民主党メールマガジン DP-MAIL 第224号 2005年9月22日 編集・発行/民主党国民運動委員会 ●民主党ウェブサイト:民主党の最新情報はこちらから http://www.dpj.or.jp ■目次 【トピックス】 (1)3分の2のイエスマンを前に野党第一党の重要性を痛感 前原代表(9/21) (2)「批判だけでなく、対案を示し徹底審議していく」野田国対委員長(9/21) (3)アスベスト新法は特別国会で審議すべき (9/22) 【テレビ出演】新幹部が続々出演 【国会用語解説】国会対策委員会って何? 【トピックス】 (1)3分の2のイエスマンを前に野党第一党の重要性を痛感 前原代表(9/21) http://www.dpj.or.jp/news/200509/20050921_06burasagari.html 首班指名が行われた衆議院本会議後、前原代表は記者の質問に答えて、次のよ うに語りました。 ◇首班指名での票数差を見て 「議場に入って、3分の2というのは相当な数だと(改めて思った)。私が以 前座っていたところも、全部自民党議員の席だし、投票している議員もほとん どが自民党議員という感じで、うんざりするほど自民党議員がいる気がした」 (全員が小泉首相のイエスマンであること)「まさに国会、議会、立法の府、 議論の府の危機。だからこそ、野党第一党である民主党の役割は極めて大きい と改めて感じた」 「2480万人の方が(小選挙区で)民主党に投票して下さっていることをし っかり胸に刻んで、正しいことは応援する。おかしなことは徹底的に対論を出 して反対する」 ◇対案を提出しても国会で議論されない可能性があることについて 「われわれは対案を出しているが数の横暴で議論さえしてもらえないことを国 民のみなさんにお伝えすることによって、『自民党に勝たせすぎた』『議論の 府が全く機能していない』ことを、事例の積み重ねの中で国民の皆様に示して いきたい」 「仮につぶされて議論されないとしても、私の対案路線は微動だにしない」 (2)「批判だけでなく、対案を示し徹底審議していく」野田国対委員長(9/21) http://www.dpj.or.jp/news/200509/20050921_02kokutai.html 野田佳彦国会対策委員長が就任後初めての記者会見。第163回特別国会の会 期が42日と決まったことについて、2月に派遣期限が切れるイラク自衛隊の問 題、国民の健康被害に係るアスベスト対策など、多くの問題が山積しているこ とを列挙し、「廃案になった郵政法案だけを審議する。都合のよいことだけは 審議し、都合の悪いことは国会を閉じてしまって、臨時国会を開かないという ことなら、42日間という国会会期は決して長いのではなく、むしろ短すぎる」 と語りました。 (3)アスベスト新法は特別国会で審議すべき (9/22) http://www.dpj.or.jp/news/200509/20050922_02noda.html 政府は「アスベスト新法」の法案骨子を今月30日に公表するとしています が、法案の提出は来年の通常国会になる見通しで、来秋から被害者の認定受付 を行うとのこと。これについて、野田国対委員長は22日の記者会見で、「事実 上1年間の引き伸ばし。これだけ不安を抱えている方が広がっている深刻な状 況のときに、あまりにも悠長ではないか」と厳しい口調で指摘し、年内に国会 で審議するよう、関係委員会で追及していく考えを示しました。 【テレビ出演】 党幹部のテレビ出演予定をお知らせいたします。 9月23日(金) ■TBS「イブニング・ファイブ」16:54〜18:54 前原誠司 代表 (収録出演) ■関西テレビ「ムハハnoたかじん」19:29〜19:57 前原誠司 代表 ※放送エリアは近畿圏 9月24日(土) ■読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」8:00〜9:25 前原誠司 代表 (8:20頃より出演予定) ※日本テレビ系列で放映 9月25日(日) ■NHK「日曜討論」9:00〜10:00 野田佳彦 国会対策委員長 ■テレビ朝日「サンデープロジェクト」10:00〜11:45 松本剛明 政策調査会長 (10:08頃より出演予定) 【国会用語解説】 国会対策委員会って何? 「闘う政党」を旗印に掲げた前原誠司新代表は、今回の人事で、とりわけ国会 対策委員長を誰にお願いするかを重視したと報じられています。 その前原代表の肝いりで今回2度目の就任となったのが、野田佳彦国会対策 委員長。その下にスタートした「国会対策委員会」(略称は「国対」)とは、 いったいどんなことをするところなのでしょうか。 ちなみに、名前からは衆議院や参議院の「委員会」と混同されがちですが、 「国会対策委員会」は、各政党の内部に設けられた機関です。 国会対策委員会では、代表や幹事長、党の政策をつくる「次の内閣」、各委 員会に属する党の議員と緊密に連絡を取り合いながら、どの法律案に重点をお いて審議をするか、本会議や委員会での法案や予算案の審議日程や順序、本会 議や委員会での質問者の人選などについて、党の方針を決めます。さらに、そ れぞれの会議の状況を逐一把握しながら、次の論戦への戦術、切り口を考え、 審議の現場へ指示します。 言い換えると、国会という論戦の場で、民主党の政策や法案を最大限にアピ ールし、成立させるためにどうするのか、また政府・与党が提出する法案・予 算案をいかに厳しく審査するか、作戦を立て、実行する「最前線基地」の役割 を担っているのが国会対策委員会なのです。国会対策委員長は、そこで采配を 振るう「将軍」のような存在と言えるでしょう。 さらに、国会の審議内容だけでなく、各議員の所属委員会の割り振り、国会 議員会館や議員宿舎の割り当てや議員活動に関わる諸連絡や届け出など、国会 運営にかかわることのほとんどの調整も行っています。 国対で決まった方針に基づいて、与野党の代表者(委員)が集まって協議を する場が、「議院運営委員会」という常任委員会です。 さらに、よくニュースで報じられるような「野党国対委員長会談」といっ た、国会運営をめぐる他党との交渉をするのも、国対の役割です。 衆議院の場合、国会会期中は火・木・金の朝9時15分からが国会対策委員 会の定例日。会議終了後は毎回、野田国会対策委員長が記者会見して、方針や 考え方を説明しています。 総選挙の結果、与党が3分の2以上を占めることになった衆議院。その中で 民主党の主張をどう国民の皆さんにもわかりやすく国会の場で繰り広げるか。 ぜひ私たちの「論戦力」にご注目ください。 ●野田佳彦国会対策委員長のウェブサイトで記者会見要旨を連日公開中です。 http://www.nodayoshi.gr.jp/ ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党国民運動委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・ご意見・ご感想を prc2@dpj.or.jp までお寄せください。 ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ ージで手続きしてください。 http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2003 民主党