が浮き彫りになってきました。
法案が提出もされていないのに、１億５千万円もの税金を投じて行われた郵政
民営化に関する政府広報が、実は竹中担当相秘書官の知り合いの企業との随意契
約で発注されていた問題の不透明さもさることながら、中央省庁等改革基本法と
の整合性の問題、民間にできないことまでやらせようとしている特別送達の問題、
システム開発の問題等々、今週の質疑だけでも、問題点を挙げればきりがありま
せん。政府が、よく検討もされていないずさんな法案を出してきた、その軽率さ
は否めません。
民主党は、法案の出し直しを強く求め続けるとともに、何のためにやるのか誰
も理解できない郵政民営化法案の審議のための会期延長も、断固として認めませ
ん。
＜国会での動き＞
衆院郵政特 郵政民営化の数々の問題点が参考人質疑でも明らかに(6/16)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050616_03yuusei.html
竹中担当相が大臣の資質欠くのは明らか 鉢呂国対委員長が会見で(6/16)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050616_01kokutai.html
衆院郵政特 海江田議員、民営化後の姿、秘書官口利き疑惑等質す(6/15)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050615_02kaieda.html
衆院郵政特 辻議員、郵政民営化広報の随意契約の不透明さを追及(6/15)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050615_03tsuji.html
衆院郵政特 安住議員、首相の大雑把な現状認識を白日の下に晒す(6/15)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050615_05azumi.html
衆院郵政特 原口議員、独禁法抵触問題、特別送達問題など質す(6/15)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050615_06haraguchi.html
竹中担当相不信任決議案提出を見極めたい 鉢呂委員長が会見で(6/15)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050615_01kokutai.html
衆院郵政特 古本・辻議員、郵政広報の疑問点等追及し、審議中断(6/14)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050614_03yuusei.html
会期末迎え大事な１週間 鉢呂委員長、国会内で記者会見(6/14)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050614_02kokutai.html
衆院郵政特 西村・大出・辻議員、郵政問題で竹中担当相らを追及(6/13)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050613_01yuusei.html
民主党、「住基台帳大量閲覧制限法案」を衆議院に提出(6/10)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050610_05juuki.html
会期延長阻止のため緊迫状況続く見通し 鉢呂委員長が会見で示す(6/10)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050610_02kokutai.html
衆院郵政特 一川・川内議員、郵便局の設置基準などを厳しく質す(6/9)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050609_04yuusei.html
＜テキスト＞
郵政民営化法案廃案改めて誓う 仙谷由人政調会長が都内の集会で(6/15)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050615_08yuusei.html
次の内閣 障害者自立支援法案の修正協議は１週間の期限(6/15)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050615_07nc.html
ＪＲ福知山線運転再開に向け、事故対策本部第３回会議開く(6/15)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050615_04jr.html
党の憲法調査会総会にて、統治機構と地方分権を討議(6/14)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050614_05kenpou.html
岡田代表、記者会見で、郵政法案の廃案と会期延長阻止の決意示す(6/14)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050614_04okada.html
岡田代表、駐日韓国大使と会談 両国関係などについて意見交換(6/13)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050613_03okada.html
国会会期延長せず郵政法案廃案に 川端幹事長が会見で(6/10)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050610_04kawabata.html
犯罪被害者支援への取り組みを進めるため、ヒアリング等を実施(6/9)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050609_05hanzai.html
＜ビデオ＞
岡田代表記者会見（6/14）
300k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050614okada_v300.asx
56k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050614okada_v56.asx
川端幹事長記者会見（6/10）
300k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050610kawabata_v300.asx
56k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050610kawabata_v56.asx
■談話・声明
首都直下地震対策について（防災問題プロジェクト・チーム報告書）
http://www.dpj.or.jp/chokka/
■お知らせ
【特殊法人、独立行政法人、認可法人、公益法人に関する情報をお寄せ下さい！】
５月９日、民主党は、天下りや無駄遣いを生んでいる政府関連法人を改革する
ために、『特殊法人等改革推進本部』を発足させました。
我が国には、特殊法人や認可法人をはじめ、独立行政法人や公益法人（財団法
人、社団法人）が、数万あると言われています。それらは、官僚OBの天下り先と
なり、また、割高なサービスを行なったり、ムダな事業を続けたりして、国民生
活を圧迫していると言われています。
しかし、その実態はほとんど知られていません。
民主党は、「渡り鳥」と呼ばれる奇妙な天下りの構造や、法人を使った無駄遣
いなど、歪んだ法人のありかたを改めようと考えています。間違った「官」主導
主義から抜け出し、「民」の活力を取り戻そうと本気で考えています。
民主党は、法人の実態について独自の調査もしつつ、どんどん国会で追及して、
法人の実像を明らかにする作業に取りかかっています。
あなたの周りの特殊法人などについて、気付いたことはありませんか？
特殊法人などが高い手数料を取っているとか、こんな無駄遣いをしている、と
いうようなご指摘はありませんか？
あなたの情報やご指摘を、民主党にお寄せ下さい。
あなたの目、あなたの声が、我が国を良くする大きな力になります。
（詳しくは以下の特設ＨＰをご覧下さい）
http://www.dpj.or.jp/houjin/
【男性議員子育てパパ日記】好評連載中！
民主党男女共同参画委員会のＨＰ上で、「男性議員子育てパパ日記」が好評連
載中です。ほほえましく楽しい、子育てに奮闘する親としての国会議員の生の声
を是非ご覧下さい。
（子育てパパ日記は、以下のＨＰへアクセスして下さい）
http://www.dpj.or.jp/danjo/papa/index.html
■このメールマガジンについて
・民主党メールマガジン「DP-MAIL」
・編集・発行 民主党国民運動委員会
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1
・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って
読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。
・ご意見・ご感想を prc@dpj.or.jp までお寄せください。
・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ
ージで手続きしてください。
http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html
・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。
Copyright(C)2003 民主党
■民主党は、お年寄りや身体に障害のある皆様がアクセスしやすい情報発信を
めざします。
