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民主党メールマガジン
DP-MAIL 第245号 2006年3月2日
編集・発行/民主党広報戦略本部


 今回のライブドアに関わる『メール問題』については、2月28日に「党声明」
を号外としてお伝えをさせていただきました。
 第245号となる今回のメールマガジンでは、同じく28日に行われた鳩山由
紀夫幹事長と前原誠司代表の記者会見の冒頭発言を、長文になりますが、まず掲
載をさせていただきます。


(2月28日 鳩山由紀夫幹事長 記者会見冒頭発言より要旨)

 私のほうから国民の皆様方に心からなるお詫びを申し上げたいと存じます。せっ
かく民主党に対して、しっかりとした政権政党になるべく頑張れといろいろとご
声援を送っていただいている中で、いわゆる「4点セット」で追及を深めていた
矢先に、その1つであるライブドア問題の追及に対して、この度の「メール問題」
で大きな誤ちを犯してしまいましたことを、心から国民の皆様方にお詫びを申し
上げたいと存じます。特に、この件によって、ご迷惑をかけた武部幹事長、そし
てご二男をはじめ、関係者の皆様方に深くお詫び申し上げたいと思います。

 両院議員総会においてご説明を申し上げましたので、かいつまんで申し上げま
す。

 永田寿康議員による、堀江容疑者からのメールだと称する問題でありますが、
党として調査をしましたが、本物とはいえない、少なくとも堀江容疑者から出た
メールではないということが判明しました。それを元に予算委員会などで厳しく
永田議員をはじめ追及してきたことを、必ずしも十分な信憑性のある情報でない
ものを元に委員会で発言し、そしてその結果、党の信頼を大きく失ってしまいま
したことを国民の皆様方にお詫び申し上げたいと思っています。

 そして、そのメールの真贋に関しては、メールソフトのバージョンが堀江氏使
用のものとは異なるとか、アットマーク(@)が署名の前に付いているなど、こ
のような点で堀江容疑者が発信したものではないと私どもとしては断定せざるを
得ませんでした。

 さらに、改めてそのメールに直接関わっている口座問題に関しても、同じ情報
仲介者からのものであるということで、信頼に足る情報を得る裏付けをとること
はできなかったわけでございます。そして永田議員にとどまらず、このことに対
して「確証がある」として、必ずしも十分な裏づけがないまま発言した党の議員
の責任、さらに執行部の責任というものは、極めて大きいものがあると申し上げ
ます。

 先ほどの役員会で提案し、常任幹事会で承認をいただき、両院議員総会でも報
告しご承諾をいただいたこととして、その経緯とあわせて、党執行部、そして永
田議員本人の処分を決定させていただきました。

 まず永田議員に関しては、党員としての資格を6ヵ月停止いたします。この処
分で党の役員等は当然解任されますし、党に関わる一切の会議には出席できなく
なり、総支部長の資格も停止されることになります。また交付金などの交付もな
くなるわけでございます。さらに院に関しては、懲罰動議が出されていますので、
本人に対して、粛々と懲罰委員会の議を踏まえて、その結果に従うようにという
ことを申し、本人も当然そのことを了承したところです。

 また、野田佳彦国対委員長は、実際に国会対策の責任者として、大変努力して
もらったわけですが、本人の大変強い思いもあり、その辞表が代表に提出され、
受理することとなりました。言うまでもありませんが、国会開会中でありまして、
衆議院の予算の審議があと数日という状況の下、国民の皆様方に対する責任を果
たすためにも国会運営がおろそかになってはならないことは言うまでもありませ
ん。したがって、国会対策委員長、及び先ほど藤村修国会対策委員長代理からも
辞表の提出がなされたわけでありますが、審議には遅滞があってはならないとい
うことで、責任を持って新たな国対委員長を速やかに選出していきたいと考えて
います。

 それから私のことに関しましては、幹事長は代表を補佐する役割で、さらに党
の運営、国会運営の統括責任を負うと民主党の規約の中にうたわれています。今
回のことで永田議員の委員会中の質問のみならず、さらに問題が大きくなった中
で、党の運営、国会運営に極めて不十分なところがあり、結果として国民の皆様
方に党の信頼感を極めて大きく失わせてしまいました責任は、極めて大きいもの
だと理解しています。その意味において、まず常任幹事会で厳重注意を受けたと
ころです。さらに私としては、この問題のある意味での責任を負う形で収拾をは
かっていかなければならないと思っており、その収拾がなされた暁に、自分なり
の進退の問題には決着をつけてまいりたいと考えています。

 最後に前原代表は、言うまでもなく党の最高の責任を負うものであり、国民の
皆様方から、「このメール問題どうもよくわからない」、「民主党の説明が十分
責任を果たしていない」というお叱りをいただいているところですので、党の代
表としての説明責任をしっかりと果たす。そのためにも、謝るべきところはしっ
かりと謝罪を国民の皆様に申し上げる。その心が必要だと思います。

 このような問題が二度と起きないような再発防止対策にも、十分な配慮を行わ
なければならないと考えています。これは両院議員総会、あるいは常任幹事会で
も議員の皆様方からのご発言をいただきましたが、まずはしっかりと検証をして
何故このような大きな問題になってしまったのか、その責任、真相究明を図らな
ければならないと思っています。

 そのためにも何らかの形で調査委員会のようなものをつくり、そして外からの
皆様方からのご意見もしっかり参考にして、二度とこのようなことが起きない民
主党の体質を早く作り上げ、そのことによって、国民の皆様方の信頼を回復させ
ていくことが肝要だと考えています。これからもご指導をいただきますように、
またご批判を心からしっかりと受け止めて再出発していきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。


(2月28日 前原誠司代表 記者会見冒頭発言より要旨)

 まず今回の永田寿康議員が取り上げたメールの問題について、現時点において、
このメールが堀江容疑者の発信したものではないと評価をせざるをえません。つ
まり本物ではないという認識を我が党として下しました。これについて武部自民
党幹事長、あるいは武部氏のご二男に断定口調で取り上げたことに対して、心か
らお詫び申し上げたいと思います。また、国民の皆さま方、民主党を応援してい
ただいている皆さま方に、改めて党を代表してお詫び申し上げたいと思います。

 私からいくつか申し上げたいことがあります。

 まず、いつ永田議員からこのメールについて知らされたのかという点ですが、
2月11日だったと思いますが、早朝の民放テレビ番組に出演したとき、その休
憩時間に永田議員からメールを見せられました。そして定かではありませんが、
上の部分が黒く塗ってあるものをメールとして見せ、これについて取り上げると
いうことなので、よく調査をして取り上げていただきたいと、その時点では申し
上げました。私自身もこれまで、記者会見、あるいは党首討論でこの問題を取り
上げ、確証が高い、あるいは確度を得ている情報と申し上げてきました。これに
ついては、私が直接情報仲介者と接触したものではありません。永田議員、国対
を通じて私に寄せられたものであり、その意味では、党首討論でもこうした本物
でないという情報に基づき質問したことは、極めて深い反省をしなければならな
いと思いますし、改めてお詫び申し上げなければならないと思っています。

 政治家というものは言葉が極めて重要だと思っています。その意味では党首討
論で、この問題を私自身が取り上げたことについては、極めて重い責任があると
思っています。自らの進退を含めて、このことについては考えに考え抜きました。
いま私がこの職を辞することが果たして党のためになるのかも含めて検討しまし
た。私はこの職を辞することなく、まさに反省の上に立って、野党第一党として
反転攻勢のための踏ん張りをしっかり行っていきたいという思いを持ちましたし、
また一方、情報を提供してもらった国対、その国対委員長からはその責任を痛感
され辞職願が出されたところです。取り上げたことも判断したことも、全ては私
の責任にありますが、国対委員長から出された辞職願について、これは私の判断
で受理させていただくと。しかし、全ての責任は私にあるという思いでおります。

 そして、口座に関する問題について話を伺うと、その情報仲介者からもたらさ
れたものをベースに国政調査権の発動を求めていたという報告を受けていますの
で、いったんこれは取り下げるべきだろうということです。予算委員会の現場レ
ベルでこれを取り下げることになるかと思いますが、このメール問題、口座問題
については、党としての一定のけじめを、今日つけさせていただきたいと考えて
います。

 繰り返しになりますが、全ての責任は私にあります。その意味では、改めてご
迷惑をおかけした国民の皆さんに心からお詫び申し上げます。

 きょう、役員会を含めて様々な議論をしましたが、私としては、野田国対委員
長は現場で極めて頑張っていただいていましたし、国会対策委員会のメンバーの
全幅の信頼を得てしっかりとやっていただいた。その方が国対委員長の任を離れ
ることは断腸の思いです。非常に辛いですが、それを受理させていただきました
ので、後任についてはできるだけ早く決定し、新たなスタートを切らせていただ
きたいと考えています。



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■目次

【トピックス】ライブドアに関わる「メール問題」について
【談話・声明】海上自衛隊による情報流出について ほか
【お知らせ!】安全な「たてもの」をつくるためにあなたの意見をお寄せ下さい


■トピックス

<ライブドアに関わる「メール問題」について>

正副幹事長会議でメール問題検証チーム設置を決定 検証に着手(3/1)
http://www.dpj.or.jp/news/200603/20060301_04hatoyama.html

全ての責任は私にあり、お詫びする 前原代表、記者会見で(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_13maehara.html

再発防止へ、調査委員会設置なども検討 鳩山幹事長、会見で(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_12hatoyama.html

両院議員総会を開催 野田国会対策委員長の辞任などを了承(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_10ryoin.html

臨時常任幹事会を開催、永田議員の党員資格停止など決定(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_08jokan.html

永田寿康衆院議員、メール問題で会見 経緯を説明し、謝罪(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_07nagata.html

前原代表、メール問題で説明責任果たし真相究明行う決意を表明(2/25)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060225_01maehara.html

「お騒がせした点は心からお詫びする」定例記者会見で鳩山幹事長(2/24)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060224_05hatoyama.html

鳩山幹事長、メール問題に関し永田議員の状況等を説明(2/23)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060223_09hatoyama.html


<衆院予算委員会関連>

衆院予算委 松野議員、地方の市街地衰退、特別会計改革を質問(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_03matsuno.html

衆院予算委 細川議員、タクシー規制緩和の弊害を指摘し見解問う(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_02hosokawa.html

衆院予算委 松野議員、税制面から格差問題を議論(2/27)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060227_02matsuno.html

衆院予算委 新価値観が必要と訴え 公聴会で小川議員(2/24)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060224_07ogawa.html

衆院予算委 大串議員、逢見公述人に格差問題で意見を求める(2/24)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060224_03ohgushi.html


<国会での動き>

衆院本会議 乗り物の安全性を求める 森本哲生議員(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_06morimoto.html

衆院本会議 人への投資訴える 奥村議員義務教育国庫負担法で(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_05okumura.html

国会内で代議士会開催 鳩山幹事長らから報告行われる(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_05daigishikai.html

北朝鮮人権侵害救済法案を衆議院に提出(2/24)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060224_06jinken.html

参議院議員総会を開催、前原代表が挨拶行う(2/24)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060224_04sangiin.html


<党の動きなど>

次の内閣 児童手当と学校の安全確保に向け法案提出へ(3/1)
http://www.dpj.or.jp/news/200603/20060301_03nc.html

党拉致問題対策本部役員会で朝鮮会館等の優遇措置等ヒアリング(2/28)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_09rachi.html

NPO局 奈良県、石川県でNPO予算ヒアリングを開催(2/26)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060226_01npo.html


<海外の皆さんとの会談など>

前原代表ら、イランのモッタキ外相と核問題などで意見交換(3/1)
http://www.dpj.or.jp/news/200603/20060301_02maehara.html

鳩山幹事長、モンゴル与党第一党幹事長と政党間協力につき懇談(3/1)
http://www.dpj.or.jp/news/200603/20060301_01hatoyama.html


<ビデオ>

 前原代表記者会見(2/28)
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   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060228maehara_v300.asx
      56k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060228maehara_v56.asx

 鳩山幹事長記者会見(2/28)
      300k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060228hatoyama_v300.asx
      56k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060228hatoyama_v56.asx

 両院議員総会(2/28)
      300k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060228soukai_v300.asx
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   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060228soukai_v56.asx

 鳩山幹事長記者会見(2/24)
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   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060224hatoyama_v300.asx
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   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060224hatoyama_v56.asx


■談話・声明

党声明
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_11seimei.html

海上自衛隊による情報流出について(談話)
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060228_09danwa.html

永田寿康議員の入院について
http://www.dpj.or.jp/news/200602/20060223_11comment.html


■お知らせ!

【安全な「たてもの」をつくるためにあなたの意見をお寄せください】

 民主党『次の内閣』ネクスト国土交通大臣 長妻 昭

 このたび、民主党『次の内閣』国土交通部門では、耐震強度偽装事件を受けて、
二度とこのような事件を起こさないための施策についてとりまとめを行いました。
 この事件をきっかけに、住宅・建物に対する不安、建築行政に対する負担が日
本全体に広がっています。事件の真相の徹底究明・責任追及と併せて、再発防止
策・買い主へのセーフティーネットの構築などが喫緊の課題であると考えます。
民主党では、建築家をはじめとする専門家の方々との意見交換を積極的に行い、
この案をとりまとめ、法案化作業を行うこととしております。
 よりよい法案とするために、この案の内容に関するご意見や御提言をいただく
「パブリックコメント手続き」を実施することにしました。下記の要領で3週間
にわたりご意見を募集し、お寄せいただいたご意見をふまえて、さらに議論を重
ねて民主党案として国会に提出します。皆様の積極的な御提言を心よりお待ち申
し上げます。

  耐震強度偽装問題〜今後の改善策について(中間報告)概要(PDF 10KB)
  →http://www.dpj.or.jp/faxnews/pdf/20060216000147.pdf

  耐震強度偽装問題〜今後の改善策について(中間報告)(PDF 19KB)
  →http://www.dpj.or.jp/faxnews/pdf/20060216000218.pdf

 【パブリックコメント募集要項】

<内容>

 民主党の「耐震強度偽装問題〜今後の改善策について」に対する提案や意見
 たとえば、法案に盛り込むべき内容や、変更すべき部分について政府の建築行
政の具体的な問題点についても受け付けます

<方法>

 手紙・電子メールで受付

  電子メール :architect@dpj.or.jp
  手紙 〒100−0014 東京都千代田区永田町1−11−1
      民主党耐震強度偽装問題〜今後の改善策パブリックコメント募集
       長妻 昭 宛

<期間>

 2006年2月15日から2006年3月7日までの3週間

<結果>

 ご意見やご提案の内容を検討させていただき、最終案をとりまとめ、内容を公
表します。集計結果、意見の概要等は民主党のホームページで報告します。


■このメールマガジンについて
  ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」
  ・編集・発行 民主党広報戦略本部
   〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1
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