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民主党メールマガジン
DP-MAIL 第271号 2006年9月14日
編集・発行/民主党広報戦略本部

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■目次

【トピックス】党代表選挙 小沢一郎代表無投票再選へ
       政権交代への強い意志を改めて示す 
【党幹部会見】臨時国会での与野党論戦への全力姿勢強調 鳩山幹事長


■トピックス

小沢一郎代表無投票再選へ 政権交代への強い意志を改めて示す 

 党中央代表選挙管理委員会は12日、小沢一郎代表の任期切れに伴う代表選
挙を告示し、立候補届け出の受け付けを午後2時から3時までの間、党本部で
行いました。

 11日に出馬を正式表明していた小沢代表の陣営は午後2時すぎに到着。松
本龍委員長に届出書類を手渡して審査を受け、届出が完了しました。それ以外
に立候補の届け出はなく、25日の臨時党大会での承認を経て、小沢代表が正
式に再選される見通しです。任期は2008年9月末までの2年間。

 届け出に先立ち小沢代表は11日午後、記者会見し、代表選出馬の正式表明
とあわせて、自民党に代わる政権を樹立した際の基本理念・基本政策を発表し
ました。記者会見での発言要旨は下記の通りです。また、再選決定後の12日
の会見での小沢代表の発言も合わせてご紹介します。

<出馬表明の際の発言  9月11日>
 4月の代表就任以来、4〜5カ月でありますが、今月で任期がくるわけで、
明日は代表選挙の告示ということです。今までの数カ月を振り返り、自分自身
の胸にもう一度問い直しました。その結果、この度の代表選挙にみなさんのお
力添えをいただいて出馬しようという決意を致しました。

 代表としての使命、責任、そして目標はなんとしても民主党が政権を担うこ
と、すなわち政権交代です。それが日本にとって、また国民のみなさんにとっ
てあらゆる面で必要なことであり、大きな効果をもたらすと考えております。

 当面、10月の衆議院補欠選挙もありますが、今年から来年は地方選挙の年
でもあります。その地方選をみんなで力を合わせて頑張って勝ち抜いて、その
勢いと力をもって、来年の参議院選挙でなんとしても野党で過半数を獲得する、
逆からいえば自公の過半数割れに追い込む。もし私が代表として選任されるこ
とになれば、そのことを最大の目標にして、全力でそれに向かって頑張ってい
きたいと考えております。

 いずれにしろ、この数カ月の間、菅直人代行、鳩山由紀夫幹事長をはじめと
して、民主党の仲間のみなさんにお力添えをいただきまして、何とかここまで
やってこれました。今後も、代表として選出されましたならば、今申し上げま
した目標に向かって、従来どおり、またそれ以上にみなさんのお力添えをいた
だいて、みんなで一致協力して大いなる目的を達成できるように頑張っていき
たいと思っております。いずれにしましても、明日告示ということですので、
みなさんの協力を得て臨みたいと思っているところであります。

<再選決定後の発言  9月12日>
 本日、代表選の告示にあたりまして、党内の多くのみなさんのご推薦のもと
に、立候補届けを提出させていただきました。結果として、私以外に立候補の
届出がなかったということで、選挙で言えば事実上の当選を果たさせていただ
いたわけです。しかし、その正式決定は25日の党大会でなされるものですの
で、それまでは従来の任期の延長線上で代表の職務を今まで通り行って参りた
いと思っております。
 
 昨日、立候補の決意表明の際にも申し上げました通り、今後の目標はなんと
いっても地方選挙を経て、来年の参議院の通常選挙で国民の皆さんのご理解と
ご指示を得て、過半数を野党サイドで獲得すること。その大きな目標に向かっ
て、全力で頑張って参りたいと考えております。

 25日の党大会で次の代表として選任された際にご挨拶する機会があろうか
とは思いますが、本日は一応、代表選挙が事実上終わりましたので、みなさま
にご挨拶申し上げました。いずれにいたしましても今後また引き続いて、新た
な2年間の任期を務めさせていただくことになりますので、ご理解とご指導を
よろしくお願いします。

(記者の質問への答え)
質問1:26日から臨時国会が始まるが、次の総理大臣は安倍官房長官が優勢
と言われているが、臨時国会では安倍官房長官とどのように論戦を交わして行
く考えか?
小沢代表:20日の自民党総裁選で新しい総裁が決定したうえで、その人のい
ろいろな政治姿勢や話などを仔細に吟味して論戦を挑むということだろうと思
います。しかし、安倍氏が優勢だと報じられていますが、まだ選挙もされてい
ない段階で、私から申し上げるのは妥当ではないと思いますので、いずれ時が
来たら申し上げます。

質問2:4月の代表就任から菅代表代行、鳩山幹事長と二人三脚でやってきた
が、今後の人事にはどのような方針で臨まれるのか、体制は維持されるのか?
小沢代表:具体的なポストについては25日に私自身が党大会で正式に選ばれ
た後にしかお話しすることはできません。ただ、基本的な考え方と致しまして
は、菅代行、鳩山幹事長にこの5カ月間も大変お力添えをいただいて頑張って
参りましたし、そのほかの仲間のみなさんにも党内一致協力して頑張っていこ
うというなかでご支援をいただいて参りました。こういった挙党一致体制、党
内みんなで力を合わせて国民のみなさんの理解を得て行くという体制を是非と
も作って参りたいと考えております。

質問3:立候補届出が小沢代表しかおらず、選挙にならなかったことの所感は?
小沢代表:今回、こういう結果になりましたのは、ひとつは私が前原代表の暫
定期間で5カ月しか経っていないということもあると思います。それに加えて、
補選、知事選はじめ地方選挙、そして来年夏の参議院選挙を控えていますので、
そういう意味で、ここは党内の一致協力の体制をとっていくことが国民のみな
さんの期待に応えることであろうと党内のみなさんが判断なさった結果であろ
うと思っております。

質問4:参議院選挙が最重要課題になってくると思うが、どう取り組むのか?
小沢代表:参議院選挙は今までと同様、全力で取り組んで参りたいと思ってお
ります。今まではまず、1人区を中心にやって参りました。もちろんこれから
も1人区の候補者を速やかに決定することに全力を注ぎますが、さらに、3人
区以上のところでも複数候補者の擁立を都道府県連のみなさんと相談のうえ、
できるだけ速やかに決めていきたいと思っています。2人区については、2人
を立てて2人を当選させるというところまで党の力が至っておりませんので、
基本的には1議席を確実にとるということで進めたいと思っております。まだ、
3人区以上のところや1人区で残っているところもありますので、とにかくで
きるだけ早く決定して実際的な政治活動に入っていけるようにしたいと思って
います。

<関連記事>
民主党代表選挙立候補受付締め切る 小沢一郎代表再選へ(9/12)
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=8968

小沢代表、代表選立候補受付の結果を受けて、記者会見行う(9/12)
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=8969 


<党幹部らの記者会見・活動など>

臨時国会での与野党論戦 新体制下でしっかり行う 会見で幹事長(9/8)
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=8963


<党の動き>

党厚生労働関連会議開き、厚生労働省からヒアリング(9/13)
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=8970


<ビデオ>

 小沢一郎代表 記者会見(9/12)
      300k
     http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060912ozawa_v300.asx
     56k
     http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060912ozawa_v56.asx

 鳩山由紀夫幹事長 記者会見(9/8)
      300k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060908hatoyama_v300.asx
     56k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20060908hatoyama_v56.asx


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