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民主党メールマガジン
DP-MAIL 第199号 2005年6月30日
編集・発行/民主党国民運動委員会

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   http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/


■目次

【ハイライト】『物事には順序がある まず歳出構造改革を徹底的に』
【トピックス】岡田代表を本部長に、「サラリーマン増税対策本部」を設置
【談話・声明】郵政民営化関連法案の自民党修正について ほか
【お知らせ】「かわるかも!!」第5回インターネット政策公募のお知らせ


■ハイライト

『物事には順序がある まず歳出構造改革を徹底的に』

(6月28日 岡田克也代表 定例記者会見冒頭発言より要旨)

 「サラリーマン増税対策本部」を設置することにいたしました。明後日(30
日)第1回を開催する予定であります。政府税制調査会が、所得税の大増税のメ
ニューを出し、小泉さんの発言を思い出します。「なぜ消費税について検討しな
いのか」と国会で質したところ、小泉さんの返事は「消費税の議論を始めると、
歳出削減の手が緩むからだ」、こうおっしゃったわけですね。じゃあ所得税はど
うなのかということを申し上げたいと思います。
 
 私自身も街頭演説などで、今の財政の状況を見たときに、次の世代にあまりに
も多くの借金先送りをしないという意味において、将来、負担増をお願いするこ
とが出てくると率直に申し上げています。しかし物事には順序があるわけで、ま
ずは歳出構造改革を徹底的にやった上で、次の段階が、国民に対するお願いだと
思っています。

 歳出構造改革というとき、ひとつはムダ遣いをいかになくしていくかにありま
す。わが党の長妻さん初め、若い議員の皆さんが、予算委員会あるいはその他の
委員会で個別に取り上げているところです。社会保険庁初め、特殊法人等のムダ
遣いについて、われわれが指摘したものについては、政府もそれなりの対応を迫
られる訳ですが、本当はその数倍、十数倍、あるいはそれ以上のムダ遣いがある
はずです。そこに対してしっかりメスを入れることが重要だと思っております。

 二番目は、より構造的な、談合の問題です。道路公団の談合については連日報
じられているところですが、そもそもわれわれが官製談合防止法案を出したにも
かかわらず、それが実現していない。与党側があまりにも熱心でなかった結果で
あります。道路公団の談合といった事態が出てきたこと、あるいは道路公団だけ
ではなく、より幅広く、官も関与した談合が行われている疑いが濃厚な中で、そ
のことに対してしっかりメスを入れない与党の姿勢は、メスを入れたら困るとい
う事情があるのではと推測させるに十分です。官製談合によって利益を得ている
政治家がいると言われても、仕方がないと思っております。

 歳出構造改革の三番目は、例えば公共事業について、これからどういったタイ
ムスパンで欧米並みの水準に減らしてゆくのかとか、あるいは公務員の人件費に
ついて、具体的な削減のプランをしっかり出すのかなどが問われるわけです。こ
の点は、先の骨太方針の中でも極めて抽象的で、歳出を削減することについては
抽象的、負担増を求めることについては具体的というのが、今の政府の姿勢であ
ることは明らかであります。

 まず歳出削減、歳出構造改革が先であるということを、党として明確にする、
そしてサラリーマン増税に対して、しっかりとした歯止めを入れるという趣旨で、
この本部を設置した訳です。


■トピックス

 24日に告示された東京都議会議員選挙は、来月3日(日曜日)が投票日です。
民主党は、都民のための都政実現に向けて、全力を尽くしてまいります。民主党
の訴えに是非ご注目下さい。
 また、サラリーマン大増税をもくろむ政府税調報告の内容は驚くべきものでし
た。税金のムダ遣いには手を付けず、取りやすいところから取るという安易な発
想を、民主党は絶対に許しません。民主党は、岡田克也代表を本部長とする「サ
ラリーマン増税対策本部」を設置し、取り組みを強めてまいります。


<東京都議会議員選挙関連>

民主党東京都総支部連合会
http://www.tokyo.dpj.or.jp/

東京都議選公認・推薦予定候補者一覧
http://www.tokyo.dpj.or.jp/news/o/39/05togikounin.html

東京マニフェスト(TOKYO Manifesto 2005)
http://www.tokyo.dpj.or.jp/tokyo-manifesto/


<国会での動き>

衆院郵政特 小沢議員、郵政民営化の論拠の薄弱さを厳しく追及(6/30)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050630_04ozawa.html

「皆年金・公平性確保に向け前向きな議論を」年金合同会議で岡田代表(6/30)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050630_03okada.html

修正された郵政法案は、なお一層の審議必要 鉢呂国対委員長(6/30)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050630_02kokutai.html

衆院郵政特 松野・山花・古本各議員が、民営化の基本点を厳しく質す(6/29)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050629_06yuusei.html

参院本会議 白議員、防衛庁設置法に関し、国会軽視の姿勢を批判(6/29)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050629_04haku.html


<テキスト>

増税対策本部が初会合 サラリーマン増税に対する怒りの集約を確認(6/30)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050630_05zouzei.html

次の内閣 郵政民営化法案、官製談合防止法案などについて議論(6/29)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050629_07nc.html

参議院議員総会で、都議選での一致した行動を確認(6/29)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050629_03sangiin.html

「サラリーマン増税対策本部」の設置について(6/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050628_07zouzei.html

サラリーマン増税よりも歳出構造改革が先 岡田代表、会見で(6/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050628_06okada.html

岡田代表、戴秉国中国外交部筆頭副部長と会談(6/25)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050625_01okada.html

岡田代表らが拉致被害者家族の皆さんの国会前座り込みを激励(6/24)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050624_04okada.html


<ビデオ>

 岡田代表記者会見(6/28)
      300k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050628okada_v300.asx
      56k
      http://asx.pod.tv/dpj/free/2005/20050628okada_v56.asx


■談話・声明

郵政民営化関連法案の自民党修正について(談話)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050628_10danwa.html

茨城県水海道市における鳥インフルエンザ発生に関して(コメント)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050628_04comment.html

岡田代表に対する懲罰動議について(コメント)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050624_07comment.html

「障害者自立支援法案」について(談話)
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050624_06danwa.html


■お知らせ

【「かわるかも!!」第5回インターネット政策公募のお知らせ】

 「こんな法律や政策があればいいのに・・・」「この法律、あの政策はおかし
いので直すべきでは・・・」そんな皆様の思いや考えを民主党とともに実現しま
しょう!
 民主党は、2000年12月からこれまで4回にわたって「インターネット政
策公募」を実施し、多くの国民の皆様からの提案をもとに政策や、議員立法を作
成してまいりました。そして今年も“かわるかも!!”と題して5回目のインター
ネット政策公募を実施致します。
 「市民立法」という言葉も定着しつつあり、民主党はこれからも多くの皆様か
らいただいたご意見を積極的に取り入れ、国民の皆様と共に政策づくりを進める
開かれた国民政党として政権準備を進めてまいります。多くの皆様からのご応募
を心よりお待ちしております。

(詳しくは以下の特設HPをご覧下さい)
http://www.dpj.or.jp/koubo2005/


【特殊法人、独立行政法人、認可法人、公益法人に関する情報をお寄せ下さい!】

 5月9日、民主党は、天下りや無駄遣いを生んでいる政府関連法人を改革する
ために、『特殊法人等改革推進本部』を発足させました。
 我が国には、特殊法人や認可法人をはじめ、独立行政法人や公益法人(財団法
人、社団法人)が、数万あると言われています。それらは、官僚OBの天下り先と
なり、また、割高なサービスを行なったり、ムダな事業を続けたりして、国民生
活を圧迫していると言われています。
 しかし、その実態はほとんど知られていません。
 民主党は、「渡り鳥」と呼ばれる奇妙な天下りの構造や、法人を使った無駄遣
いなど、歪んだ法人のありかたを改めようと考えています。間違った「官」主導
主義から抜け出し、「民」の活力を取り戻そうと本気で考えています。
 民主党は、法人の実態について独自の調査もしつつ、どんどん国会で追及して、
法人の実像を明らかにする作業に取りかかっています。
 あなたの周りの特殊法人などについて、気付いたことはありませんか?
 特殊法人などが高い手数料を取っているとか、こんな無駄遣いをしている、と
いうようなご指摘はありませんか?
 あなたの情報やご指摘を、民主党にお寄せ下さい。
 あなたの目、あなたの声が、我が国を良くする大きな力になります。

(詳しくは以下の特設HPをご覧下さい)
http://www.dpj.or.jp/houjin/


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