民主党メールマガジン
DP-MAIL 第258号 2006年6月8日
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■目次
【ハイライト】『共謀罪に関して、与党と完全に信頼関係は失墜』
【トピックス】通常国会も終盤 与党に対して厳しく対峙
【談話・声明】ドミニカ移民訴訟東京地裁判決について ほか
【お知らせ１】拙速な米国産牛肉の輸入を止める国民大集会のご案内
【お知らせ２】新しい民主党のポスターを公募します
■ハイライト
『共謀罪に関して、与党と完全に信頼関係は失墜』
（6月2日 鳩山由紀夫幹事長 定例記者会見冒頭発言より要旨）
共謀罪については、民主党案に対して、今までは「これでは少なくとも国際条
約を批准できるような状態ではない。だから、法案として間違っている。」と盛
んに批判を繰り返していた政府・与党が、一転して「民主党案を丸呑みしてよい」
ということを、昨日（１日）伝えてきたわけです。
私どもも共謀罪そのものに反対してきたわけではありません。言うまでもあり
ませんが、国際的なテロを未然に防止することは大変重要なことであり、そのこ
と自体に民主党が反対をするわけではありません。
われわれが懸念をしていたのは、それが国内的な犯罪にも幅広く適用されてし
まう恐れがあったがために、国際的な組織犯罪、５年超のものに限ると訴え続け
てきたわけです。
批判をしていた与党が、何故このような話になったのか。これは必ずしもレコー
ドされた中での話ではないと伺っていますが、細田国対委員長が「丸呑みをして
訪米やサミットにお土産に持っていき、その後に改正すればいい」という話をさ
れたと、数名の方から伺っています。
私が渡部国対委員長の部屋におりましたときにも、細田国対委員長から「いや、
自分はそんなことを言った覚えがない」という電話がかかってきていましたが、
多くの方がそれを耳にしている以上、かえってまた嘘の上塗りをされているとし
かわれわれには思えてなりません。
完全な信頼関係の失墜です。また、麻生外務大臣は閣議後の記者会見で「民主
党案では国際条約は批准できない」とはっきり仰っているわけであり、質問主意
書に対してもそのように答弁されているわけですから、この矛盾をどうするのか。
細田国対委員長と麻生外務大臣との間に完全な齟齬が生じているわけであり、こ
んな状態でいくらわれわれの案を呑むと言っても審議できる状況ではありません。
山陰地方に伝わる因幡の白兎のような話であり、渡りきる前に本音を正直にしゃ
べってしまう方も世の中にはいらっしゃるということであり、何をか言わんや、
です。
最終的には、これからの対応は国対委員長に一任していきますので、国対委員
長の采配で決していくことになります。
■トピックス
通常国会の会期も残り１週間あまりとなりました。衆議院で３分の２を占める
巨大与党に対して、特に後半国会においては「野党ペースで進めることができた」
と渡部恒三国会対策委員長もたびたび発言しています。ハイライトにもあった、
共謀罪での与党の「丸飲み偽装」問題が典型ですが、緊張感のない与党に対して
われわれ民主党は厳しく対峙してまいります。
一方で、わが党の山本孝史参議院議員が本会議で成立を訴えた、がん対策基本
法案が成立の見通しとなったとの報告も、記者会見で荒井聰国対委員長代理から
なされました。がん対策の更なる推進に、民主党はこれからも全力を挙げていく
決意です。
＜党幹部らの講演・記者会見など＞
安全性以外の判断で米国産牛肉の輸入再開すべきでない 菅代行(6/8)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060608_08kan.html
４野党幹事長会談で、共謀罪等を廃案に追い込むことで一致(6/8)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060608_03kanjicho.html
社保庁のみならず官庁のあり方の抜本改革必要 会見で小沢代表(6/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060606_08ozawa.html
重要法案軒並み継続審議は総裁選優先の現れ 小沢代表、会見で(6/5)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060605_04ozawa.html
小沢代表、佐賀を訪問 精力的に関係者と意見交換行う(6/5)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060605_03ozawa.html
米国産牛肉輸入問題で主張展開 菅代行・山岡本部長らが札幌で(6/4)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060604_02bse.html
年金偽装問題 真相解明と政府の責任について議論必要 菅代行(6/4)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060604_01kan.html
鳩山幹事長、共謀罪に関して政府・与党に生じた姿勢の矛盾批判(6/2)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060602_05hatoyama.html
＜国会対策委員会の動き＞
国会無視・官邸主導の政治を批判 国対役員会で渡部委員長(6/8)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060608_05kokutai.html
野党国対委員長会談で、８日か９日の幹事長会談開催を決定(6/7)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_05kokutai.html
共謀罪丸飲み偽装こそ自民の党利党略そのもの 会見で荒井代理(6/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060606_03kokutai.html
５年間の小泉政治が何をもたらしたか、追及を 渡部国対委員長(6/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060606_02kokutai.html
与党による一方的な法務委審議に、平野代理らが会見で怒りの声(6/2)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060602_06houmu.html
与党の提案は「丸飲みの偽装」 荒井代理、怒りを露わに会見(6/2)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060602_03kokutai.html
＜国会での動き＞
鳩山幹事長、山岡副代表、仙谷議員らが報告行う 代議士会で(6/8)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060608_06daigishikai.html
参院決算委 ものづくりのための人づくり（職業教育）を 加藤議員(6/7)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_09kato.html
参院決算委 神本議員、所得差が生む教育機会格差の是正求める(6/7)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_07kamimoto.html
後半国会は野党ペース 国対役員・筆頭合同会議で渡部委員長(6/7)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_06kokutai.html
山本議員ら、参議院議長に自殺対策法案制定の請願を提出(6/7)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_03seigan.html
終盤国会、政府・与党の混乱ぶりは目に余る 江田会長が総会で(6/7)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_03sangiin.html
「日本一の実現男」神奈川１６区補選の後藤氏を鳩山幹事長が紹介(6/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060606_06daigishikai.html
参院本会議 大石議員、容リ法と環境対策の促進について質問(6/2)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060602_04ohishi.html
本会議開会を前に、参議院議員総会を開催(6/2)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060602_02sangiin.html
衆院本会議 古川議員ら、国民投票法案をめぐり質問と答弁を展開(6/1)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060601_09furukawa.html
衆院本会議 枝野議員、民主党の国民投票法案の趣旨を説明(6/1)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060601_08edano.html
＜ジャワ島地震関連の動き＞
党ジャワ島地震救援対策本部調査団帰国、党本部で調査報告行う(6/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060606_09eq.html
党ジャワ島地震救援対策本部、帰国した現地調査団の報告受ける(6/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060606_07eq.html
ジャワ島地震救援対策本部現地調査団、現地視察行い、意見交換(6/5)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060605_02eq.html
ジャワ島地震救援対策本部が調査団派遣 黒岩議員が会見で発表(6/1)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060601_11eq.html
＜党の動きなど＞
次の内閣 北朝鮮人権侵害救済法案の取り扱いなど議論行う(6/8)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060608_09nc.html
拉致問題対策本部 北朝鮮人権侵害救済法案の取り扱いを協議(6/8)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060608_04rachi.html
次の内閣 がん対策基本法案、公選法改正案など活発に議論(6/7)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_10nc.html
観光政策推進調査会会議を開催 構成と今後の進め方を確認(6/7)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_08kankou.html
党憲法調査会、衆参合同会議を開催 日程協議などの報告受ける(6/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060606_10kenpou.html
ジャワ地震、ＢＳＥ問題などへの取り組みを報告 常任幹事会(6/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060606_04jokan.html
憲法対話集会を札幌で開催、仙谷議員らが参加者と意見交換(6/3)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060603_01kenpou.html
＜海外の皆さんとの会談など＞
浅尾ネクスト外相ら、ドイツ社会民主党議員団と意見交換行う(6/7)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_04asao.html
渡部国対委員長、アフガニスタン外相との昼食懇談会に出席(6/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060606_05watanabe.html
＜ビデオ＞
菅直人代表代行 記者会見(6/8)
http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060608kan_v300.asx
300k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060608kan_v56.asx
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小沢一郎代表 記者会見(6/6)
300k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060606ozawa_v300.asx
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鳩山由紀夫幹事長 記者会見(6/2)
300k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060602hatoyama_v300.asx
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http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060602hatoyama_v56.asx
■談話・声明
民法改正案（選択的夫婦別氏等法案）の再提出について（談話）
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060608_10danwa.html
ドミニカ移民訴訟東京地裁判決について（談話）
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_07danwa.html
「村上ファンド」代表逮捕について（談話）
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060605_05danwa.html
■お知らせ１
【拙速な米国産牛肉の輸入を止める国民大集会のご案内】
民主党ＢＳＥ問題対策本部本部長
山岡 賢次
政府は、６月下旬の小泉総理訪米にあわせて、米国産牛肉の輸入を再々開しよ
うとしています。昨年末、安全確保措置に対する国民の懸念を無視し、日米首脳
会談にあわせて拙速に輸入再開に踏み切った挙句、本年初め、危険部位の混入に
よって輸入再停止の事態に至っております。安全性の確保が保証されないままで
の輸入再々開は許されるものではありません。
食の安全・安心を守ることは政府の重要な役割であり、政治的思惑を優先した
小泉総理の姿勢を断じて許すことはできません。私たちは、国民の声を集め、ま
ず輸入ありきという拙速な米国産牛肉の輸入再々開を阻止するため、ここに国民
大集会を開催致します。多くの方のご参集を心よりお願い申し上げます。
なお、集会には民主党から小沢一郎代表、日本共産党から志位和夫委員長、社
会民主党から福島みずほ党首がご出席の予定です。
詳しくはこちらのページからどうぞ
→ http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_11bse.html
■お知らせ２
【新しい民主党のポスターを公募します】
民主党は小沢一郎新代表を先頭に国民が安心して政権を任せられる政党へと自
己改革に努めております。その一環として、「新しい民主党を皆さんとともに創
り上げたい」との決意から、ポスターを公募することにいたしました。ポスター
制作を通じて「新しい民主党づくり」にぜひご協力ください。皆様のご応募を心
よりお待ちしております。
詳しくはこちらのページからどうぞ
→ http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060607_02koubo.html
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