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民主党メールマガジン
DP-MAIL 第262号 2006年7月6日
編集・発行/民主党広報戦略本部

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■目次

【ハイライト】『民主党として、曖昧でなく分かりやすい明確な政策を打ち出す』
【トピックス】小沢訪中団、北朝鮮の暴挙に対し中国を通じての働きかけ要請
【談話・声明】北朝鮮のミサイル発射に断固抗議する ほか


■ハイライト

『北朝鮮への対応に、日常的な日本外交の脆弱性が露呈』

(7月6日 鳩山由紀夫幹事長 定例記者会見冒頭発言より要旨)

 (北朝鮮のミサイル発射に関し)北朝鮮の、平壌宣言を全く破棄する違反行為
に対して、何らかの制裁措置を効力あるものにするためには、国際的な協力が不
可欠であります。とりわけ韓国、中国、ロシアといった国々との協力関係が、何
より必要であります。今回の北朝鮮のミサイル発射事件を踏まえて、私どもとし
て、日常的な日本外交の脆弱性が露呈したのではないかと感じております。

 なぜそのようなことを申し上げるかと言えば、ご案内の通り、例えば国連の安
保理において決議案を採択しようということに努力をしても、米英は決議案をつ
くることには賛成ですが、むしろ近隣の国々がきわめて慎重な姿勢を崩していな
いということがあります。今日までの間、特に小泉外交になってからということ
もありますが、日本とロシア・中国との関係が、きわめて困難な局面に直面して
いるということが、こういった問題に対して、日本との共同歩調を彼らが採るに
至らないという状況を招いてしまっていると、思わざるを得ないのであります。

 私ども小沢訪中団も、この件に関して努力をいたしたわけでありますが、当然
のことながら、今までの小泉外交のこういった脆弱性を一朝にして払拭するとい
うことは不可能であると認識をいたしております。小沢訪中団は、今日の午前中
に武大偉外務次官らと会談をいたしまして、北朝鮮に対して強力に働きかけをし
てもらいたいと、こういった行為に関して早く止めるようにと、そして六カ国協
議などの場で問題の解決を図るように、強く中国から勧めてもらいたいという働
きかけをいたしたわけであります。

 そのことに関しては武大偉外務次官も、分かりましたということで、近く平壌
を訪れるという話も承っておりますが、必ずしも日本と中国がこの問題に関して
同じスタンスではないという思いでございます。即ち、日常的な外交努力の積み
重ねが大事なのだということを痛感するわけでございます。


『民主党として、曖昧でなく分かりやすい明確な政策を打ち出す』

(6月30日 小沢一郎代表 大阪市内での集会挨拶より要旨)

 小泉政治の5年間を振り返ってみますと、いったい国民のために何をしてくれ
たのだろうか、そういう思いに駆られるのは私一人ではないと思います。そして、
小泉改革の成果だとうたい上げた諸々のことが、今、色々な不祥事として現れて
きています。

 ホリエモンの事件に始まって、村上ファンドの問題、そしてその関連の中に、
まさに日本の金融の総元締めである日銀総裁が、そこに関与をしていたという事
実。私は、今日の日本社会に本当に警鐘を鳴らし続けてきましたが、個別の色々
な問題以上に、日本人の心の中から、モラル、倫理観、道義観というものが全く
無くなってしまっているのではないだろうか。それは、ただ単に多数の中の不心
得者というのではなくて、本当に日本の社会の中枢の仕事を担っている人、責任
を担っている人にまで、これが及んでいる。そして小泉政治というのは、市場原
理、自由競争の名の下に、自分の目先の利益さえ獲得できるなら、何をやっても
いいという雰囲気を助長したのではないか。私は、そういう意味で、小泉政治の
最大の罪悪は、その点にあると思っているわけであります。

 今、この5年間やこの間の総選挙を振り返って、忸怩たる思いを持っている人
が、多数おられるのではないでしょうか。勝ち組と負け組、格差は日本社会の中
でどんどん大きくなっております。そういう意味で、私ども民主党の責任という
のは大きい。本来ならば、あんなふざけた政治に国民の支持が向かうはずはない
のです。国民の皆さんは現状の政治にみんな不満を持っているし、自民党に投票
しに行く人でも、不満を持ち、自らの将来の生活に不安を持っているはずであり
ます。何とかして貰いたい、政治に非常に期待していると思うのです。

 逆説的な言い方をしますけれども、この国民の皆さんの期待が、あのパフォー
マンスの下で、小泉人気・支持になって現れているのだろうと思います。なぜ国
民の皆さんが、そういった過ちを犯してしまうのか。その最大の原因は、私はや
はり人のことを責めるよりも、われわれ民主党が、本当にそういった国民の期待
に応え切れていないということが、最大の原因だと思います。

 そういう意味において今後、みんなと一緒になって、私が口癖のように言って
おりますのは、一つは、分かりやすい明確な政策を打ち出すこと。どうしても曖
昧さが、まだまだ色々な面で残っている。自民党も曖昧なのだから、多少はしょ
うがないじゃないかという理屈は通用しない。同じように曖昧だったら今まで慣
れ親しんできた自民党に入れるに決まっている。自民党が、曖昧でいい加減で、
難しいことは先送りしている。しかし、民主党はそこをきちんと国民の皆さんに
打ち出していく。私はそういうことで、これから国民の皆さんの大きな期待を集
めることができるのではないかと思います。


■トピックス

 小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長らは3日から中国を訪問し、
胡錦涛国家主席との会談に臨みました。この中では、日中関係の重要性について
共通認識をもつことを確認し、中国共産党との間の交流を更に深めていくことで
も一致しました。

 5日未明からの北朝鮮によるミサイル発射については、国際社会の平和と安全
を脅かす許し難い暴挙であり、到底許すわけにはいきません。民主党は、北朝鮮
ミサイル発射問題対策本部を設置して対応を協議する一方、訪中している小沢代
表らが中国の外交当局者らと会談し、北朝鮮は現在の行動を直ちに止め、協議の
場に無条件で復帰すべきであるなどの考えを、北朝鮮に伝えるよう要請するとと
もに、情勢の安定化へ、中国側の一層の努力も求めているところです。


<小沢代表・菅代表代行・鳩山幹事長訪中関連>

小沢代表、武外務次官と会談 党の主張を伝達し働きかけを要請(7/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060706_06ozawa.html

ミサイル発射は許容できない 小沢代表、中連部の李局長と会談(7/5)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060705_03ozawa.html

日中関係の重要性について共通認識 小沢代表、胡主席と会談(7/4)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060704_07ozawa.html

小沢代表ら王家瑞中連部長を表敬、懇談し、日中関係重要性を確認(7/3)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060703_04ozawa.html


<北朝鮮ミサイル発射問題関連>

衆院安保委 長島NC大臣、北朝鮮ミサイル問題の政府対応質す(7/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060706_05nagashima.html

北朝鮮ミサイル発射問題対策本部、合同会議でヒアリング実施(7/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060706_04missile.html

参院外交防衛委員会、北朝鮮ミサイル発射問題で理事会を開催(7/5)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060705_07shimba.html

北朝鮮ミサイル発射問題対策本部第1回会合開かれ、対応を討議(7/5)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060705_06missile.html

北朝鮮ミサイル発射問題対策本部の設置について(7/5)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060705_05missile.html

北朝鮮ミサイル発射問題を緊急議題に、外務防衛部門会議を開催(7/5)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060705_03gaimu.html


<党幹部らの講演・記者会見など>

ミサイル対応で日本外交の脆弱性露呈 鳩山幹事長、会見で指摘(7/6)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060706_07hatoyama.html

渡部国対委員長、札幌で講演 政権交代実現へ改めて決意示す(7/4)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060704_06watanabe.html

菅代表代行、農山村地域の再生が日本の再生につながると力説(7/2)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060702_04kan.html

菅代表代行、長野市内で記者会見 長野県連の役割に期待感示す(7/2)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060702_03kan.html

安心して子どもを産み育てることのできる社会の実現を 菅代行(7/2)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060702_02kan.html

小沢代表、明確な政策打ち出し、日常活動で訴える重要性を強調(6/30)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060630_04ozawa.html

鳩山幹事長、共生の理念と政権交代へ思い込めた新ポスター発表(6/30)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060630_03hatoyama.html


<党の動きなど>

民主党観光政策推進調査会が千葉県香取市(旧佐原市)を視察(7/4)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060704_04kankou.html

民主党農林漁業再生本部が利尻島・猿払村を視察し意見交換(7/4)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060704_03nourin.html

篠原農林水産団体局長、石川県連政治セミナーで党の考え訴える(7/1)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060701_02shinohara.html


<海外の皆さんとの会談など>

羽田最高顧問ら、ドミニカ共和国のフェルナンデス大統領と会談(7/4)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060704_05hata.html

羽田最高顧問らスペイン対日友好議員連盟議員団と意見交換(7/4)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060704_03hata.html

インド国会議員団と意見交換し、親善・経済交流の重要性を再確認(7/3)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060703_03kokusai.html


<ビデオ>

 鳩山由紀夫幹事長 記者会見(7/6)
      300k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060706hatoyama_v300.asx
      56k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060706hatoyama_v56.asx

 鳩山由紀夫幹事長 記者会見(6/30)
      300k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060630hatoyama_v300.asx
      56k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060630hatoyama_v56.asx


■談話・声明

北朝鮮のミサイル発射に断固抗議する(談話)
http://www.dpj.or.jp/news/200607/20060705_04danwa.html

日米首脳会談について(談話)
http://www.dpj.or.jp/news/200606/20060630_05danwa.html


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